御神籤 七枚目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
胸元と太ももの内側付近に日焼け止めクリームを塗るのを自身でサッサと済ませてしまっている女性陣を物欲しそうな、がっかりした目でちらと見つつ、準備体操について指摘するネロとダンテ。
ウォータープルーフの日焼け止めクリームを塗っただけでは、海に入らせるわけにはいかない。
「2人とも、俺達と違って運動不足なんだから準備体操くらいしろよ」
「お前ら2人は悪魔退治するわけじゃねぇもんなー」
「運動不足じゃありません~!昨日の夜だって運動しまし…「ほほぉ…逢夏は昨夜どんな運動したかディーヴァに聞かせる気なのか?それとも体がやわらか~くなる限界までストレッチ手伝ってやった方がいいか?」げっ!なんでもなーい!さー、体操体操!いっちにー、さんしー!!」
やわらかくなる限界までなんてネロにしてもらったら、体の関節が悲鳴を挙げるだけではすまない!
慌てて準備体操をやり出した逢夏にディーヴァは苦笑しながら、自分もダンテに準備体操の手伝い(ネロと違ってこちらはちょっとハレンチな)される前に逢夏に倣うのだった。
「こっち向いて逢夏!」
「ん?」
「そーれっ!」
「ひゃっ冷たい~!やったな~ディーヴァちゃん!!」
体が少し解れてあたたまったあとの女性2人は、すでに海の中。
早く水に浸かりたかったのだろう、ぱしゃぱしゃと水のかけ合いっこをしてはしゃいでいる。
光を反射する海と、飛沫の光る雫、見目麗しき恋人達とその笑顔!
全てがキラキラ眩しく輝いている。
「すっげー写真撮りたい。なぁネロ、アレ…写真に残したいと思わねぇか?」
「写真というか……グラビア写真集が作れそうだよな」
「ああ、いいなそれ」
「だろ?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながらよからぬ事を考えるネロとダンテ。
よく見ればお誂え向きに、一眼レフカメラがパラソルの下に用意されている。
まったく…こういう粋な計らいが出来るところだけ、あの悪魔は尊敬に値すると思う。
「ネロ~」
「ダンテ~」
「「2人も一緒に遊ぼうよ!!」」
と、邪な考えをしながらカメラを手に取ろうとした矢先、2人に呼ばれてしまった。
写真と彼女達自身、どちらの方がいいかと聞かれたらそんなの言わずともわかるだろう、写真も確かに捨て難いが彼女達自身を堪能し絡み、睦みあい……おっとこの先はR指定扱いだな。
とにかく、そういうことなのである。
「ふっ……今はお姫様達と遊んで差し上げますか」
「ああ、そっちが優先だな」
自分達の方が優位に立っているかのような発言をしつつ、尻尾を振る飼い犬のように彼女達の元へと駆けていく2人。
2人の水遊びに参加し、すぐに水も滴るいい男女に早変わりである。
そしてネロと逢夏、ダンテとディーヴァに分かれた対抗戦になったその遊びは、何故かディーヴァがネロ達に加担したためダンテ1人の惨敗に終わった。
のちに語ったダンテによると、ガチで溺死させられそうになった、とのこと。
「ふぃー、ちょっと休憩……」
「……右に同じく」
逢夏とディーヴァは疲れたのか少し休憩すべく海から上がった。
「は?まだやれるだろ、諦めんなよそこで!!もっと熱くな(rz」
「ダンテ、S造の真似事はいい。
でも、2人とも体力ねーな」
「「しょうがないでしょ、男女の差ー!」」
と、そこに……?
「あ、いいもの発見ー!サーフィンできるじゃん。
ネロとダンテ、やっておいでよ」
ご都合主義というかなんというか、休憩場所であるパラソルの下にサーフボードが2枚置かれていたのだ。
これはおだててサーフィンをやらせるに限る。
「わぁ!あたし、2人がかっこよくサーフィンやってるところ見たいなー!」
「私も!
ネロったらムービーシーンではやらかしてたのに、プレイしてみたらエネミーライド出来ないんだもん。
代わりにサーフィンをやるのだ!さぁ、…さぁ!!」
「公式の話はするなって。ま、サーフィンくらい俺達ならラクショーだし、いっちょやってやるか」
「ディーヴァにかっこいいところ……ディーヴァにかっこいいところ…………!」
「わー、ダンテがなんかブツブツ言ってる。キモッ」
「あ、いつもの事だから気にしないで」
「おし!ネロ、どっちが長く波に乗ってられるか勝負しようぜ!」
「いいぜ。俺の勝ちだろうけど」
「言ってろ。じゃ、かっこいいオレを見てろよ!」
「はいはい、2人ともいってら。
ってことで、私達はパラソルの下で休もうか」
「うん、そだね」
早速サーフボード片手に海へ再び戻りゆくネロとダンテ。
それを軽く手をひらひらさせて見送る逢夏達は、どう考えてもサーフィンを見学するという名目で休むだけにしか見えないが……それはさて置き。
パラソルの下に既に用意されていた高級感漂うビーチチェアにゆったりと腰掛ければそこにはVIP待遇が待ち受ける。
イケメンの執事達がスッと現れ、美味しそうなトロピカルドリンクを差し出し、そしてパタパタと扇いで心地よい風を送ってくれるではないか。
「こんなにいい思いしてていいのかな?」
「うーん、確かに。
あとで見返りとか大どんでん返しが待ってないといいけどねぇ~」
「逢夏、怖いこと言わないでよ」
「えへへー。ごめんごめん」
少々おっかなびっくりしながらもそれを甘んじていれば、今度はうつ伏せで横になるよう促され、エステマッサージまで受ける始末。
結局身も心も委ね、ゆっくり癒しのひと時を過ごしたのである。
ウォータープルーフの日焼け止めクリームを塗っただけでは、海に入らせるわけにはいかない。
「2人とも、俺達と違って運動不足なんだから準備体操くらいしろよ」
「お前ら2人は悪魔退治するわけじゃねぇもんなー」
「運動不足じゃありません~!昨日の夜だって運動しまし…「ほほぉ…逢夏は昨夜どんな運動したかディーヴァに聞かせる気なのか?それとも体がやわらか~くなる限界までストレッチ手伝ってやった方がいいか?」げっ!なんでもなーい!さー、体操体操!いっちにー、さんしー!!」
やわらかくなる限界までなんてネロにしてもらったら、体の関節が悲鳴を挙げるだけではすまない!
