6日目 サヨナラは言わない
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ある程度高度の高い場所を足で駆け抜け、ビルからビルへと飛ぶとヒュウヒュウと風が耳元を吹いていく。
髪やスカートの端をさらっていく風に身をまかせながら、3人は空の遊覧飛行と洒落込んでいた。
(どこまで行けばいいかしら?)
「スラム街ならこの時間、あまり人はいないはずだ。それに人が空を飛ぼうが、でかい狼がいようが気にしない奴らがほとんどだぜ。たいていドラッグやってるから幻だと思い込むんだろうな」
「そうなの?スラム街って怖いねぇ」
ぶるりと身震いして改めてスラム街とはとんでもないところだと思うディーヴァ。
若はそんなディーヴァをポンポンと軽くはたいて励まし、空へと目を向かせた。
「大丈夫だ。ディーヴァにはオレもリアラもついてるし、下にはおりないからな」
(ええ、そうね。じゃあ、行くわよ)
若とディーヴァの住むスラム街と町の境界線から奥へと進み、スラム街の中に進む。
スラム街とは言え、輝く太陽の光は様々な場所に降り注いでいた。
リアラが纏う氷の粒子が、太陽光に反射して七色に輝く。
とても不思議で幻想的できれいだった。
まるでプリズムクリスタル…。
「わぁ…とっても綺麗……」
(喜んでもらえて良かったわ)
若もリアラも小さく笑みをこぼした。
髪やスカートの端をさらっていく風に身をまかせながら、3人は空の遊覧飛行と洒落込んでいた。
(どこまで行けばいいかしら?)
「スラム街ならこの時間、あまり人はいないはずだ。それに人が空を飛ぼうが、でかい狼がいようが気にしない奴らがほとんどだぜ。たいていドラッグやってるから幻だと思い込むんだろうな」
「そうなの?スラム街って怖いねぇ」
ぶるりと身震いして改めてスラム街とはとんでもないところだと思うディーヴァ。
若はそんなディーヴァをポンポンと軽くはたいて励まし、空へと目を向かせた。
「大丈夫だ。ディーヴァにはオレもリアラもついてるし、下にはおりないからな」
(ええ、そうね。じゃあ、行くわよ)
若とディーヴァの住むスラム街と町の境界線から奥へと進み、スラム街の中に進む。
スラム街とは言え、輝く太陽の光は様々な場所に降り注いでいた。
リアラが纏う氷の粒子が、太陽光に反射して七色に輝く。
とても不思議で幻想的できれいだった。
まるでプリズムクリスタル…。
「わぁ…とっても綺麗……」
(喜んでもらえて良かったわ)
若もリアラも小さく笑みをこぼした。