5日目 月の騎士と重なる旋律
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「…その手を離しな、じゃねえと怪我するぜ?」
「『っ!!?』」
突然聞こえた声に、二人は声のした方を振り返る。
二人の視線の先には、空中に浮いた銀縁の鏡。鏡の表面が大きく波打ち、そこから腕が現れたかと思うと、次の瞬間には赤い影が空中を駆けた。
「…っ!」
身の危険を感じ、男はその場から飛び退く。次の瞬間には空気を切り裂く音が響き、リアラの喉を貫いていた棘が切り離されていた。
倒れそうになるリアラの身体を、温かな何かが支え、抱え上げる。ぼんやりとした視界に映る影が、口を開いた。
「リアラ」
「ダン、テ、さん…?」
聞き慣れた、けれど久しく近くで聞いていなかった声。背中に感じる、優しい温かさ。
わかった途端、リアラの目から涙が溢れ出す。
「…っ、ダンテ、さ…!」
「ああ、無理にしゃべるな、まだ喉が治ってないだろ。…待たせて悪かったな」
頬に伝う涙を親指で拭ってやると、ダンテはリアラの額にキスをする。
「…っ!」
「すぐ終わるから、ちょっと待っててくれ」
そう言って捕まっているディーヴァに視線を移したダンテは、少しの間を開けて呟いた。
「『っ!!?』」
突然聞こえた声に、二人は声のした方を振り返る。
二人の視線の先には、空中に浮いた銀縁の鏡。鏡の表面が大きく波打ち、そこから腕が現れたかと思うと、次の瞬間には赤い影が空中を駆けた。
「…っ!」
身の危険を感じ、男はその場から飛び退く。次の瞬間には空気を切り裂く音が響き、リアラの喉を貫いていた棘が切り離されていた。
倒れそうになるリアラの身体を、温かな何かが支え、抱え上げる。ぼんやりとした視界に映る影が、口を開いた。
「リアラ」
「ダン、テ、さん…?」
聞き慣れた、けれど久しく近くで聞いていなかった声。背中に感じる、優しい温かさ。
わかった途端、リアラの目から涙が溢れ出す。
「…っ、ダンテ、さ…!」
「ああ、無理にしゃべるな、まだ喉が治ってないだろ。…待たせて悪かったな」
頬に伝う涙を親指で拭ってやると、ダンテはリアラの額にキスをする。
「…っ!」
「すぐ終わるから、ちょっと待っててくれ」
そう言って捕まっているディーヴァに視線を移したダンテは、少しの間を開けて呟いた。
