御神籤 七枚目
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ところ変わりましてこちらはダンテとディーヴァの2人。
ゲストルームへとダンテを連れて行き、そのまま布団にすっぽり包まれ、完全に眠る態勢に入ったディーヴァ。
ダンテに手を出されないよう、おやすみの言葉を呟きながら、すでに目を閉じている。
だが、そんなの欲求が溜まっているダンテに通用するはずもなく。
もぞもぞと布団に潜り込んできたダンテが、いやらしい手つきでパジャマボタンの合わせ目から胸をまさぐろうとしてきた。
「ひぇ!」
「びっくりしすぎだ。
ん?なんだよ、寝る時なのに珍しく下着つけてるのか」
手にやってくるはずの柔らかく弾力に富んだ肉の感触の代わりにやってきたのは、レースの布地がガード堅くそこを守り覆っている感触。
サッサと取り払ってしまえ!と、煩わしそうにホックを外してしまおうとするダンテ。
「ちょっと!やめてよダンテ」
「いいじゃねぇか、せっかくネロと逢夏のお許しが出たんだぞ。
オレと楽しいコトしようぜ?」
興奮冷めやらぬといった感じにぐいぐい迫ってくるダンテに、冷や汗たらたらでこれ以上の不埒な行動をやめさせようと躍起になる。
「ぐぬぬぬぬ、うう……、ダメだってば!!」
「いだだだだ」
強引なダンテにこちらもついに手が出た。
覆いかぶさって顔を近づけてきたダンテの耳を両手でつまみ、左右におもいっきり引っ張る。
耳なし芳一にこそならなくとも、しばらくの間は真っ赤なままになるであろう耳を押さえ、ダンテは目尻に涙を浮かべて呻いた。
「はぁ…」
ため息を吐いてその様子を見ながら、ディーヴァは逢夏に言われた事を思い出していた。
逢夏、ごめん。
あたしにはダンテと一緒になってソウイウコトを『楽しむ』のはまだ無理そうだよ…。
結局のところ引く暇がないほど抵抗し押してしまうからどうしようもないのだが、楽しむより押してダメなら引いてみろの方がよっぽど簡単だとディーヴァは思った。
とはいえ、押すのも引くのも少し苦手だ。
「ダンテ」
「なんだよ」
少し恨みがましそうな目を向けてくるダンテに、少し申し訳なくも思いつつ言い聞かせる。
「いい?こっちにいる間はさっきみたいに変なことしないでね?絶対だからね!?」
「変なことってこんなことか?」
念を押して言うが、絶対するなと言われれば逆にしてみたくなるのが人間というものだ。
ダンテはディーヴァの上に跨ると、下着に覆われ重力に負けず天を向く2つの膨らみをたった一度だが、両手でガッシリと掴んだ。
「ぎゃっ!ダンテ~?」
「悪い悪い」
胸の前に腕を守るように交差したディーヴァは、少々ご立腹。
「もう!!ここは友人宅とはいえよそ様のおうちなんだからね。
いくらお許しが出ててもダメったらダメ」
お許しの言葉というのに少々何か引っかかりを覚える。
今一度よく思い返してみよう!
いつどのタイミングでネロと逢夏は許可を出しただろうか?…いいや、許可の言葉なんて自分の耳は聞いていない。
「ちょっと待った!
よく考えたら直接お許しが出てるわけじゃないじゃないの!ダンテったら勝手なこと言って!!」
「ちっ…バレたか。
けど、ディーヴァはオレがいなくて寂しくなかったのかよ?」
寂しくなかったといえば嘘になる。
けれどここで簡単に素直な気持ちを口にするとダンテは調子にのるので、本音を言うのはやめておこうか…。
「逢夏がいたからそこまで寂しくなかったもん」
「がっくし。オレへの愛は逢夏に負けるようなモンだったのかよ…」
「えへへ……ん、でも」
かわいそうなので少しは本音を語る。
「ダンテのぬくもりと逢夏のぬくもりは違うよね。
やっぱり、ダンテのそばがいちばん落ち着いて眠れる…それは変わらないよ。
だからこうして一緒に寝ようと思ったのもあるし。
……ダンテがいちばんってだけじゃダメなの?