慌てて準備体操をやり出した逢夏にディーヴァは苦笑しながら、自分もダンテに準備体操の手伝い(ネロと違ってこちらはちょっとハレンチな)される前に逢夏に倣うのだった。
「こっち向いて逢夏!」
「ん?」
「そーれっ!」
「ひゃっ冷たい~!やったな~ディーヴァちゃん!!」
体が少し解れてあたたまったあとの女性2人は、すでに海の中。
早く水に浸かりたかったのだろう、ぱしゃぱしゃと水のかけ合いっこをしてはしゃいでいる。
光を反射する海と、飛沫の光る雫、見目麗しき恋人達とその笑顔!
全てがキラキラ眩しく輝いている。
「すっげー写真撮りたい。なぁネロ、アレ…写真に残したいと思わねぇか?」
「写真というか……グラビア写真集が作れそうだよな」
「ああ、いいなそれ」
「だろ?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながらよからぬ事を考えるネロとダンテ。
よく見ればお誂え向きに、一眼レフカメラがパラソルの下に用意されている。
まったく…こういう粋な計らいが出来るところだけ、あの悪魔は尊敬に値すると思う。
「ネロ~」
「ダンテ~」
「「2人も一緒に遊ぼうよ!!」」
と、邪な考えをしながらカメラを手に取ろうとした矢先、2人に呼ばれてしまった。
写真と彼女達自身、どちらの方がいいかと聞かれたらそんなの言わずともわかるだろう、写真も確かに捨て難いが彼女達自身を堪能し絡み、睦みあい……おっとこの先はR指定扱いだな。
とにかく、そういうことなのである。
「ふっ……今はお姫様達と遊んで差し上げますか」
「ああ、そっちが優先だな」
自分達の方が優位に立っているかのような発言をしつつ、尻尾を振る飼い犬のように彼女達の元へと駆けていく2人。
2人の水遊びに参加し、すぐに水も滴るいい男女に早変わりである。
そしてネロと逢夏、ダンテとディーヴァに分かれた対抗戦になったその遊びは、何故かディーヴァがネロ達に加担したためダンテ1人の惨敗に終わった。
のちに語ったダンテによると、ガチで溺死させられそうになった、とのこと。
「ふぃー、ちょっと休憩……」
「……右に同じく」
逢夏とディーヴァは疲れたのか少し休憩すべく海から上がった。
「は?まだやれるだろ、諦めんなよそこで!!もっと熱くな(rz」
「ダンテ、S造の真似事はいい。
でも、2人とも体力ねーな」
「「しょうがないでしょ、男女の差ー!」」
と、そこに……?
「あ、いいもの発見ー!サーフィンできるじゃん。
ネロとダンテ、やっておいでよ」
ご都合主義というかなんというか、休憩場所であるパラソルの下にサーフボードが2枚置かれていたのだ。
これはおだててサーフィンをやらせるに限る。
「わぁ!あたし、2人がかっこよくサーフィンやってるところ見たいなー!」
「私も!
ネロったらムービーシーンではやらかしてたのに、プレイしてみたらエネミーライド出来ないんだもん。
代わりにサーフィンをやるのだ!さぁ、…さぁ!!」
「公式の話はするなって。ま、サーフィンくらい俺達ならラクショーだし、いっちょやってやるか」
「ディーヴァにかっこいいところ……ディーヴァにかっこいいところ…………!」
「わー、ダンテがなんかブツブツ言ってる。キモッ」
「あ、いつもの事だから気にしないで」
「おし!ネロ、どっちが長く波に乗ってられるか勝負しようぜ!」
「いいぜ。俺の勝ちだろうけど」
「言ってろ。じゃ、かっこいいオレを見てろよ!」
「はいはい、2人ともいってら。
ってことで、私達はパラソルの下で休もうか」
「うん、そだね」
早速サーフボード片手に海へ再び戻りゆくネロとダンテ。
それを軽く手をひらひらさせて見送る逢夏達は、どう考えてもサーフィンを見学するという名目で休むだけにしか見えないが……それはさて置き。
パラソルの下に既に用意されていた高級感漂うビーチチェアにゆったりと腰掛ければそこにはVIP待遇が待ち受ける。
イケメンの執事達がスッと現れ、美味しそうなトロピカルドリンクを差し出し、そしてパタパタと扇いで心地よい風を送ってくれるではないか。
「こんなにいい思いしてていいのかな?」
「うーん、確かに。
あとで見返りとか大どんでん返しが待ってないといいけどねぇ~」
「逢夏、怖いこと言わないでよ」
「えへへー。ごめんごめん」
少々おっかなびっくりしながらもそれを甘んじていれば、今度はうつ伏せで横になるよう促され、エステマッサージまで受ける始末。
結局身も心も委ね、ゆっくり癒しのひと時を過ごしたのである。