6日目 サヨナラは言わない
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気分の戻ったディーヴァは、リアラの髪の毛の長さがほんのちょっぴり変わっているのに気がついた。
特徴的なサイドの房はそのままに、左側の後ろ髪が途中から少し減ってアシンメトリーになってしまっている。
「リアラお姉ちゃん、それどうしたの」
「え…?」
「後ろの髪の毛が少し短くなっちゃってるよ。ねえ、ダンテ?」
リアラからは見えない位置だからか、ディーヴァは若にも聞いてみた。
「え?ああっ!…んー、そうだな!」
アハハ!と笑う若。
一瞬だったが若がゲッ!ヤバイ!という顔をしたのをディーヴァは見逃さなかった。
「なにかしたのね、ダンテ…。リアラお姉ちゃんに何をしたのかな~?」
詰め寄られた若の手から、はらはらと何か落ちた。
日に透けて透明にも見えるそれこそ、リアラのアイスブルーの髪の毛だった。
「「「………」」」
「…どういうこと?ダンテ…?」
「乗ってる時にむんずと掴んだらむしってしまいました。……てへぺろっ!」
冷や汗をかきながらも、茶目っ気たっぷりに言いきる。
若も髭ほどではないが力強い。
おおかた吹っ飛ばされそうになった時に掴んだら、力加減がわからなくてむしってしまったのだろう。
そういえば途中でなんだか毛を強く引っ張られたような感覚があったような気がする。
…気分が高揚していたのであまり覚えてはいないが。
「ダンテのばかちん!なんてことするの!髪は女の命なんだからね!!」
「ひでぶっ!」
ディーヴァ渾身の右ストレートが若の頬に炸裂。
若からしたら威力はないだろうが、殴られたという事実が若を驚愕に絶句させた。
「おおお落ち着いてディーヴァちゃん!」
未だ手をあげようとするディーヴァをなだめるのに、リアラはそれからたっぷり30分は費やした。
特徴的なサイドの房はそのままに、左側の後ろ髪が途中から少し減ってアシンメトリーになってしまっている。
「リアラお姉ちゃん、それどうしたの」
「え…?」
「後ろの髪の毛が少し短くなっちゃってるよ。ねえ、ダンテ?」
リアラからは見えない位置だからか、ディーヴァは若にも聞いてみた。
「え?ああっ!…んー、そうだな!」
アハハ!と笑う若。
一瞬だったが若がゲッ!ヤバイ!という顔をしたのをディーヴァは見逃さなかった。
「なにかしたのね、ダンテ…。リアラお姉ちゃんに何をしたのかな~?」
詰め寄られた若の手から、はらはらと何か落ちた。
日に透けて透明にも見えるそれこそ、リアラのアイスブルーの髪の毛だった。
「「「………」」」
「…どういうこと?ダンテ…?」
「乗ってる時にむんずと掴んだらむしってしまいました。……てへぺろっ!」
冷や汗をかきながらも、茶目っ気たっぷりに言いきる。
若も髭ほどではないが力強い。
おおかた吹っ飛ばされそうになった時に掴んだら、力加減がわからなくてむしってしまったのだろう。
そういえば途中でなんだか毛を強く引っ張られたような感覚があったような気がする。
…気分が高揚していたのであまり覚えてはいないが。
「ダンテのばかちん!なんてことするの!髪は女の命なんだからね!!」
「ひでぶっ!」
ディーヴァ渾身の右ストレートが若の頬に炸裂。
若からしたら威力はないだろうが、殴られたという事実が若を驚愕に絶句させた。
「おおお落ち着いてディーヴァちゃん!」
未だ手をあげようとするディーヴァをなだめるのに、リアラはそれからたっぷり30分は費やした。