御神籤 八枚目
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今朝の事を仕返しされるかもしれない。
とはさらさら思わなかったのか、それともそんなもの想定内、仕返しされたところで構わないと思っているのか。
平然とした表情で逢夏は悪魔の笑みを見返していた。
そんな攻防にも似た、数秒の静かな腹の探り合いの後。
最初に動いたのは小さい方の悪魔だった。
「にェあこッイ!」
「はいはい…。」
気持ち悪いくらいの笑顔で手招きする悪魔。
ネロの腕から離れて面倒そうに3人から少し距離を置いたリビングの端にと移動する。
きゃあきゃあわあわあと声を上げてじゃれあっていた(?)ダンテとディーヴァも少しだけその手を止めて、様子を伺っていると…?
「…、逢夏!!だめっ、危ない!」
「え…、なっ…!」
悪魔に促されるままリビングの隅で落ち着いたところで逢夏はディーヴァの声と同時に目の前にある柔らかなリビングの壁のものとは違う黒い影に視線を上げる。
次の瞬間には小さなうめき声を上げて倒れた逢夏を黒い生き物は自らの影にとずるずる引き摺りこんで姿を消した。
この間まさに5秒たらず。
余りの早業にネロはもちろん、ダンテも口をあんぐり。
でもそのすぐ次には
「てんめぇっ、どういうことだよ!
逢夏を返せっ!
大体このどこが大吉だってんだ、馬鹿か!」
「ぅぎぅーーーー!死ンゃゥ!ゃメエ!」
「もうっ!あたしでも庇えないよ!
逢夏を返してー!」
「また調子のりやがって。
仕返しするにはまだ早いんじゃねぇのか?」
ネロは右手で悪魔を引っ掴むと力の限り小さな体を締め付けるわ。
ディーヴァは苦しそうな悪魔に必死の猛抗議を始めるわ。
ダンテですら悪魔を詰り始めるわ。
正しく四面楚歌の悪魔は、けれどちがうちがうと首を振って否定していた。
「ィがぅ、こエ、血ャあんオ大キ血!」
「何が違うってどの口が言うんだ、あぁ!?」
「ぁガらーーー!
魔ジォぁ魔、ぉ魔ぅイあィすキ!
二ェ、らぃジぉブ!
ォ魔えタぅヶテ、ぁブらぅ!」
さて…とりあえず悪魔が何を言いたいのかというと。
今回のクジは間違いなく大吉。
ディーヴァの着替えはダンテへのオマケ大吉のようなもので、間違いなく本編は魔女を倒す事にあるらしい。
倒せと指定された魔女は悪魔の友達のようなもので、お祭り好き。
逢夏は殺さないでくれと頼んでいるので安心して魔女と対決するように。
ただし逢夏はそれを知らないまま捕まっているので、怯えている(?)ところを助けてまたラブラブになる…というのが悪魔のシナリオだそうだ。
「なんだぁ…、それならそうと…。
じゃあ、逢夏は無事ってことなんだよね!
よかったぁ…。」
「ァ!エもぉ!
魔ジぉアぁ、ぉんナぉ子あイおぅブぅだツあ!
ぉシヵぅルと…?」
「…え、大好物?
大好物って…大好きっていう、大好物…のこと?」
「ダ!」
ほっとしたのも束の間、悪魔の爆弾発言に顔が真っ青になるディーヴァ。
もちろんディーヴァの脳裏には殺さないとは言ったが我慢できなかった魔女に逢夏が物理的に食されるシーンが過るのだが…。
ネロとダンテの脳裏には悪魔のいう正しい大好物の意味のシーンが繰り広げられていたり。
そして尚かつ捕われた彼女の性格を良く知るネロと様々な悪魔と対峙し、悪魔のことを理解しつつあるダンテには同じことを思うのである。
「なぁ、ネロ。
あぶねぇんじゃねぇの?いろんな意味で。」
「言うな。
その通りになったら怖い。」
あれもなんだかんだとお祭り好き。
楽しい事には目がない。
多少の常識と倫理観はもっているものの、どっちかと言えば楽しい方へ、自分にとっていい方へと流れに身を任せる部分がある。
「まぁ、オレなら浮気にカウントしねぇかもな。
あ、ディーヴァは別だぞ!」
「お前がディーヴァを別にしてるように俺だって別に決まってんだろ!」
「…?
