御神籤 六枚目
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大空で大乱闘を繰り広げた後の食事はいつかに約束していた通りのご馳走となった。
ディナーはいつものリビングではなくダイニングで。
キッチンのカウンターまで料理を並べ、実は嫁の逢夏にまで隠していたつもりだったネロのお酒までいつのまにか振る舞われている状況。
ただメシということでダンテの手が遠慮なく次々と料理に伸びていくが今日は誰も咎める事なく
ディナーの参加者は4人と2匹だというのに賑やかに時間が過ぎていく。
しかしそうこうして宴もたけなわ……とはまだまだいかない。
それはある人物の提案から始まる。
「よーっし!この調子で神籤でもなんでも引いちまえ!!」
「お!それじゃあ引いちゃいますか!」
「えぇ~…しゃすがにそれはあぶにゃいんじゃにゃいひゃな~…?」
「んな心配しなくても大丈夫だって。
今までだって大したもんでてねぇしな。」
鶴の一声はすっかり赤ら顔のダンテの声。
賛同する逢夏とネロはほろ酔い気分。
1人心配するディーヴァに至ってはほんの一口のアルコールで呂律がまわっていない。
「天シぃ!心パいしぅグい!
らいぉーブ!」
「えー…れも…れもぉ!
にゃんかいやにゃ予感がしゅるよ~…?」
「だいじょーぶだって!
ディーヴァはオレが守るっ!」
「しょういう問題やにゃーい!」
しかし、ディーヴァの心配を他所に悪魔すら3人の言葉に肯定し始める始末。
これ以上は止める間もなく、つつつつい~っと籤の箱が次の引き手である逢夏の前にと差し出された。
躊躇いなく箱の中に手を突っ込む逢夏、そして取り出した封筒。
あっ!
と、ディーヴァが声を上げる間もなく素早く中の用紙を取り出すと声高らかに読み上げられた。
「凶!
…あれ、凶かぁ!
あははははっ!!!凶だってぇ!」
「そうか、凶か!
……凶!!??」
「あははは…、じゃないだろ!!?
内容はなんだって!?」
「ほらぁ!!
大丈夫じゃにゃいーーー!」
ケラケラ笑う逢夏につられ、最初は揃って笑い声を上げていた男性陣の表情が強張る。
一気に醒めるパーティームード。
一足先に夢見心地から抜け出していたディーヴァが頭を激しく横に振り、涙目で訴えていたが…けれど逢夏は相変わらずの笑顔で声をかけた。
「ダイジョーブ。
内容は"メタモルで大変!治療法は3人寄れば文殊の知恵!"だって。」
「メタ、モル…?
メタモル…って、変身ってこと?」
「うんっ。
さ、悪魔さんカモーン!」
「ぁイ、まム!」
お酒も入って上機嫌の悪魔が敬礼の後、逢夏の後ろに大きな門を出現させる。
黒い禍々しい門はゆっくりと口を開け、呆気にとられる3人をおいて逢夏が外にでも出かける気軽さで門の側にと立った。
「にェ、ぉデヨりすおィあ苦魔サま!
特ェつあービぅ!
メぁモるぇラばぇる!!!」
「というわけですので、皆さんごきげんよう。
とりあえず私は面白そうなものに変身してくる予定なのであしからず!
帰りは明日の朝、それまでアデュー♪」
悪魔の世界も縦社会か。
ちゃっかり贔屓宣言をした悪魔を連れ立って、門の中へそして門と共に消えた逢夏。
バタンッ!!
扉が閉まる音を最後に静まり返ったダイニングにポツリと立ち尽くす3人。
その様はなんというか諸行無常…的な?
抗う事のできない大きな物を目の前にした茫然感で溢れているのでした。
ディナーはいつものリビングではなくダイニングで。
キッチンのカウンターまで料理を並べ、実は嫁の逢夏にまで隠していたつもりだったネロのお酒までいつのまにか振る舞われている状況。
ただメシということでダンテの手が遠慮なく次々と料理に伸びていくが今日は誰も咎める事なく
ディナーの参加者は4人と2匹だというのに賑やかに時間が過ぎていく。
しかしそうこうして宴もたけなわ……とはまだまだいかない。
それはある人物の提案から始まる。
「よーっし!この調子で神籤でもなんでも引いちまえ!!」
「お!それじゃあ引いちゃいますか!」
「えぇ~…しゃすがにそれはあぶにゃいんじゃにゃいひゃな~…?」
「んな心配しなくても大丈夫だって。
今までだって大したもんでてねぇしな。」
鶴の一声はすっかり赤ら顔のダンテの声。
賛同する逢夏とネロはほろ酔い気分。
1人心配するディーヴァに至ってはほんの一口のアルコールで呂律がまわっていない。
「天シぃ!心パいしぅグい!
らいぉーブ!」
「えー…れも…れもぉ!
にゃんかいやにゃ予感がしゅるよ~…?」
「だいじょーぶだって!
ディーヴァはオレが守るっ!」
「しょういう問題やにゃーい!」
しかし、ディーヴァの心配を他所に悪魔すら3人の言葉に肯定し始める始末。
これ以上は止める間もなく、つつつつい~っと籤の箱が次の引き手である逢夏の前にと差し出された。
躊躇いなく箱の中に手を突っ込む逢夏、そして取り出した封筒。
あっ!
と、ディーヴァが声を上げる間もなく素早く中の用紙を取り出すと声高らかに読み上げられた。
「凶!
…あれ、凶かぁ!
あははははっ!!!凶だってぇ!」
「そうか、凶か!
……凶!!??」
「あははは…、じゃないだろ!!?
内容はなんだって!?」
「ほらぁ!!
大丈夫じゃにゃいーーー!」
ケラケラ笑う逢夏につられ、最初は揃って笑い声を上げていた男性陣の表情が強張る。
一気に醒めるパーティームード。
一足先に夢見心地から抜け出していたディーヴァが頭を激しく横に振り、涙目で訴えていたが…けれど逢夏は相変わらずの笑顔で声をかけた。
「ダイジョーブ。
内容は"メタモルで大変!治療法は3人寄れば文殊の知恵!"だって。」
「メタ、モル…?
メタモル…って、変身ってこと?」
「うんっ。
さ、悪魔さんカモーン!」
「ぁイ、まム!」
お酒も入って上機嫌の悪魔が敬礼の後、逢夏の後ろに大きな門を出現させる。
黒い禍々しい門はゆっくりと口を開け、呆気にとられる3人をおいて逢夏が外にでも出かける気軽さで門の側にと立った。
「にェ、ぉデヨりすおィあ苦魔サま!
特ェつあービぅ!
メぁモるぇラばぇる!!!」
「というわけですので、皆さんごきげんよう。
とりあえず私は面白そうなものに変身してくる予定なのであしからず!
帰りは明日の朝、それまでアデュー♪」
悪魔の世界も縦社会か。
ちゃっかり贔屓宣言をした悪魔を連れ立って、門の中へそして門と共に消えた逢夏。
バタンッ!!
扉が閉まる音を最後に静まり返ったダイニングにポツリと立ち尽くす3人。
その様はなんというか諸行無常…的な?
抗う事のできない大きな物を目の前にした茫然感で溢れているのでした。