御神籤 三枚目
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中に待っていたのは深淵の魔女といわれる女悪魔、ネヴァン。
全裸にも近しい姿を惜しげもなく晒し、ネロとダンテを誘惑するように微笑むその姿にネロはサッと目を逸らした。
「女の悪魔か…やりずらいな」
「ネーロー?」
鼻の頭をポリポリとかいてどうしようかと考えあぐねるネロを、ジト目で睨む嫁・逢夏。
「まさかとは思うけど“女”の悪魔だから倒しづらいとか、言うんじゃないよね。女だから手加減しちゃう?相手がおっきな胸晒してるから目のやりどころに困るって?」
「え!?いや、その…」
「………ネロの浮気者。恨んでやる…私、祟るとこわいんだからね」
「いやいやいや、別にそんなわけじゃないし、俺は浮気なんかしねぇよ。それに、祟るとこわいのはよく知ってる」
「…誓って?」
「誓って」
「……本当かなぁ」
「~~~…だーかーらー!」
じとぉ…。
更に不信そうにネロを見てくる逢夏に、ネロは冷や汗タラタラで弁解を続けた。
その夫婦のやり取りを見ていたダンテが突然、声を上げる。
「ならば!」
「「??」」
第三者の介入に、同時にダンテに注目する夫婦2人。
ちなみにこれから相手をするネヴァンはというと、あらら、ご丁寧にもじっと待ってくれている。
「ネロが1人で倒してこいよ。オレはここで逢夏と見てるからな。ネロの逢夏への愛のほどを、オレに見せてみろ」
「そーだそーだ!見せてみろーぃ!」
ダンテの提案に、一緒になって叫ぶ逢夏。
まったく、こういう時ばかりダンテと結託したり仲がよかったりで困る。
「はぁ!?」
「前のクジの時、逢夏はディーヴァにも誰にも負けないほどネロの事が好きって言ってただろ。ネロは違うってか?」
「違うもんか。俺だって逢夏の事…てめぇに負けねぇくらい愛してるっての」
昔のネロならば少し恥ずかしがるだろうが、今のネロは迷うことなく愛の言葉を口にした。
「だったら、愛を証明してみせろ」
「ほ~…ダンテもたまにはいい事言うね、たまにはさ!」
「たまにはが余計だ」
ぱちぱちぱち!
拍手と共にダンテに称賛をおくる逢夏に、ネロは何も反論できず承諾するしかなかった。
渋々といった風に、ネヴァンの元へと向かう。
「…それに、オレはもうネヴァンにキスされたくないしな」
ボソッと追加するダンテ。
ネヴァンのキス、つまり死の抱擁の事を指すのだろうが…。
ダンテお前、実はそこが本音だろうが!ディーヴァを助けるというさっきまでの意気込みはどうしたんだ!!