2人とも急にどうしたの?」
ちょこんと1人取り残されたディーヴァはなんとかネロの手から逃れ、再び悪意たっぷりの笑みを零す悪魔を手のひらに乗せて首を傾げていた。
とはさらさら思わなかったのか、それともそんなもの想定内、仕返しされたところで構わないと思っているのか。
平然とした表情で逢夏は悪魔の笑みを見返していた。
そんな攻防にも似た、数秒の静かな腹の探り合いの後。
最初に動いたのは小さい方の悪魔だった。
「にェあこッイ!」
「はいはい…。」
気持ち悪いくらいの笑顔で手招きする悪魔。
ネロの腕から離れて面倒そうに3人から少し距離を置いたリビングの端にと移動する。
きゃあきゃあわあわあと声を上げてじゃれあっていた(?)ダンテとディーヴァも少しだけその手を止めて、様子を伺っていると…?
「…、逢夏!!だめっ、危ない!」
「え…、なっ…!」
悪魔に促されるままリビングの隅で落ち着いたところで逢夏はディーヴァの声と同時に目の前にある柔らかなリビングの壁のものとは違う黒い影に視線を上げる。
次の瞬間には小さなうめき声を上げて倒れた逢夏を黒い生き物は自らの影にとずるずる引き摺りこんで姿を消した。
この間まさに5秒たらず。
余りの早業にネロはもちろん、ダンテも口をあんぐり。
でもそのすぐ次には
「てんめぇっ、どういうことだよ!
逢夏を返せっ!
大体このどこが大吉だってんだ、馬鹿か!」
「ぅぎぅーーーー!死ンゃゥ!ゃメエ!」
「もうっ!あたしでも庇えないよ!
逢夏を返してー!」
「また調子のりやがって。
仕返しするにはまだ早いんじゃねぇのか?」
ネロは右手で悪魔を引っ掴むと力の限り小さな体を締め付けるわ。
ディーヴァは苦しそうな悪魔に必死の猛抗議を始めるわ。
ダンテですら悪魔を詰り始めるわ。
正しく四面楚歌の悪魔は、けれどちがうちがうと首を振って否定していた。
「ィがぅ、こエ、血ャあんオ大キ血!」
「何が違うってどの口が言うんだ、あぁ!?」
「ぁガらーーー!
魔ジォぁ魔、ぉ魔ぅイあィすキ!
二ェ、らぃジぉブ!
ォ魔えタぅヶテ、ぁブらぅ!」
さて…とりあえず悪魔が何を言いたいのかというと。
今回のクジは間違いなく大吉。
ディーヴァの着替えはダンテへのオマケ大吉のようなもので、間違いなく本編は魔女を倒す事にあるらしい。
倒せと指定された魔女は悪魔の友達のようなもので、お祭り好き。
逢夏は殺さないでくれと頼んでいるので安心して魔女と対決するように。
ただし逢夏はそれを知らないまま捕まっているので、怯えている(?)ところを助けてまたラブラブになる…というのが悪魔のシナリオだそうだ。
「なんだぁ…、それならそうと…。
じゃあ、逢夏は無事ってことなんだよね!
よかったぁ…。」
「ァ!エもぉ!
魔ジぉアぁ、ぉんナぉ子あイおぅブぅだツあ!
ぉシヵぅルと…?」
「…え、大好物?
大好物って…大好きっていう、大好物…のこと?」
「ダ!」
ほっとしたのも束の間、悪魔の爆弾発言に顔が真っ青になるディーヴァ。
もちろんディーヴァの脳裏には殺さないとは言ったが我慢できなかった魔女に逢夏が物理的に食されるシーンが過るのだが…。
ネロとダンテの脳裏には悪魔のいう正しい大好物の意味のシーンが繰り広げられていたり。
そして尚かつ捕われた彼女の性格を良く知るネロと様々な悪魔と対峙し、悪魔のことを理解しつつあるダンテには同じことを思うのである。
「なぁ、ネロ。
あぶねぇんじゃねぇの?いろんな意味で。」
「言うな。
その通りになったら怖い。」
あれもなんだかんだとお祭り好き。
楽しい事には目がない。
多少の常識と倫理観はもっているものの、どっちかと言えば楽しい方へ、自分にとっていい方へと流れに身を任せる部分がある。
「まぁ、オレなら浮気にカウントしねぇかもな。
あ、ディーヴァは別だぞ!」
「お前がディーヴァを別にしてるように俺だって別に決まってんだろ!」
「…?
2人とも急にどうしたの?」
ちょこんと1人取り残されたディーヴァはなんとかネロの手から逃れ、再び悪意たっぷりの笑みを零す悪魔を手のひらに乗せて首を傾げていた。