御神籤 八枚目
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「なんでテメェまで混じってんだよ!?
ややこしくなるから入ってくるんじゃねぇっての!」
「あらいいじゃない!
それに元々私を倒すって遊びだったのに、何を履違えたか坊や達が私をほっぽり出して勝手に遊び始めちゃったんでしょう?」
「坊や言うな!
コレが終わったら相手してやるから、それまですっこんでろよ!」
「もう…そんなつれない事言わないで頂戴?」
仲裁に入るというより、ダンテとネロの間に割ってそれぞれの致命打を邪魔しに入る魔女は楽しそうに笑いながら、一度得物を大きく振るった。
剣よりもリーチの長い大刀が振るわれた事によって、距離を置く事を強いられた2人は魔女を中心にそれぞれ真反対にと離された。
「さてと…頭は冷えたかしら?」
「冷えたかしら?…じゃねぇよ!
邪魔するなって何度言えば分かんだよ!
あと少しでネロを仕留められるところだったってのに!」
「はぁ!?あれで俺が仕留められると思うとかアンタの頭はほんっとオメデタイんだな!
テメェこそ危なかったのをそいつに助けてもらったくせに!」
「ふざけんな!
こいつに助けられただぁ!?んなわけ…っ!?」
魔女を挟んでまだ止まない罵り合い。
が、それはダンテが言葉を返しかけた途中で止んだ。
いつの間に距離を詰めたのか、ダンテの目の前には魔女の紅い目が、開けられたままの口の前には人差し指が立てられている。
「いい加減やめなさい。
特に貴方、大切な天使ちゃんを放ってるってこと覚えていて?
ここは魔界よ、悪魔がいつ来てもおかしくないような場所であの子を放置するのはどうなるか…言わずとも分かっているでしょう?
あの子を失いかけたのはつい最近のことなのに…一時の苛立ちと怒りでそれさえも忘れてしまうなんて…ねぇ、今あの子がどこにいるか、答えられる?」
「…っ!
ディーヴァ!?」
魔女の言葉にダンテはすぐさまケンカを始める前に彼女が身を隠した岩場の方に声をかける。
が、しかし帰ってくるわけもない。
何故ならお茶に誘われて丘の上にと行ってしまったのだから。
それすらも知らないダンテは落ち着きを失って魔女を睨んだ。
「テメェ、ディーヴァを何処にやった!?」
「さぁ…どこでしょう?」
「…んのっ…、ゆるさねぇ!」
「ふふっ!そうそうその調子!
あとそこで惚けてる貴方。
確かに私はあそこのを殺さないとは約束したけど、他の悪魔から守る…なんて約束したつもりはないわよ?
遊んでていいのかしら…ねぇ?」
「…!お前っ!」
「言われるまで気付かない…まだまだ浅はかな坊や達。
……あぁ、いつになったら私を鳴かしてくれるのかしら。」
口車に2人の敵は再び魔女へ。
明らかな敵意を一身に受けた魔女は演技がかったため息を吐くとゆらゆらと揺れながらダンテから離れ、2人の前に立つ。
「さぁ、再開しましょ!」
「上等だ!その余裕はぎ取ってやる!」
「ディーヴァの場所を吐かせるのが先だっ。
その後しっかり叩き潰してやるよ…!」
-------------------------------
眼下に激しい戦闘を望みながら今も丘を駆け下りるディーヴァ。
その手から離れた悪魔は必死の形相でディーヴァのスカートを引っぱり引き止めようとしていた。
「テん死ー!らぇーー!
こぉぃウ!」
「なんで!?
だめだよっ、早く止めなきゃ!
だって、…もしかしたら!」
「ぅぎゅーーーー!
ぉ苦ゎヵんあイぇど、ぉオイる!
だェーーー!」
「もうっ、離してってば!」
食い下がる悪魔にディーヴァも必死の抵抗をみせる。
案外強い悪魔の力に四苦八苦しながらも歩みを止める事なく、前へ前へと進み続けるディーヴァ。
が、急にそれは悪魔以外の力で止められることとなる。
「いひゃぃっ!」
「ぉらー!こぉカらェる、堕メー!」
突然何かに強かに額を打ち付けたディーヴァは俯いていた顔を上げる。
先まで何もなかったはずなのに。
一体何があったのか、確かめる緑の瞳に映ったのは何もない、荒れ果てた土地だけ。
「あ、…れ?」
「ぉコ、魔じォ亜魔が天ィのぁメに血ヵイぁっテる!
出ぁら危ぁい!」
「魔女さんが…結界?」
悪魔が言うには魔女が魔界の悪魔を呼びよせてしまわぬように小屋を中心に結界をはっているらしい。
しかし、悪魔が?天使のために?わざわざ?それにこの結界から感じる感覚は…。
「…やっぱりっ!
ダメ!絶対でなきゃっ!」
「えェ!?らメだっェばぁ!」
頭の中の疑惑が核心に変わったディーヴァは悪魔の制止を振り切って、淡い緑色に発光する銃を取り出した。
御神籤に書いてあった。
魔女を倒せる力を手に入れる…と。
「だったら、魔女が作った結界だって破れるはずだもん!」
「堕ぇーーーー!」
悪魔の叫びに耳もかさず、ディーヴァは銃を構えてそこにあるはずの透明な壁に銃口を向けた。
ややこしくなるから入ってくるんじゃねぇっての!」
「あらいいじゃない!
