3日目 ショッピングと鏡の悪魔
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『やっと見つけたわ、氷の半魔…。赤の半魔も一緒とは好都合ね』
「ダンテのことを知ってるの?あなた、一体…」
そこまで言って、女の気配にリアラは眉を寄せる。
「この気配…まさか、前の依頼でダンテさんが逃げられたって言ってた悪魔…?」
『あら、気配でわかるなんて…それなりの力はあるのね』
「前の依頼で…?リアラ、どういうことだ?」
問うダンテに、リアラは女―悪魔に注意を払いながら、静かに説明し始めた。
「1ヶ月くらい前のことなんだけど…」
この世界に来る前、元の世界で依頼をこなしながらダンテの事務所で暮らしていたリアラは、1ヶ月前にダンテと共にある依頼へ向かった。
それは屋敷に住み着く悪魔を退治してほしいというものだった。屋敷は住む人もなく廃墟となっており、そこへ面白半分に肝試しに行く人達が行方知れずになっているのだという。
さっそく依頼場所に向かった二人は、屋敷に住む悪魔の多さに原因を見つけるのに時間がかかると思い、二手に分かれて屋敷の中を回った。あの時はダンテが原因の悪魔を見つけたのだが…。
「あともう少しっていうところで、その悪魔は鏡に逃げ込んで鏡ごと姿を消したって言ってたわ。まさか、その悪魔がこっちに来てるなんて…」
『私の持つ鏡は特別製なの。魔界で造られた物ですもの』
ニッコリと笑いながら言った悪魔は、それにしても、と続ける。
「ダンテのことを知ってるの?あなた、一体…」
そこまで言って、女の気配にリアラは眉を寄せる。
「この気配…まさか、前の依頼でダンテさんが逃げられたって言ってた悪魔…?」
『あら、気配でわかるなんて…それなりの力はあるのね』
「前の依頼で…?リアラ、どういうことだ?」
問うダンテに、リアラは女―悪魔に注意を払いながら、静かに説明し始めた。
「1ヶ月くらい前のことなんだけど…」
この世界に来る前、元の世界で依頼をこなしながらダンテの事務所で暮らしていたリアラは、1ヶ月前にダンテと共にある依頼へ向かった。
それは屋敷に住み着く悪魔を退治してほしいというものだった。屋敷は住む人もなく廃墟となっており、そこへ面白半分に肝試しに行く人達が行方知れずになっているのだという。
さっそく依頼場所に向かった二人は、屋敷に住む悪魔の多さに原因を見つけるのに時間がかかると思い、二手に分かれて屋敷の中を回った。あの時はダンテが原因の悪魔を見つけたのだが…。
「あともう少しっていうところで、その悪魔は鏡に逃げ込んで鏡ごと姿を消したって言ってたわ。まさか、その悪魔がこっちに来てるなんて…」
『私の持つ鏡は特別製なの。魔界で造られた物ですもの』
ニッコリと笑いながら言った悪魔は、それにしても、と続ける。