あたし…できればソウイウコトはまたあとで、おうちに帰って落ち着いてからしたいな」
起き上がったディーヴァは、じっとダンテの目を見つめて、ダンテの唇に指をピトリと当てる。
押すのも引くのも難しかったわりには、なんとか上手く言いくるめる事が出来た気がする。
本当は今でもダンテとの行為は怖いし痛くてたまらないが、自分達の世界に帰ってからならば、ダンテの好きにしても構わないだろう。
そしてダンテはまんまとディーヴァの言いくるめる作戦に引っかかった。
「う……わ、わかったよ。
オレの負けだ。今はこれで我慢する」
「ありがと。大好き、ダンテ」
小さくダンテの頬に唇を寄せたディーヴァは、満足して再びベッドの中へ潜り込む。
ついでダンテも、ディーヴァの横でおとなしく横になり、添い寝する事にしたのだった。
添い寝だけとはいえ、ようやくディーヴァと眠れるんだ。
今はこれだけしかできなくても、ディーヴァのぬくもりを堪能しなくては勿体無い!…などと眠りに落ちた彼女を小さく抱き寄せて微笑むダンテ。
…しかし向こうの部屋が結構な激しさで、どうもきになる。
ディーヴァには聞こえないくらいの音の大きさだからまだいいが、ダンテの鋭い耳にはよく聞こえる。
一体どんな楽しいコトをしているやら…。
あああ~~っ!くそ!
羨ましい……
オレがお預け食らってるってのに好き勝手しやがって~~~!!
ほどほどにしとけ、そう言ったはずなのに、先ほどからほどほどとは遠いベッドの軋み音と声が耳に届く。
声を聞けば、逢夏がどの程度ノリノリなのかうかがえた。
この積極的さ加減は、ディーヴァにも少しくらい見習って欲しいところである。
あっちに耳と神経を集中してしまうと悶々してしまい、せっかくのディーヴァを抱きしめて補給しても疲労は溜まる一方だ。
ダンテはディーヴァの柔らかな抱き心地、甘いかおりと、その胸の安心できる鼓動に全神経を集中させ、そして心音を子守唄代わりにと、サッサと眠りに落ちる事にした。
ゲストルームへとダンテを連れて行き、そのまま布団にすっぽり包まれ、完全に眠る態勢に入ったディーヴァ。
ダンテに手を出されないよう、おやすみの言葉を呟きながら、すでに目を閉じている。
だが、そんなの欲求が溜まっているダンテに通用するはずもなく。
もぞもぞと布団に潜り込んできたダンテが、いやらしい手つきでパジャマボタンの合わせ目から胸をまさぐろうとしてきた。
「ひぇ!」
「びっくりしすぎだ。
ん?なんだよ、寝る時なのに珍しく下着つけてるのか」
手にやってくるはずの柔らかく弾力に富んだ肉の感触の代わりにやってきたのは、レースの布地がガード堅くそこを守り覆っている感触。
サッサと取り払ってしまえ!と、煩わしそうにホックを外してしまおうとするダンテ。
「ちょっと!やめてよダンテ」
「いいじゃねぇか、せっかくネロと逢夏のお許しが出たんだぞ。
オレと楽しいコトしようぜ?」
興奮冷めやらぬといった感じにぐいぐい迫ってくるダンテに、冷や汗たらたらでこれ以上の不埒な行動をやめさせようと躍起になる。
「ぐぬぬぬぬ、うう……、ダメだってば!!」
「いだだだだ」
強引なダンテにこちらもついに手が出た。
覆いかぶさって顔を近づけてきたダンテの耳を両手でつまみ、左右におもいっきり引っ張る。
耳なし芳一にこそならなくとも、しばらくの間は真っ赤なままになるであろう耳を押さえ、ダンテは目尻に涙を浮かべて呻いた。
「はぁ…」
ため息を吐いてその様子を見ながら、ディーヴァは逢夏に言われた事を思い出していた。
逢夏、ごめん。
あたしにはダンテと一緒になってソウイウコトを『楽しむ』のはまだ無理そうだよ…。
結局のところ引く暇がないほど抵抗し押してしまうからどうしようもないのだが、楽しむより押してダメなら引いてみろの方がよっぽど簡単だとディーヴァは思った。
とはいえ、押すのも引くのも少し苦手だ。
「ダンテ」
「なんだよ」
少し恨みがましそうな目を向けてくるダンテに、少し申し訳なくも思いつつ言い聞かせる。
「いい?こっちにいる間はさっきみたいに変なことしないでね?絶対だからね!?」
「変なことってこんなことか?」
念を押して言うが、絶対するなと言われれば逆にしてみたくなるのが人間というものだ。
ダンテはディーヴァの上に跨ると、下着に覆われ重力に負けず天を向く2つの膨らみをたった一度だが、両手でガッシリと掴んだ。
「ぎゃっ!ダンテ~?」
「悪い悪い」
胸の前に腕を守るように交差したディーヴァは、少々ご立腹。
「もう!!ここは友人宅とはいえよそ様のおうちなんだからね。
いくらお許しが出ててもダメったらダメ」
お許しの言葉というのに少々何か引っかかりを覚える。
今一度よく思い返してみよう!
