4日目 誘惑とキス
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あ、ダンテ!見て見て!!すごい!すごいの!!」
興奮さめやらぬ様子でディーヴァがリアラとダンテの周りを行ったり来たりする。
ダンテは苦笑と共に、その肩に手をおいて動きを止めさせた。
「まあまあ落ち着けディーヴァ。で、何がすごいんだ?」
「割れたグラスの代わりにね、私が魔力でこのグラスを作ったの」
手の上に鎮座する氷で出来たそれを、ダンテに見せる。
ダンテは感嘆のため息と共に360度まじまじと眺めた。
「へえ…よく出来てら。すごいなリアラ、魔力のコントロール力抜群じゃねぇか」
魔力のコントロールが少しでもずれればここまで精巧にできない。
ということは、リアラはかなりの魔力センスを持っていることになる。
「そう、なのかな…。確かに同じことをダンテさんにも言われたけど」
「うんうん、すごいよー!あたしも悪魔になったら同じようなこと出来るようになるかな?」
「努力次第で出来ると思う…けど。天使のディーヴァちゃんが悪魔に……?うーん…」
「ディーヴァは今のまま!天使のままがいい!!」
天使から悪魔にジョブチェンジなんて、認めません!
そうダンテの厳しい声が上がったところで、リアラがコホン、と咳払いひとつ。
「ま、まあ…とにかく!溶けないようにしてあるけど、早く使いましょう!」
あまりにも褒め称えられたせいか、恥ずかしくなってきてしまったのだ。
その頬はほんのりと朱に染まっている。
「そうだね!せっかくのホイップクリームが温まっちゃう」
「ああ、ディーヴァのストサンが早く食べたくてしょうがないしな!」
ディーヴァに氷のグラスを渡したリアラは、ホッと一息ついてようやく事務所の方へ向かうのだった。
興奮さめやらぬ様子でディーヴァがリアラとダンテの周りを行ったり来たりする。
ダンテは苦笑と共に、その肩に手をおいて動きを止めさせた。
「まあまあ落ち着けディーヴァ。で、何がすごいんだ?」
「割れたグラスの代わりにね、私が魔力でこのグラスを作ったの」
手の上に鎮座する氷で出来たそれを、ダンテに見せる。
ダンテは感嘆のため息と共に360度まじまじと眺めた。
「へえ…よく出来てら。すごいなリアラ、魔力のコントロール力抜群じゃねぇか」
魔力のコントロールが少しでもずれればここまで精巧にできない。
ということは、リアラはかなりの魔力センスを持っていることになる。
「そう、なのかな…。確かに同じことをダンテさんにも言われたけど」
「うんうん、すごいよー!あたしも悪魔になったら同じようなこと出来るようになるかな?」
「努力次第で出来ると思う…けど。天使のディーヴァちゃんが悪魔に……?うーん…」
「ディーヴァは今のまま!天使のままがいい!!」
天使から悪魔にジョブチェンジなんて、認めません!
そうダンテの厳しい声が上がったところで、リアラがコホン、と咳払いひとつ。
「ま、まあ…とにかく!溶けないようにしてあるけど、早く使いましょう!」
あまりにも褒め称えられたせいか、恥ずかしくなってきてしまったのだ。
その頬はほんのりと朱に染まっている。
「そうだね!せっかくのホイップクリームが温まっちゃう」
「ああ、ディーヴァのストサンが早く食べたくてしょうがないしな!」
ディーヴァに氷のグラスを渡したリアラは、ホッと一息ついてようやく事務所の方へ向かうのだった。