魔女と魔獣の日常(小話)
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ディーヴァが切り分けたビクトリアスポンジに舌鼓を打ち、ルティアが2杯目の紅茶に口をつけてティータイムを楽しんでいると。
「あっずりぃ。自分たちだけ先に休憩してんのかよディーヴァ、ルティア」
「ばれちった」
「ばれたって…私達ワルクナーイ。ダンテ達が喧嘩に発展しちゃったせいでしょ」
ディーヴァのパートナーのダンテ、ルティアのパートナーのバージルが書斎に入ってきた。
仲良くないはずだが、2人揃って探しに来たあたりは、仲良しこよしの兄弟に見えなくもない。
現に、菓子をひょいぱくとつまんだダンテに対し、バージルは青筋を浮かべている。
「……貴様ァ、ルティアの菓子を俺より先に食うとはいい度胸だ」
「ディーヴァだって食ってるじゃねーか。ディーヴァがよくてオレがダメっておかしくねぇ?」
「ディーヴァはルティアの大事な茶飲み友達でもある。だが貴様はそのパートナーなだけだろうが。
オマケのクセに出しゃばるなよ……!」
怒気を強めた声色とともに、ゆらぁり、氷の魔力がバージルからまるで蜃気楼のように揺らめく。
その魔力が収束し、凍てつく幻影の剣となってダンテに放たれた。
「dieeeee!!」
「ちょ、ま……ここで殺るなよ!周り考えろ鬼いちゃん!?」
本やら部屋に被害が出るのを危惧して、ダンテは避けなかった。
代わりに真剣白刃取りよろしく受け止めてはポイ捨て受け止めてはポイ捨て、と流れ作業のようにダンテの足元に幻影剣がたまり、そして空気の中溶けるように消えていく。
「マジやめてバージル!オレおこだよ、おこになって燃やすぞゴルァ」
「まーた喧嘩…ダンテもだけどバージルさんも大概沸点ひくぅいよねー」
「うんうん。いつもの事ながら飽きないよねぇ…。いいじゃんお菓子の1つや2つくらい。バージル、少しは弟くんにあげたら?
ディーヴァがお土産に持ってきてくれたお菓子もあるし、ちょっと減ってもプラマイゼロだよ」
むしろプラスになるレベルで毎回毎回ディーヴァの持ってくるお土産は大量だ。
そんなに食べたら太るのでやめてほしいと言ったところで減ることはない。味にハズレはないし嬉しい悲鳴を出すだけだし、もう諦めた。
「ルティアの頼みでもそれは聞けんな」
「ほんっと仲の悪いお2人さんねぇ……せっかく兄弟なのに」
「あ、仲良い時もあるみたいだよ。あたし見たことあるもん」
主に、協力しないとおよそ勝てないであろう、長男魔獣と戦う時とかである。
いやぁ、2代目と呼ばれるあの魔獣様はお強い方でございました。
閑話休題。
「でもさぁ…ダンテはもうちょいバージルさんと仲良しキョーダイしに行ってもいいってあたしは思うよ。どっちかが非協力的なら、どっちかが歩み寄らないとだし」
「「だが断る」」
こういう時だけ仲良しこよし。
発言がハモるのは、腐っても双子ゆえか…。
ディーヴァがため息を吐き出していれば、ルティアが何やらいそいそとスコーンを手にバージルの元へ向かっていた。
「カルシウムや糖分足りてないんじゃない?バージルはこれでも食べて機嫌なおして?