いつどのタイミングでネロと逢夏は許可を出しただろうか?…いいや、許可の言葉なんて自分の耳は聞いていない。
「ちょっと待った!
よく考えたら直接お許しが出てるわけじゃないじゃないの!ダンテったら勝手なこと言って!!」
「ちっ…バレたか。
けど、ディーヴァはオレがいなくて寂しくなかったのかよ?」
寂しくなかったといえば嘘になる。
けれどここで簡単に素直な気持ちを口にするとダンテは調子にのるので、本音を言うのはやめておこうか…。
「逢夏がいたからそこまで寂しくなかったもん」
「がっくし。オレへの愛は逢夏に負けるようなモンだったのかよ…」
「えへへ……ん、でも」
かわいそうなので少しは本音を語る。
「ダンテのぬくもりと逢夏のぬくもりは違うよね。
やっぱり、ダンテのそばがいちばん落ち着いて眠れる…それは変わらないよ。
だからこうして一緒に寝ようと思ったのもあるし。
……ダンテがいちばんってだけじゃダメなの?
あたし…できればソウイウコトはまたあとで、おうちに帰って落ち着いてからしたいな」
起き上がったディーヴァは、じっとダンテの目を見つめて、ダンテの唇に指をピトリと当てる。
押すのも引くのも難しかったわりには、なんとか上手く言いくるめる事が出来た気がする。
本当は今でもダンテとの行為は怖いし痛くてたまらないが、自分達の世界に帰ってからならば、ダンテの好きにしても構わないだろう。
そしてダンテはまんまとディーヴァの言いくるめる作戦に引っかかった。
「う……わ、わかったよ。
オレの負けだ。今はこれで我慢する」
「ありがと。大好き、ダンテ」
小さくダンテの頬に唇を寄せたディーヴァは、満足して再びベッドの中へ潜り込む。
ついでダンテも、ディーヴァの横でおとなしく横になり、添い寝する事にしたのだった。
添い寝だけとはいえ、ようやくディーヴァと眠れるんだ。
今はこれだけしかできなくても、ディーヴァのぬくもりを堪能しなくては勿体無い!…などと眠りに落ちた彼女を小さく抱き寄せて微笑むダンテ。
…しかし向こうの部屋が結構な激しさで、どうもきになる。
ディーヴァには聞こえないくらいの音の大きさだからまだいいが、ダンテの鋭い耳にはよく聞こえる。
一体どんな楽しいコトをしているやら…。
あああ~~っ!くそ!
羨ましい……
オレがお預け食らってるってのに好き勝手しやがって~~~!!
ほどほどにしとけ、そう言ったはずなのに、先ほどからほどほどとは遠いベッドの軋み音と声が耳に届く。
声を聞けば、逢夏がどの程度ノリノリなのかうかがえた。
この積極的さ加減は、ディーヴァにも少しくらい見習って欲しいところである。
あっちに耳と神経を集中してしまうと悶々してしまい、せっかくのディーヴァを抱きしめて補給しても疲労は溜まる一方だ。
ダンテはディーヴァの柔らかな抱き心地、甘いかおりと、その胸の安心できる鼓動に全神経を集中させ、そして心音を子守唄代わりにと、サッサと眠りに落ちる事にした。