6日目 サヨナラは言わない
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初めて見た時はとても怖かった。
二度目に目にした時は最初ほどの恐怖はなく、ただただ熱のあるリアラが気になってしかたなかった。
だが、悪魔としての脅威もなく、味方だとわかりきっている今はどうだろう。
とても心強く美しく、かっこよくて見惚れてしまう存在にしか感じなかった。
記したように、かっこいいという気持ちもあるが、犬科の動物としてディーヴァが思う気持ちもある。
そう、愛でたい、かわいがりたいという感情。
「やーん!かわいいー!!」
(ディーヴァちゃん……)
ディーヴァは魔狼と化したリアラの首に腕をまわし、頬ずりをしてぎゅうぎゅうとしがみついた。
胸が顔に押し付けられているのを見て、若は指を咥えて羨ましがった。
「いいなあ、羨ましい…」
「その姿も何だか久しぶりに見るな」
若から見たら交ざりたい光景だが、髭から見ればほほえましい光景しか感じられないのだろう。
髭はリアラに近づいて、少し低い位置に変わったその頭を撫でた。
嬉しそうに目を細め尾を振るリアラは、確かに大きな犬にしか見えなかった。
二度目に目にした時は最初ほどの恐怖はなく、ただただ熱のあるリアラが気になってしかたなかった。
だが、悪魔としての脅威もなく、味方だとわかりきっている今はどうだろう。
とても心強く美しく、かっこよくて見惚れてしまう存在にしか感じなかった。
記したように、かっこいいという気持ちもあるが、犬科の動物としてディーヴァが思う気持ちもある。
そう、愛でたい、かわいがりたいという感情。
「やーん!かわいいー!!」
(ディーヴァちゃん……)
ディーヴァは魔狼と化したリアラの首に腕をまわし、頬ずりをしてぎゅうぎゅうとしがみついた。
胸が顔に押し付けられているのを見て、若は指を咥えて羨ましがった。
「いいなあ、羨ましい…」
「その姿も何だか久しぶりに見るな」
若から見たら交ざりたい光景だが、髭から見ればほほえましい光景しか感じられないのだろう。
髭はリアラに近づいて、少し低い位置に変わったその頭を撫でた。
嬉しそうに目を細め尾を振るリアラは、確かに大きな犬にしか見えなかった。