それに元々私を倒すって遊びだったのに、何を履違えたか坊や達が私をほっぽり出して勝手に遊び始めちゃったんでしょう?」
「坊や言うな!
コレが終わったら相手してやるから、それまですっこんでろよ!」
「もう…そんなつれない事言わないで頂戴?」
仲裁に入るというより、ダンテとネロの間に割ってそれぞれの致命打を邪魔しに入る魔女は楽しそうに笑いながら、一度得物を大きく振るった。
剣よりもリーチの長い大刀が振るわれた事によって、距離を置く事を強いられた2人は魔女を中心にそれぞれ真反対にと離された。
「さてと…頭は冷えたかしら?」
「冷えたかしら?…じゃねぇよ!
邪魔するなって何度言えば分かんだよ!
あと少しでネロを仕留められるところだったってのに!」
「はぁ!?あれで俺が仕留められると思うとかアンタの頭はほんっとオメデタイんだな!
テメェこそ危なかったのをそいつに助けてもらったくせに!」
「ふざけんな!
こいつに助けられただぁ!?んなわけ…っ!?」
魔女を挟んでまだ止まない罵り合い。
が、それはダンテが言葉を返しかけた途中で止んだ。
いつの間に距離を詰めたのか、ダンテの目の前には魔女の紅い目が、開けられたままの口の前には人差し指が立てられている。
「いい加減やめなさい。
特に貴方、大切な天使ちゃんを放ってるってこと覚えていて?
ここは魔界よ、悪魔がいつ来てもおかしくないような場所であの子を放置するのはどうなるか…言わずとも分かっているでしょう?
あの子を失いかけたのはつい最近のことなのに…一時の苛立ちと怒りでそれさえも忘れてしまうなんて…ねぇ、今あの子がどこにいるか、答えられる?」
「…っ!
ディーヴァ!?」
魔女の言葉にダンテはすぐさまケンカを始める前に彼女が身を隠した岩場の方に声をかける。
が、しかし帰ってくるわけもない。
何故ならお茶に誘われて丘の上にと行ってしまったのだから。
それすらも知らないダンテは落ち着きを失って魔女を睨んだ。
「テメェ、ディーヴァを何処にやった!?」
「さぁ…どこでしょう?」
「…んのっ…、ゆるさねぇ!」
「ふふっ!そうそうその調子!
あとそこで惚けてる貴方。
確かに私はあそこのを殺さないとは約束したけど、他の悪魔から守る…なんて約束したつもりはないわよ?
遊んでていいのかしら…ねぇ?」
「…!お前っ!」
「言われるまで気付かない…まだまだ浅はかな坊や達。
……あぁ、いつになったら私を鳴かしてくれるのかしら。」
口車に2人の敵は再び魔女へ。
明らかな敵意を一身に受けた魔女は演技がかったため息を吐くとゆらゆらと揺れながらダンテから離れ、2人の前に立つ。
「さぁ、再開しましょ!」
「上等だ!その余裕はぎ取ってやる!」
「ディーヴァの場所を吐かせるのが先だっ。
その後しっかり叩き潰してやるよ…!」
-------------------------------
眼下に激しい戦闘を望みながら今も丘を駆け下りるディーヴァ。
その手から離れた悪魔は必死の形相でディーヴァのスカートを引っぱり引き止めようとしていた。
「テん死ー!らぇーー!
こぉぃウ!」
「なんで!?
だめだよっ、早く止めなきゃ!
だって、…もしかしたら!」
「ぅぎゅーーーー!
ぉ苦ゎヵんあイぇど、ぉオイる!
だェーーー!」
「もうっ、離してってば!」
食い下がる悪魔にディーヴァも必死の抵抗をみせる。
案外強い悪魔の力に四苦八苦しながらも歩みを止める事なく、前へ前へと進み続けるディーヴァ。
が、急にそれは悪魔以外の力で止められることとなる。
「いひゃぃっ!」
「ぉらー!こぉカらェる、堕メー!」
突然何かに強かに額を打ち付けたディーヴァは俯いていた顔を上げる。
先まで何もなかったはずなのに。
一体何があったのか、確かめる緑の瞳に映ったのは何もない、荒れ果てた土地だけ。
「あ、…れ?」
「ぉコ、魔じォ亜魔が天ィのぁメに血ヵイぁっテる!
出ぁら危ぁい!」
「魔女さんが…結界?」
悪魔が言うには魔女が魔界の悪魔を呼びよせてしまわぬように小屋を中心に結界をはっているらしい。
しかし、悪魔が?天使のために?わざわざ?それにこの結界から感じる感覚は…。
「…やっぱりっ!
ダメ!絶対でなきゃっ!」
「えェ!?らメだっェばぁ!」
頭の中の疑惑が核心に変わったディーヴァは悪魔の制止を振り切って、淡い緑色に発光する銃を取り出した。
御神籤に書いてあった。
魔女を倒せる力を手に入れる…と。
「だったら、魔女が作った結界だって破れるはずだもん!」
「堕ぇーーーー!」
悪魔の叫びに耳もかさず、ディーヴァは銃を構えてそこにあるはずの透明な壁に銃口を向けた。