4日目 誘惑とキス
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
チーン!
その時、キッチンの方からオーブンレンジの止まる音が聞こえて来た。
「あ、焼けたみたい」
「何を作ったんだ?」
「ん、なんか甘くて香ばしい匂いがするね…」
「ふふ、ちょっと取って来るね」
るんるん気分で、立ち上がりキッチンへとそのブツを取りに行くディーヴァ。
そして戻ってきたディーヴァが運んできたものは…。
「2人にはストロベリーサンデー、あたしにはアップルパイ!」
ほかほかと湯気が立ち上り、ぷっくりふくれた狐色のアップルパイがテーブルに置かれた。
うーん、おいしそうな香りが部屋いっぱいに漂う!
「いただきまーす!…うん、おぃひぃ!」
サクサクッ!
添えられたバニラアイスとサクサクのパイ生地…絶対美味しい。
ストロベリーサンデーも美味しいが、焼きたてのアップルパイ…食い意地が張っているわけではないのに、そちらも食べてみたくなる。
隣の花は赤い、とはこのことか。
「それも美味しそうだね」
「半分あげる」
「え、いいの?」
「もちろん」
ナイフで豪快に半分にぶった切ったアップルパイを、ディーヴァはリアラ側に寄せる。
リアラは嬉しそうに笑って礼を述べ、ストロベリーサンデーと共に食べ始めた。
そして、文句がありそうなのも…やはりダンテである。
「ずりぃ!オレにも!!」
「だーめ、あたしのぶんなくなるじゃん。ダンテの分はないでーす」
「ケチだなお前…」
「いつもあげてるんだからいいでしょ」
ディーヴァのアップルパイを奪おうと手を伸ばすダンテ。
ダンテに取られないようにと皿を遠くに片すディーヴァ。
その様子を見てリアラは楽しそうにクスクス笑う。
こうしてストロベリーサンデーは、最後のひと匙まで冷え冷えで美味しく食べられたのだった。
その時、キッチンの方からオーブンレンジの止まる音が聞こえて来た。
「あ、焼けたみたい」
「何を作ったんだ?」
「ん、なんか甘くて香ばしい匂いがするね…」
「ふふ、ちょっと取って来るね」
るんるん気分で、立ち上がりキッチンへとそのブツを取りに行くディーヴァ。
そして戻ってきたディーヴァが運んできたものは…。
「2人にはストロベリーサンデー、あたしにはアップルパイ!」
ほかほかと湯気が立ち上り、ぷっくりふくれた狐色のアップルパイがテーブルに置かれた。
うーん、おいしそうな香りが部屋いっぱいに漂う!
「いただきまーす!…うん、おぃひぃ!」
サクサクッ!
添えられたバニラアイスとサクサクのパイ生地…絶対美味しい。
ストロベリーサンデーも美味しいが、焼きたてのアップルパイ…食い意地が張っているわけではないのに、そちらも食べてみたくなる。
隣の花は赤い、とはこのことか。
「それも美味しそうだね」
「半分あげる」
「え、いいの?」
「もちろん」
ナイフで豪快に半分にぶった切ったアップルパイを、ディーヴァはリアラ側に寄せる。
リアラは嬉しそうに笑って礼を述べ、ストロベリーサンデーと共に食べ始めた。
そして、文句がありそうなのも…やはりダンテである。
「ずりぃ!オレにも!!」
「だーめ、あたしのぶんなくなるじゃん。ダンテの分はないでーす」
「ケチだなお前…」
「いつもあげてるんだからいいでしょ」
ディーヴァのアップルパイを奪おうと手を伸ばすダンテ。
ダンテに取られないようにと皿を遠くに片すディーヴァ。
その様子を見てリアラは楽しそうにクスクス笑う。
こうしてストロベリーサンデーは、最後のひと匙まで冷え冷えで美味しく食べられたのだった。