はい、あーん」
「!………いい、自分で食べれ「あーん」…頂こう」
笑顔で口の前に差し出され、恥ずかしさに顔を背ける。
だが、それを見越して背けた側から再び攻められ、結局口をそっと開けておとなしく食べるバージル。
惚れたものの負けとはいうがどちらから惚れたにせよ、バージルはルティアに甘い。
そしてルティアの半分以上は優しさで出来ていると、改めて確信したのである。
「…ったく。ルティア、この暴れ馬の手綱ちゃあんと握っとけよ?」
「手綱ないから無理ぽ」
だがなによりもこの一連の流れを、ダンテに見られるのだけは嫌だった。
胸糞悪い空気を感じそちらを向けば、案の定、にししと笑うヤツと目があった。…幻影剣で目を潰してやりたいと、この時のバージルは思ったそうな。
代わりにすべて言葉で返したが。
「ふん。そっくりそのまま返してやる。ディーヴァ、この暑苦しい猫はお出かけキャリーにでも押し込んで飼え。五月蠅くてかなわん」
「あ、うん……考えとくね。
まずお出かけキャリー入手しないとだけど」
苦笑を漏らすも、ちょっぴり本気でその案を採用しようかな…なぁんて考えるディーヴァと、ケッ!とふてくされるような顔で明後日を向くダンテ。
そして、バージルのとどめの一言。
「ああ、そうだ。去勢手術が必要ならいい猫のの動物病院を紹介してやろう」
バチバチ、雷属性でもないのに、ダンテとバージルの間に火花が散る。
再び兄弟喧嘩が火蓋を切って落とされる。
「はぁぁ?
そんなもん必要ないね!
バージルこそデカいだけでおざなりテクな馬のマグナムは、必要ないんじゃねぇの?去勢をおすすめするぜ」
「ああ゛?
やたら刺々しくどうみても痛いブツで繋がった挙句、オメガバースの如く雌の首に噛みつくレイプ擬きする奴にこそ去勢は必要だろうが!」
「ブァーーーカ!無理やりなんてしないっつの!だいたいさすがのオレも魔獣状態でしねぇ!してみたいけど!」
「たわけ!俺だって魔獣のままはしない!性癖に刺さるがな!!」
ヒートアップしていく会話には下ネタたっぷり。
さすがにルティアが割って入る。
「わーーー!ストップストップ!もうおしまーい!!
ここには年齢的にそういうこと言っても平気な人しかいないけど、今はおてんとさまの時間!真っ昼間!ティータイム!
ついでにここ18-Rの場所じゃないからモロ語禁止!!」
「「ちっ」」
必死のルティアに、ようやく止まる2人の言い合い。でなければもっとえっちぃワードが飛び出していたに違いない。
「……でも2人ともモロ語言ってなくない?」
「そうとわかる表現が出てくるだけですでにアウト!24(通報)案件!タイーホ!」
「さいで」
「あっずりぃ。自分たちだけ先に休憩してんのかよディーヴァ、ルティア」
「ばれちった」
「ばれたって…私達ワルクナーイ。ダンテ達が喧嘩に発展しちゃったせいでしょ」
ディーヴァのパートナーのダンテ、ルティアのパートナーのバージルが書斎に入ってきた。
仲良くないはずだが、2人揃って探しに来たあたりは、仲良しこよしの兄弟に見えなくもない。
現に、菓子をひょいぱくとつまんだダンテに対し、バージルは青筋を浮かべている。
「……貴様ァ、ルティアの菓子を俺より先に食うとはいい度胸だ」
「ディーヴァだって食ってるじゃねーか。ディーヴァがよくてオレがダメっておかしくねぇ?」
「ディーヴァはルティアの大事な茶飲み友達でもある。だが貴様はそのパートナーなだけだろうが。
オマケのクセに出しゃばるなよ……!」
怒気を強めた声色とともに、ゆらぁり、氷の魔力がバージルからまるで蜃気楼のように揺らめく。
その魔力が収束し、凍てつく幻影の剣となってダンテに放たれた。
「dieeeee!!」
「ちょ、ま……ここで殺るなよ!周り考えろ鬼いちゃん!?」
本やら部屋に被害が出るのを危惧して、ダンテは避けなかった。
代わりに真剣白刃取りよろしく受け止めてはポイ捨て受け止めてはポイ捨て、と流れ作業のようにダンテの足元に幻影剣がたまり、そして空気の中溶けるように消えていく。
「マジやめてバージル!オレおこだよ、おこになって燃やすぞゴルァ」
「まーた喧嘩…ダンテもだけどバージルさんも大概沸点ひくぅいよねー」
「うんうん。いつもの事ながら飽きないよねぇ…。いいじゃんお菓子の1つや2つくらい。バージル、少しは弟くんにあげたら?
