御神籤 七枚目
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お肌ツヤツヤ疲れもコリもどこかへ消えて満足気の逢夏とディーヴァがふと恋人達の行方を見ると、いつの間にやらサーフィン対決は終わっていた。
サーフボードが真っ二つに割れた状態でぶん投げられているのを見るに、きっと勝負はつかなかったのだろう、半魔達にはよくあることだ。
今、2人が代わりに興じているのはどこの誰だか知らないしどこからやってきたのかも定かではないが、小麦肌の金髪美女2人(ただしコウモリのような翼と額にツノがあるので悪魔のようだ)とのビーチバレー対決だった。
相手が相手だからか嫉妬にかられそうになるが、スポーツ漫画さながらの本気のゲームのようなので黙ってみることにする。
ネロとダンテのコンビはその力の強さゆえかなかなかの腕前のようだったが、ビーチバレーの相性はあまりよくないようだ。
相手はもっとコンビネーション抜群でネロとダンテを追い詰めていっている。
「くっ!ローリングサンダー!」
「うおおおお!ローリングサンダーアゲイン!!」
おっと、ネロとダンテの放つ他漫画の技が相手のコートに炸裂!
「アレ、突っ込んだほうがいいんじゃ?」
「別に必要ないでしょ。…………多分」
「多分なんだ……」
「それ言ったら相手だって、どう見ても竜巻おとしとか電光スパイクとか使ってるもん」
「うーん……その技は最近の人に通じるネタなのかな」
「それはともかく他の悪魔なんかに負けるなー!頑張れネロ!!
ついでにダンテも!!」
「オレはついでかよ!」
だが、疑問に思いながらも応援し観戦していた逢夏とディーヴァの願いむなしく、2人は負けてしまったのであった……。
残念、ネロとダンテはもっとコンビネーションを磨くべきだな。
「いや~負けちった!
でも、悪魔とは言え、女相手に本気出すのもなんだしな~」
「何言ってんだよ、本気だっただろうが」
負けてから言うなである。
「逢夏、せっかく応援してくれてたのにごめんな」
「ううん、お疲れ様。
ネロとダンテは単にコンビネーション悪かっただけだもの」
シュンと項垂れるネロに飲んでいたドリンクを渡し、逢夏はねぎらいの言葉をかける。
「あっちはコンビネーション抜群だったもん。勝てなくて当然、…かな」
苦笑しながらこちらもダンテにドリンクを手渡すディーヴァ。
「だな。ディーヴァと組めれば負けなかったよ!ネロとじゃ本気の力だせねぇわ」
「俺だって逢夏と組めば負けねぇっつの」
「いやいや、あたしあんな悪魔の球は受け止められないから」
「ディーヴァちゃんに同じく」
バレーとはいえ、悪魔同士の豪速球なスポーツに一般の女性が参加できるはずもなく。
何度か言っているが、肉体自体が悪魔の血を引いてるネロとダンテとは一緒にしないでほしいところだ。
「きゃっ!?」
「ひぇっ!?」
「おぉっ!」
「のわぁっ!?」
ずももももも…………!
それぞれの叫びと共に、それぞれの体が砂に埋まっていく。
自身を中心として、足元の砂地が蟻地獄のようにすり鉢状にくぼみ、あっという間の出来事だった。
「あ、そうだった。言い忘れてたぜ。
負けたら砂に埋められるんだ」
砂から顔だけ出したネロが、今思い出したかのように呑気に言ってのける。
「はぁ?何その罰ゲーム」
「ネロとダンテはともかく、なんであたし達まで?」
「運命共同体ってヤツ?
