御神籤 五枚目
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その夜、ディーヴァは夢を見た。
大空を優雅に飛ぶ夢を。
なんだか、変な感じ。
普通に毎日見る夢とは違うとディーヴァは思った。
たまに見ることがある、これから起こるであろう何かの予知に近い不思議な夢だと即座に理解できた。
ただ飛んでいるだけなら楽しくて良かったのだが、残念かな…そんな楽しいものではない。
天使の翼で大きく羽ばたき飛んでいるところに何者かの攻撃が直撃し、はるか下の地上へと墜落させられる(しかも非常にリアル)という、心臓に悪い夢だったのだ。
「うわぁ!」
がばっ!!
飛び起きるディーヴァ。
ディーヴァが目を覚ましたのは、ちょうど地面に勢いよく叩きつけられる直前だった。
心臓がどっどっどっ、早鐘を鳴らす。
じっとりと嫌な汗をかいた。
汗が染み込んだ服が肌に張り付き、気分が悪かった。
「ん~、早いねディーヴァちゃん、おはよう…」
突然飛び起きたディーヴァに、同じベッドで眠っていた逢夏が冷たい空気を感じ眠そうな声を出す。
が、目をこすって見上げた先のディーヴァの様子に一瞬で目が覚めた。
「ど、どうしたのディーヴァちゃん!すごい汗じゃない!」
「おはよう逢夏。ちょっと怖い夢見ちゃってさ…」
すぐ傍にあったタオルを渡し使うように促すと、ディーヴァは怖い夢を見たと子供のようなことを宣いながら汗を拭いた。
逢夏はニマニマと笑いながら、ディーヴァの頭を引き寄せ、幼い子供にするようにぽんぽんと叩いてあやす。
「ディーヴァちゃんたら、怖い夢見たのかぁ~、怖いの怖いの魔界の彼方に飛んでけ~!はい、これで大丈夫」
その行動と言葉に面食らったような顔をしてから、ディーヴァは赤くなってぷりぷりと怒った。
「もぉ~!やめてよ逢夏、あたし子供じゃないってば~!」
「実年齢うん千歳の私からしたら、まだまだ子供だよ♪」
「そうかもしれないけど…」
頬をぷくり、不服そうに膨らませる。
「で、どんな夢見たの?怖い夢ってさ、人に話すといいらしいよー」
「え、そうなの?…だったら今度からダンテにも聞いてもらうようにしよっかな……」
悪魔に襲われた経験の多さゆえか、何かと悪夢に苛まれることの多いディーヴァ。
これから先の悪夢をダンテに共有してもらうと決め、逢夏に今回見てしまったリアルな悪夢の内容を話して聞かせる。
だが、逢夏はケラケラと笑い飛ばすのだった。
「ディーヴァちゃん、それいい夢じゃん!空を飛ぶ夢って縁起がいいんだよ」
「体験した感じ不吉だったんだけどな。落ちちゃうのとか怖いし…」
「いいなー絶叫マシンみたいで面白そう」
「面白くなんかなーい!」
想像してワクワクしてきている逢夏に、大きく否定するディーヴァ。
「まあ、潰れたトマト寸前は怖いか。うーん、わからない…私は悪魔の気持ちで考えちゃうからかな?ごめんね」
逢夏さんやい、その表現は悪夢よりもっと怖いです。
そうディーヴァは思うのだった。
「あーうー…汗かいてぺたぺたする…。シャワー借りるね」
と、悪夢の内容についてはここまで。
そろそろ男性陣が起きてこないとも限らない。
というか、無駄に耳のいい半魔達は、女性達の会話をゲストルームから盗み聞きしている可能性がある。
もしかしたら、今頃『シャワー』の言葉でダンテあたりが良からぬことを企んでいるかも…?
「どぞどぞ!なんなら湯船にお湯張るからゆっくりしといでよ。その間に朝ごはんの準備してるね」
「あーん、あたしにも手伝わせてよー!」
「じゃあ、お昼にお願いするよ。しばらくは買い物しに行かなくても平気なくらい食材あるから、好きに使って」
「わーい、任せて!!」
朝食に昼食…どんなメニューがいいかとキャッキャウフフ、会話しながら2人は階下へ…。
ふと、部屋を出る直前で壁にかかる着物達に自然と目が行った。
昨日は散々な目にあったが、その最後になってとてもいいことがあった。
ネロが逢夏のかねてからの願いであった白無垢をプレゼントしてくれたのだ。
これを着て、近い内にネロと日本で…なんて思いを馳せる。
いいことがあったのは、逢夏だけにあらず。
ネロに便乗する形ではあったが、ダンテもディーヴァに素敵な大振袖をプレゼントしたのだ。
ここに飛ばされる前、母方の実家で羽織った着物を思い出し、胸の内がほっこりと温かくなる。
逢夏とディーヴァはしばし着物を幸せそうに見つめると、お互いの顔を照れ臭そうに見、どちらからともなく笑った。
「ふふ。真っ赤な着物、綺麗だね」
「ね。逢夏の白無垢もとっても綺麗」
笑いあう横には、着物の他に無理やり着替えさせられたエロ下着も畳まれている。
こっちについては2人ともノーコメントで、見ようともしないのだった。
大空を優雅に飛ぶ夢を。
なんだか、変な感じ。
普通に毎日見る夢とは違うとディーヴァは思った。
たまに見ることがある、これから起こるであろう何かの予知に近い不思議な夢だと即座に理解できた。
ただ飛んでいるだけなら楽しくて良かったのだが、残念かな…そんな楽しいものではない。
天使の翼で大きく羽ばたき飛んでいるところに何者かの攻撃が直撃し、はるか下の地上へと墜落させられる(しかも非常にリアル)という、心臓に悪い夢だったのだ。
「うわぁ!」
がばっ!!