ディーヴァがお土産に持ってきてくれたお菓子もあるし、ちょっと減ってもプラマイゼロだよ」
むしろプラスになるレベルで毎回毎回ディーヴァの持ってくるお土産は大量だ。
そんなに食べたら太るのでやめてほしいと言ったところで減ることはない。味にハズレはないし嬉しい悲鳴を出すだけだし、もう諦めた。
「ルティアの頼みでもそれは聞けんな」
「ほんっと仲の悪いお2人さんねぇ……せっかく兄弟なのに」
「あ、仲良い時もあるみたいだよ。あたし見たことあるもん」
主に、協力しないとおよそ勝てないであろう、長男魔獣と戦う時とかである。
いやぁ、2代目と呼ばれるあの魔獣様はお強い方でございました。
閑話休題。
「でもさぁ…ダンテはもうちょいバージルさんと仲良しキョーダイしに行ってもいいってあたしは思うよ。どっちかが非協力的なら、どっちかが歩み寄らないとだし」
「「だが断る」」
こういう時だけ仲良しこよし。
発言がハモるのは、腐っても双子ゆえか…。
ディーヴァがため息を吐き出していれば、ルティアが何やらいそいそとスコーンを手にバージルの元へ向かっていた。
「カルシウムや糖分足りてないんじゃない?バージルはこれでも食べて機嫌なおして?
はい、あーん」
「!………いい、自分で食べれ「あーん」…頂こう」
笑顔で口の前に差し出され、恥ずかしさに顔を背ける。
だが、それを見越して背けた側から再び攻められ、結局口をそっと開けておとなしく食べるバージル。
惚れたものの負けとはいうがどちらから惚れたにせよ、バージルはルティアに甘い。
そしてルティアの半分以上は優しさで出来ていると、改めて確信したのである。
「…ったく。ルティア、この暴れ馬の手綱ちゃあんと握っとけよ?」
「手綱ないから無理ぽ」
だがなによりもこの一連の流れを、ダンテに見られるのだけは嫌だった。
胸糞悪い空気を感じそちらを向けば、案の定、にししと笑うヤツと目があった。…幻影剣で目を潰してやりたいと、この時のバージルは思ったそうな。
代わりにすべて言葉で返したが。
「ふん。そっくりそのまま返してやる。ディーヴァ、この暑苦しい猫はお出かけキャリーにでも押し込んで飼え。五月蠅くてかなわん」
「あ、うん……考えとくね。
まずお出かけキャリー入手しないとだけど」
苦笑を漏らすも、ちょっぴり本気でその案を採用しようかな…なぁんて考えるディーヴァと、ケッ!とふてくされるような顔で明後日を向くダンテ。
そして、バージルのとどめの一言。
「ああ、そうだ。去勢手術が必要ならいい猫のの動物病院を紹介してやろう」
バチバチ、雷属性でもないのに、ダンテとバージルの間に火花が散る。
再び兄弟喧嘩が火蓋を切って落とされる。
「はぁぁ?
そんなもん必要ないね!
バージルこそデカいだけでおざなりテクな馬のマグナムは、必要ないんじゃねぇの?去勢をおすすめするぜ」
「ああ゛?
やたら刺々しくどうみても痛いブツで繋がった挙句、オメガバースの如く雌の首に噛みつくレイプ擬きする奴にこそ去勢は必要だろうが!」
「ブァーーーカ!無理やりなんてしないっつの!だいたいさすがのオレも魔獣状態でしねぇ!してみたいけど!」
「たわけ!俺だって魔獣のままはしない!性癖に刺さるがな!!」
ヒートアップしていく会話には下ネタたっぷり。
さすがにルティアが割って入る。
「わーーー!ストップストップ!もうおしまーい!!
ここには年齢的にそういうこと言っても平気な人しかいないけど、今はおてんとさまの時間!真っ昼間!ティータイム!
ついでにここ18-Rの場所じゃないからモロ語禁止!!」
「「ちっ」」
必死のルティアに、ようやく止まる2人の言い合い。でなければもっとえっちぃワードが飛び出していたに違いない。
「……でも2人ともモロ語言ってなくない?」
「そうとわかる表現が出てくるだけですでにアウト!24(通報)案件!タイーホ!」
「さいで」