悪いな、勝てると思ってたから罰ゲームは適当に決めたんだぜ」
悪いなと言いつつ、ドヤ顔で言うダンテむかつく。
むかついても、首の下まですっぽり埋まっていてはすぐに叩くこともできない。
砂の下に隠れている握りこぶしをなんとか大人しくさせ、逢夏とディーヴァは代わりに小さくため息を吐き出した。
「まあ、綺麗な砂浜だしいいけど。
パラソルの下のおかげで直射日光浴びてるわけじゃなし、逆に気持ちいいくらいだもの」
「のんびり砂の中も満喫、まるで砂風呂に入ってるみたいだよね。
これなら罰ゲームというより、ご褒美だよ」
「ふふっ、これ以上お肌ツヤツヤうるるんになっちゃったらどーしよー!」
マッサージも受けて、ただでさえきめ細かく潤った肌だというのに、もっともっと素敵になってしまうではないか。
全く、贅沢な悩みだ。
「逢夏の肌は十分綺麗だって。
あたしはどちらかっていうと、眠くなりそう……ふわぁ」
「なら起こしてやるからディーヴァは少し寝ててかまわないぜ」
「うん、ダンテありが……ぐぅ…………」
「「「早!!」」」
感謝の言葉も言い切らぬ内に、ディーヴァはすぴすぴとした寝息を立てて眠り込んだ。
相変わらず、眠りにつくのがはやくて羨ましい限り。
器用にも砂が顔につかないような角度で寝落ちて、幸せそうな寝顔をしているのをずっと見ていると……。
うつらうつら、うとうと…。
釣られて寝てしまいそうになる者も出てくるわけでして。
「いかん、気持ちよくってオレまで寝ちまいそうだ。
ディーヴァの寝顔の力、恐るべし……」
「ダンテ、お前よだれ垂れてる」
「汚いねぇ、ディーヴァちゃんに嫌われちゃいなよ」
「馬鹿野郎、これは汗だ!『嫌われるよ』ならわかるけど、『嫌われちゃいなよ』はないだろ!」
「馬鹿野郎じゃありません~!きーらわーれっろ!!」
「ぐ、ぐぬぬぬぬ……」
ダンテと逢夏の間で暑苦しいほどの火花飛び交う……いや、火花というよりはむしろ燃え盛る炎と言った方が正しい。
というか、なんだろうか……やけに暑くなってきたような気がする。
サーフボードが真っ二つに割れた状態でぶん投げられているのを見るに、きっと勝負はつかなかったのだろう、半魔達にはよくあることだ。
今、2人が代わりに興じているのはどこの誰だか知らないしどこからやってきたのかも定かではないが、小麦肌の金髪美女2人(ただしコウモリのような翼と額にツノがあるので悪魔のようだ)とのビーチバレー対決だった。
相手が相手だからか嫉妬にかられそうになるが、スポーツ漫画さながらの本気のゲームのようなので黙ってみることにする。
ネロとダンテのコンビはその力の強さゆえかなかなかの腕前のようだったが、ビーチバレーの相性はあまりよくないようだ。
相手はもっとコンビネーション抜群でネロとダンテを追い詰めていっている。
「くっ!ローリングサンダー!」
「うおおおお!ローリングサンダーアゲイン!!」
おっと、ネロとダンテの放つ他漫画の技が相手のコートに炸裂!
「アレ、突っ込んだほうがいいんじゃ?」
「別に必要ないでしょ。…………多分」
「多分なんだ……」
「それ言ったら相手だって、どう見ても竜巻おとしとか電光スパイクとか使ってるもん」
「うーん……その技は最近の人に通じるネタなのかな」
「それはともかく他の悪魔なんかに負けるなー!頑張れネロ!!
ついでにダンテも!!」
「オレはついでかよ!」
だが、疑問に思いながらも応援し観戦していた逢夏とディーヴァの願いむなしく、2人は負けてしまったのであった……。
残念、ネロとダンテはもっとコンビネーションを磨くべきだな。
「いや~負けちった!
