1日目 もう1つのセカイ
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「そういえば、リアラっていくつなんだ?」
(23だよ)
「マジ?オレより年上か、全然そうは見えねーな」
(この姿だからだと思うよ。ダンテはいくつ?)
「オレは19」
(私より4つ下かぁ)
「そっちのオレっていくつなんだ?」
(けっこう年上だよ?36歳)
「うわ、おっさんじゃん」
(あはは、まあね)
ダンテの言葉にリアラは苦笑する。
「そっちのオレを知ってるってことは、リアラはそっちのオレと暮らしてるのか?」
(うん、ちょっと訳があって)
「そうか。オレはディーヴァっていう天使の血をひくやつと暮らしてるんだけどさ、かわいいんだぜー、あいつ」
(天使の?天使っているのね…)
「リアラは天使に会ったことがないのか?」
(うん。ダンテは?)
「オレもディーヴァが初めてだ。しかも天使って悪魔に狙われやすくってさ、半魔のオレですらディーヴァが欲しくなる時があるんだよ」
(ダンテでも?)
「ああ、特にこういう満月の日は」
(満月…)
ダンテの言葉に、リアラは空を見上げる。空には、弧を描いた月が浮かんでいる。
(私の世界も満月だったな)
「そうなのか?もしかしたら、それがリアラがここに来たことと関係があるのかもしれないな」
(ええ、そうね)
頷き、二人は事務所を目指して歩みを進めた。
(23だよ)
「マジ?オレより年上か、全然そうは見えねーな」
(この姿だからだと思うよ。ダンテはいくつ?)
「オレは19」
(私より4つ下かぁ)
「そっちのオレっていくつなんだ?」
(けっこう年上だよ?36歳)
「うわ、おっさんじゃん」
(あはは、まあね)
ダンテの言葉にリアラは苦笑する。
「そっちのオレを知ってるってことは、リアラはそっちのオレと暮らしてるのか?」
(うん、ちょっと訳があって)
「そうか。オレはディーヴァっていう天使の血をひくやつと暮らしてるんだけどさ、かわいいんだぜー、あいつ」
(天使の?天使っているのね…)
「リアラは天使に会ったことがないのか?」
(うん。ダンテは?)
「オレもディーヴァが初めてだ。しかも天使って悪魔に狙われやすくってさ、半魔のオレですらディーヴァが欲しくなる時があるんだよ」
(ダンテでも?)
「ああ、特にこういう満月の日は」
(満月…)
ダンテの言葉に、リアラは空を見上げる。空には、弧を描いた月が浮かんでいる。
(私の世界も満月だったな)
「そうなのか?もしかしたら、それがリアラがここに来たことと関係があるのかもしれないな」
(ええ、そうね)
頷き、二人は事務所を目指して歩みを進めた。