御神籤 八枚目
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岩場の影に避難させたディーヴァには目もくれず、相対してくるダンテとネロの攻撃を軽く往なす魔女。
一度距離を置いたダンテが楽しそうに息を弾ませながら、誰へともなく声を漏らした。
「ガッツのあるやつだな、おいっ!」
「それはお褒めの言葉かしら?
ありがたく受け取っておくわ。」
「んな無駄口叩くほど余裕ぶってる場合か…よっ!」
「…、そうだけど?
貴方達だってまだまだ本気じゃないでしょう?」
ダンテの言葉に冷静に返していた魔女の後ろからネロがレッドクイーンを振り下ろす。
が、振り向く事なく得物で受け止めた魔女はワンテンポ遅れてネロの方を振り向いて笑う。
赤いルージュが妙に印象的な魔女は一歩も退く事なく、2人の攻撃を受けきっていた。
「もったいねぇ…これで悪魔じゃなけりゃいい女なのにな。」
「あら、心外。
私は悪魔だとしてもいい女なのよ、坊や?」
軽やかに飛躍するした魔女は地面に突き立てた自らの得物に頬を寄せてもたれ掛かりながらダンテとネロの交互を見つめた。
出方を伺うような2人の視線を受けながら、魔女の白い足はわざとらしく大刀の柄に絡み、溢れそうなほど豊満な胸部には大きさを強調するように柄が食い込む。
未だ熱に浮かされたようなうっとりとした眼差しをしていた魔女。
けれど急に熱から冷めたように冷静に2人を眺めるとため息を吐いた。
「やっぱりアイツの子孫ってことかしら。
女相手じゃ全然本気をだしてくれないのね。」
「当たり前だろ。
こっちは一応女には優しいつもりじゃいるんだぜ?」
「俺はそのつもりは全然ないけどな。」
「はぁ?じゃあその程度が本気だってのか?
拍子抜けだな。」
「なわけないだろ!
女だからって手を抜くつもりはないって言ってるだけだ! この馬鹿ダンテ!」
「あぁ!?馬鹿ってなんだ馬鹿って!!」
「…あら。
おーい、お二人さん。」
急に雲行きが怪しくなったことに気がついたのは魔女の方。
その次に気がついたのはディーヴァだった。
ダンテとネロ、ついさっきまでは魔女を共通の標的としていたのがだんだんと互いにとすり替わってゆく。
「あー悪い、馬鹿だから馬鹿の意味もわからねぇか。」
「こいつ…っ!
お前な、さっきから機嫌が悪ぃからってオレにあたんじゃねぇよ!
大体、散々オレの前でいちゃついておきながら、オレがテメェの前でちょっと仲良くしてただけで拗ねやがって!
テメェこそ大概だろうが!」
「別に拗ねちゃいねぇよ。
空気も読まなきゃ、危機感もねぇアンタのスッカラカンの頭に苛立ってるだけだっつーの!
その証拠にさっきこの魔女の使い魔にナッツ頭まるかじりされてたじゃねぇか!」
「んだとこら…、やるってのか!」
「あぁ、やってやるよ!」
指摘した通り、これが八つ当たりだと分かっていながらも罵倒に食って掛かったダンテがネロの襟首を掴む。
対してネロもダンテを見下ろすように睨みつけ、ダンテの目の前で中指をたててみせる。
「ちょ、ちょっと2人とも!
魔女さんと戦ってるのにケンカしてる場合じゃないよぉ!
ねぇ!ねぇってば!!」
「いーんじゃない?
2人がケンカしている間に私たちは私たちで楽しみましょう?」
「え………、ぴぃ!!!?いつのまに!??」
「さっきのまに。」
仲裁に入ろうとしたディーヴァが岩陰からヒョコリと顔を出す。
が、聞く耳を持たない男2人組。
ここで叫ぶだけじゃダメだと駆け寄ろうとしたところで急に後ろから手が引かれ、暢気な声に止められた。
ぎこちなく振り向いたディーヴァはいつのまに傍にまで来ていた魔女に小さな悲鳴を上げる。
「安心して?
私、あんまり天使に興味はないのよね。
とって食おうなんて思わないし、ましてや戦う気のない子を襲うなんて卑怯な真似もしない主義だし。」
「は、…はぁ。」
「だからね天使さん、一緒にお話でもいかが?ここは魔界だからお茶と焼きリンゴくらいしかだしてあげられないけど。」
「焼きリンゴ!?」
「そう。よく考えてみれば、貴女、天使さんなのにリンゴが好きなのよね。」
微笑みながら何処から取り出したのか魔女はディーヴァに真っ赤なリンゴを手渡した。
一度距離を置いたダンテが楽しそうに息を弾ませながら、誰へともなく声を漏らした。
「ガッツのあるやつだな、おいっ!」
「それはお褒めの言葉かしら?
