4日目 誘惑とキス
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リアラが目をつぶって手で何かを形作るように集中をし出した。
高まる魔力が氷の粒子となって手の中でキラキラと輝きだす。
少しずつ氷がその形を成していく。
氷の粒子から氷の塊へ、氷の塊から、スレンダーなフォルムで丸みを帯びて上に広がる形へ…。
リアラが目を開けた時には、その手の上に透明なグラスが出現していた。
「はい、出来たよ。氷で出来てるけど、私の魔力で溶けないようになってるからね」
「ほぇぇ~…」
元のグラス同様、無色透明なそれでいて先程から冷気を吐き出し続けているグラスに映るエメラルドは、子供のように輝いている。
「冷た…でも、気持ちいい」
つんつんと触れてみると、確かに氷で出来ているようでとても冷たかった。
しかしその冷たさは凍り付きそうなものではなく、まるで高熱時に額に充てられた氷枕のように心地よいくらいの冷たさである。
その形も、前のグラスと同様…いや、それ以上の出来でありまさに…。
「職人技…っ!!」
そう、職人技といえよう。
ディーヴァは「リアラお姉ちゃん…物作りのお仕事をするのもいいかも!」と、思ったそうな。
「急ごしらえで悪いけど…」
「ううん、十分だよ!こんなこともできちゃうなんてすごいよ!さすがリアラお姉ちゃん!!ありがとう!!」
「ふふ、喜んでもらえて良かった」
「2人ともどうしたよ。やけに楽しそうだな?」
その時、掃除用具を手にしたダンテが戻ってきた。
いつも持っているリベリオンと同じ持ち方で背負るように構えているその姿は、とてもシュールだ。
ぷぷぷ、似合うぞダンテ。
高まる魔力が氷の粒子となって手の中でキラキラと輝きだす。
少しずつ氷がその形を成していく。
氷の粒子から氷の塊へ、氷の塊から、スレンダーなフォルムで丸みを帯びて上に広がる形へ…。
リアラが目を開けた時には、その手の上に透明なグラスが出現していた。
「はい、出来たよ。氷で出来てるけど、私の魔力で溶けないようになってるからね」
「ほぇぇ~…」
元のグラス同様、無色透明なそれでいて先程から冷気を吐き出し続けているグラスに映るエメラルドは、子供のように輝いている。
「冷た…でも、気持ちいい」
つんつんと触れてみると、確かに氷で出来ているようでとても冷たかった。
しかしその冷たさは凍り付きそうなものではなく、まるで高熱時に額に充てられた氷枕のように心地よいくらいの冷たさである。
その形も、前のグラスと同様…いや、それ以上の出来でありまさに…。
「職人技…っ!!」
そう、職人技といえよう。
ディーヴァは「リアラお姉ちゃん…物作りのお仕事をするのもいいかも!」と、思ったそうな。
「急ごしらえで悪いけど…」
「ううん、十分だよ!こんなこともできちゃうなんてすごいよ!さすがリアラお姉ちゃん!!ありがとう!!」
「ふふ、喜んでもらえて良かった」
「2人ともどうしたよ。やけに楽しそうだな?」
その時、掃除用具を手にしたダンテが戻ってきた。
いつも持っているリベリオンと同じ持ち方で背負るように構えているその姿は、とてもシュールだ。
ぷぷぷ、似合うぞダンテ。