でも、悪魔とは言え、女相手に本気出すのもなんだしな~」
「何言ってんだよ、本気だっただろうが」
負けてから言うなである。
「逢夏、せっかく応援してくれてたのにごめんな」
「ううん、お疲れ様。
ネロとダンテは単にコンビネーション悪かっただけだもの」
シュンと項垂れるネロに飲んでいたドリンクを渡し、逢夏はねぎらいの言葉をかける。
「あっちはコンビネーション抜群だったもん。勝てなくて当然、…かな」
苦笑しながらこちらもダンテにドリンクを手渡すディーヴァ。
「だな。ディーヴァと組めれば負けなかったよ!ネロとじゃ本気の力だせねぇわ」
「俺だって逢夏と組めば負けねぇっつの」
「いやいや、あたしあんな悪魔の球は受け止められないから」
「ディーヴァちゃんに同じく」
バレーとはいえ、悪魔同士の豪速球なスポーツに一般の女性が参加できるはずもなく。
何度か言っているが、肉体自体が悪魔の血を引いてるネロとダンテとは一緒にしないでほしいところだ。
「きゃっ!?」
「ひぇっ!?」
「おぉっ!」
「のわぁっ!?」
ずももももも…………!
それぞれの叫びと共に、それぞれの体が砂に埋まっていく。
自身を中心として、足元の砂地が蟻地獄のようにすり鉢状にくぼみ、あっという間の出来事だった。
「あ、そうだった。言い忘れてたぜ。
負けたら砂に埋められるんだ」
砂から顔だけ出したネロが、今思い出したかのように呑気に言ってのける。
「はぁ?何その罰ゲーム」
「ネロとダンテはともかく、なんであたし達まで?」
「運命共同体ってヤツ?
悪いな、勝てると思ってたから罰ゲームは適当に決めたんだぜ」
悪いなと言いつつ、ドヤ顔で言うダンテむかつく。
むかついても、首の下まですっぽり埋まっていてはすぐに叩くこともできない。
砂の下に隠れている握りこぶしをなんとか大人しくさせ、逢夏とディーヴァは代わりに小さくため息を吐き出した。
「まあ、綺麗な砂浜だしいいけど。
パラソルの下のおかげで直射日光浴びてるわけじゃなし、逆に気持ちいいくらいだもの」
「のんびり砂の中も満喫、まるで砂風呂に入ってるみたいだよね。
これなら罰ゲームというより、ご褒美だよ」
「ふふっ、これ以上お肌ツヤツヤうるるんになっちゃったらどーしよー!」
マッサージも受けて、ただでさえきめ細かく潤った肌だというのに、もっともっと素敵になってしまうではないか。
全く、贅沢な悩みだ。
「逢夏の肌は十分綺麗だって。
あたしはどちらかっていうと、眠くなりそう……ふわぁ」
「なら起こしてやるからディーヴァは少し寝ててかまわないぜ」
「うん、ダンテありが……ぐぅ…………」
「「「早!!」」」
感謝の言葉も言い切らぬ内に、ディーヴァはすぴすぴとした寝息を立てて眠り込んだ。
相変わらず、眠りにつくのがはやくて羨ましい限り。
器用にも砂が顔につかないような角度で寝落ちて、幸せそうな寝顔をしているのをずっと見ていると……。
うつらうつら、うとうと…。
釣られて寝てしまいそうになる者も出てくるわけでして。
「いかん、気持ちよくってオレまで寝ちまいそうだ。
ディーヴァの寝顔の力、恐るべし……」
「ダンテ、お前よだれ垂れてる」
「汚いねぇ、ディーヴァちゃんに嫌われちゃいなよ」
「馬鹿野郎、これは汗だ!『嫌われるよ』ならわかるけど、『嫌われちゃいなよ』はないだろ!」
「馬鹿野郎じゃありません~!きーらわーれっろ!!」
「ぐ、ぐぬぬぬぬ……」
ダンテと逢夏の間で暑苦しいほどの火花飛び交う……いや、火花というよりはむしろ燃え盛る炎と言った方が正しい。
というか、なんだろうか……やけに暑くなってきたような気がする。