ありがたく受け取っておくわ。」
「んな無駄口叩くほど余裕ぶってる場合か…よっ!」
「…、そうだけど?
貴方達だってまだまだ本気じゃないでしょう?」
ダンテの言葉に冷静に返していた魔女の後ろからネロがレッドクイーンを振り下ろす。
が、振り向く事なく得物で受け止めた魔女はワンテンポ遅れてネロの方を振り向いて笑う。
赤いルージュが妙に印象的な魔女は一歩も退く事なく、2人の攻撃を受けきっていた。
「もったいねぇ…これで悪魔じゃなけりゃいい女なのにな。」
「あら、心外。
私は悪魔だとしてもいい女なのよ、坊や?」
軽やかに飛躍するした魔女は地面に突き立てた自らの得物に頬を寄せてもたれ掛かりながらダンテとネロの交互を見つめた。
出方を伺うような2人の視線を受けながら、魔女の白い足はわざとらしく大刀の柄に絡み、溢れそうなほど豊満な胸部には大きさを強調するように柄が食い込む。
未だ熱に浮かされたようなうっとりとした眼差しをしていた魔女。
けれど急に熱から冷めたように冷静に2人を眺めるとため息を吐いた。
「やっぱりアイツの子孫ってことかしら。
女相手じゃ全然本気をだしてくれないのね。」
「当たり前だろ。
こっちは一応女には優しいつもりじゃいるんだぜ?」
「俺はそのつもりは全然ないけどな。」
「はぁ?じゃあその程度が本気だってのか?
拍子抜けだな。」
「なわけないだろ!
女だからって手を抜くつもりはないって言ってるだけだ! この馬鹿ダンテ!」
「あぁ!?馬鹿ってなんだ馬鹿って!!」
「…あら。
おーい、お二人さん。」
急に雲行きが怪しくなったことに気がついたのは魔女の方。
その次に気がついたのはディーヴァだった。
ダンテとネロ、ついさっきまでは魔女を共通の標的としていたのがだんだんと互いにとすり替わってゆく。
「あー悪い、馬鹿だから馬鹿の意味もわからねぇか。」
「こいつ…っ!
お前な、さっきから機嫌が悪ぃからってオレにあたんじゃねぇよ!
大体、散々オレの前でいちゃついておきながら、オレがテメェの前でちょっと仲良くしてただけで拗ねやがって!
テメェこそ大概だろうが!」
「別に拗ねちゃいねぇよ。
空気も読まなきゃ、危機感もねぇアンタのスッカラカンの頭に苛立ってるだけだっつーの!
その証拠にさっきこの魔女の使い魔にナッツ頭まるかじりされてたじゃねぇか!」
「んだとこら…、やるってのか!」
「あぁ、やってやるよ!」
指摘した通り、これが八つ当たりだと分かっていながらも罵倒に食って掛かったダンテがネロの襟首を掴む。
対してネロもダンテを見下ろすように睨みつけ、ダンテの目の前で中指をたててみせる。
「ちょ、ちょっと2人とも!
魔女さんと戦ってるのにケンカしてる場合じゃないよぉ!
ねぇ!ねぇってば!!」
「いーんじゃない?
2人がケンカしている間に私たちは私たちで楽しみましょう?」
「え………、ぴぃ!!!?いつのまに!??」
「さっきのまに。」
仲裁に入ろうとしたディーヴァが岩陰からヒョコリと顔を出す。
が、聞く耳を持たない男2人組。
ここで叫ぶだけじゃダメだと駆け寄ろうとしたところで急に後ろから手が引かれ、暢気な声に止められた。
ぎこちなく振り向いたディーヴァはいつのまに傍にまで来ていた魔女に小さな悲鳴を上げる。
「安心して?
私、あんまり天使に興味はないのよね。
とって食おうなんて思わないし、ましてや戦う気のない子を襲うなんて卑怯な真似もしない主義だし。」
「は、…はぁ。」
「だからね天使さん、一緒にお話でもいかが?ここは魔界だからお茶と焼きリンゴくらいしかだしてあげられないけど。」
「焼きリンゴ!?」
「そう。よく考えてみれば、貴女、天使さんなのにリンゴが好きなのよね。」
微笑みながら何処から取り出したのか魔女はディーヴァに真っ赤なリンゴを手渡した。