飛び起きるディーヴァ。
ディーヴァが目を覚ましたのは、ちょうど地面に勢いよく叩きつけられる直前だった。
心臓がどっどっどっ、早鐘を鳴らす。
じっとりと嫌な汗をかいた。
汗が染み込んだ服が肌に張り付き、気分が悪かった。
「ん~、早いねディーヴァちゃん、おはよう…」
突然飛び起きたディーヴァに、同じベッドで眠っていた逢夏が冷たい空気を感じ眠そうな声を出す。
が、目をこすって見上げた先のディーヴァの様子に一瞬で目が覚めた。
「ど、どうしたのディーヴァちゃん!すごい汗じゃない!」
「おはよう逢夏。ちょっと怖い夢見ちゃってさ…」
すぐ傍にあったタオルを渡し使うように促すと、ディーヴァは怖い夢を見たと子供のようなことを宣いながら汗を拭いた。
逢夏はニマニマと笑いながら、ディーヴァの頭を引き寄せ、幼い子供にするようにぽんぽんと叩いてあやす。
「ディーヴァちゃんたら、怖い夢見たのかぁ~、怖いの怖いの魔界の彼方に飛んでけ~!はい、これで大丈夫」
その行動と言葉に面食らったような顔をしてから、ディーヴァは赤くなってぷりぷりと怒った。
「もぉ~!やめてよ逢夏、あたし子供じゃないってば~!」
「実年齢うん千歳の私からしたら、まだまだ子供だよ♪」
「そうかもしれないけど…」
頬をぷくり、不服そうに膨らませる。
「で、どんな夢見たの?怖い夢ってさ、人に話すといいらしいよー」
「え、そうなの?…だったら今度からダンテにも聞いてもらうようにしよっかな……」
悪魔に襲われた経験の多さゆえか、何かと悪夢に苛まれることの多いディーヴァ。
これから先の悪夢をダンテに共有してもらうと決め、逢夏に今回見てしまったリアルな悪夢の内容を話して聞かせる。
だが、逢夏はケラケラと笑い飛ばすのだった。
「ディーヴァちゃん、それいい夢じゃん!空を飛ぶ夢って縁起がいいんだよ」
「体験した感じ不吉だったんだけどな。落ちちゃうのとか怖いし…」
「いいなー絶叫マシンみたいで面白そう」
「面白くなんかなーい!」
想像してワクワクしてきている逢夏に、大きく否定するディーヴァ。
「まあ、潰れたトマト寸前は怖いか。うーん、わからない…私は悪魔の気持ちで考えちゃうからかな?ごめんね」
逢夏さんやい、その表現は悪夢よりもっと怖いです。
そうディーヴァは思うのだった。
「あーうー…汗かいてぺたぺたする…。シャワー借りるね」
と、悪夢の内容についてはここまで。
そろそろ男性陣が起きてこないとも限らない。
というか、無駄に耳のいい半魔達は、女性達の会話をゲストルームから盗み聞きしている可能性がある。
もしかしたら、今頃『シャワー』の言葉でダンテあたりが良からぬことを企んでいるかも…?
「どぞどぞ!なんなら湯船にお湯張るからゆっくりしといでよ。その間に朝ごはんの準備してるね」
「あーん、あたしにも手伝わせてよー!」
「じゃあ、お昼にお願いするよ。しばらくは買い物しに行かなくても平気なくらい食材あるから、好きに使って」
「わーい、任せて!!」
朝食に昼食…どんなメニューがいいかとキャッキャウフフ、会話しながら2人は階下へ…。
ふと、部屋を出る直前で壁にかかる着物達に自然と目が行った。
昨日は散々な目にあったが、その最後になってとてもいいことがあった。
ネロが逢夏のかねてからの願いであった白無垢をプレゼントしてくれたのだ。
これを着て、近い内にネロと日本で…なんて思いを馳せる。
いいことがあったのは、逢夏だけにあらず。
ネロに便乗する形ではあったが、ダンテもディーヴァに素敵な大振袖をプレゼントしたのだ。
ここに飛ばされる前、母方の実家で羽織った着物を思い出し、胸の内がほっこりと温かくなる。
逢夏とディーヴァはしばし着物を幸せそうに見つめると、お互いの顔を照れ臭そうに見、どちらからともなく笑った。
「ふふ。真っ赤な着物、綺麗だね」
「ね。逢夏の白無垢もとっても綺麗」
笑いあう横には、着物の他に無理やり着替えさせられたエロ下着も畳まれている。
こっちについては2人ともノーコメントで、見ようともしないのだった。