3日目 ショッピングと鏡の悪魔
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ドッ!
「!」
音を立てて、悪魔の腕が何かに貫かれる。よく見ると、それは地から突き出た氷柱だった。驚きに目を見開くダンテの耳に、低く静かな声が届く。
「…ダンテさんを食べられなかったから、ダンテさんより弱い私を狙ったってわけね。あの時、油断してたことは確かだから、そこについては何も言わないわ。ただね…」
一呼吸置き、リアラの声がさらに低くなる。
「…他の世界の人間まで巻き込むな。私を狙うならまだしも、ダンテやディーヴァちゃんまで喰らおうっていうのなら、黙ってはいない」
口調は静かながらも、リアラから発せられる魔力は彼女の怒りに合わせて強まっていた。冷気を纏う魔力が、周りの温度を急激に下げていく。
「リアラお姉、ちゃん…?」
いつもの穏やかな雰囲気とは違う雰囲気を纏うリアラに、ディーヴァは驚く。落ち着かせるようにディーヴァを抱きしめながら、ダンテは思う。
(アイツ、かなり怒ってるな…)
魔力の鋭さからわかる、彼女は本気で怒っている。だが、それはさっきの言葉からもわかるように、自分達にまで危害を加えようとしているから怒っているわけで。裏を返せば、それは人間(ひと)を守ろうとしているからに他ならない。人は苦手だと言いつつ、彼女は人間を守ろうとしているのだ。
(…味方で、よかったな)
心の底から、ダンテはそう思った。
一方、腕を突き刺された悪魔はリアラの方を振り返る。
「!」
音を立てて、悪魔の腕が何かに貫かれる。よく見ると、それは地から突き出た氷柱だった。驚きに目を見開くダンテの耳に、低く静かな声が届く。
「…ダンテさんを食べられなかったから、ダンテさんより弱い私を狙ったってわけね。あの時、油断してたことは確かだから、そこについては何も言わないわ。ただね…」
一呼吸置き、リアラの声がさらに低くなる。
「…他の世界の人間まで巻き込むな。私を狙うならまだしも、ダンテやディーヴァちゃんまで喰らおうっていうのなら、黙ってはいない」
口調は静かながらも、リアラから発せられる魔力は彼女の怒りに合わせて強まっていた。冷気を纏う魔力が、周りの温度を急激に下げていく。
「リアラお姉、ちゃん…?」
いつもの穏やかな雰囲気とは違う雰囲気を纏うリアラに、ディーヴァは驚く。落ち着かせるようにディーヴァを抱きしめながら、ダンテは思う。
(アイツ、かなり怒ってるな…)
魔力の鋭さからわかる、彼女は本気で怒っている。だが、それはさっきの言葉からもわかるように、自分達にまで危害を加えようとしているから怒っているわけで。裏を返せば、それは人間(ひと)を守ろうとしているからに他ならない。人は苦手だと言いつつ、彼女は人間を守ろうとしているのだ。
(…味方で、よかったな)
心の底から、ダンテはそう思った。
一方、腕を突き刺された悪魔はリアラの方を振り返る。