「ん、ダンテ今なんか言った?」
「なんでもねぇ」
あら、残念。
誰にもその呟きは聞こえなかった。
そうこうしてる内にも戦闘は始まっている。
ネロはネヴァンが続けざまに放ってくる影刃や、雷撃を纏うコウモリを、全てササッとかわしていった。
さて、肝心な攻撃はレッドクイーンか、それともブルーローズか右腕か…。
「おいダンテ、攻略方法は普通か?」
「おっと、そうだった。そいつ、身に纏うコウモリを引っぺがさないとダメージを与えられないぜ」
体のコウモリを引き剥がす=ほぼ全裸。
「なん…だと…?」
信じられないと言いたげにダンテへと驚愕の表情を向けるが、迷った末、ブルーローズを使うことにしたネロ。
ブルーローズを何発も撃ち込めば、ごりごりと剥がれるコウモリの鎧。
「おいこら。目にしないためにイージーオートマチックモードにすんなよ」
「ちっ…バレたか」
ばれてーら。
照準も目も合わせずとも相手に当たる便利な機能にしているのが、ダンテにバレてしまった。
「バレたからなんだってんだ」
開き直ったネロは、デビルトリガーを引いた。
ブルーローズと幻影剣、2つの遠距離攻撃でコウモリ諸共、ダメージを与える。
ちなみにバスターはなるべく使わない。
バスターを使うと、そのまま近づいてこようとするため恐ろしくてたまらないのだ。
何故だかわからないが、良からぬ事をされそうな、そんな気がした。
全裸にも近しい姿を惜しげもなく晒し、ネロとダンテを誘惑するように微笑むその姿にネロはサッと目を逸らした。
「女の悪魔か…やりずらいな」
「ネーロー?」
鼻の頭をポリポリとかいてどうしようかと考えあぐねるネロを、ジト目で睨む嫁・逢夏。
「まさかとは思うけど“女”の悪魔だから倒しづらいとか、言うんじゃないよね。女だから手加減しちゃう?相手がおっきな胸晒してるから目のやりどころに困るって?」
「え!?いや、その…」
「………ネロの浮気者。恨んでやる…私、祟るとこわいんだからね」
「いやいやいや、別にそんなわけじゃないし、俺は浮気なんかしねぇよ。それに、祟るとこわいのはよく知ってる」
「…誓って?」
「誓って」
「……本当かなぁ」
「~~~…だーかーらー!」
じとぉ…。
更に不信そうにネロを見てくる逢夏に、ネロは冷や汗タラタラで弁解を続けた。
その夫婦のやり取りを見ていたダンテが突然、声を上げる。
「ならば!」
「「??」」
第三者の介入に、同時にダンテに注目する夫婦2人。
ちなみにこれから相手をするネヴァンはというと、あらら、ご丁寧にもじっと待ってくれている。
「ネロが1人で倒してこいよ。オレはここで逢夏と見てるからな。ネロの逢夏への愛のほどを、オレに見せてみろ」
「そーだそーだ!見せてみろーぃ!」
ダンテの提案に、一緒になって叫ぶ逢夏。
まったく、こういう時ばかりダンテと結託したり仲がよかったりで困る。
「はぁ!?」
「前のクジの時、逢夏はディーヴァにも誰にも負けないほどネロの事が好きって言ってただろ。ネロは違うってか?」
「違うもんか。俺だって逢夏の事…てめぇに負けねぇくらい愛してるっての」
昔のネロならば少し恥ずかしがるだろうが、今のネロは迷うことなく愛の言葉を口にした。
「だったら、愛を証明してみせろ」
「ほ~…ダンテもたまにはいい事言うね、たまにはさ!」
「たまにはが余計だ」
ぱちぱちぱち!
拍手と共にダンテに称賛をおくる逢夏に、ネロは何も反論できず承諾するしかなかった。
渋々といった風に、ネヴァンの元へと向かう。
「…それに、オレはもうネヴァンにキスされたくないしな」
ボソッと追加するダンテ。
ネヴァンのキス、つまり死の抱擁の事を指すのだろうが…。
ダンテお前、実はそこが本音だろうが!ディーヴァを助けるというさっきまでの意気込みはどうしたんだ!!
「ん、ダンテ今なんか言った?」
「なんでもねぇ」
あら、残念。
誰にもその呟きは聞こえなかった。
そうこうしてる内にも戦闘は始まっている。
ネロはネヴァンが続けざまに放ってくる影刃や、雷撃を纏うコウモリを、全てササッとかわしていった。
さて、肝心な攻撃はレッドクイーンか、それともブルーローズか右腕か…。
「おいダンテ、攻略方法は普通か?」
「おっと、そうだった。そいつ、身に纏うコウモリを引っぺがさないとダメージを与えられないぜ」
体のコウモリを引き剥がす=ほぼ全裸。
「なん…だと…?」
信じられないと言いたげにダンテへと驚愕の表情を向けるが、迷った末、ブルーローズを使うことにしたネロ。
ブルーローズを何発も撃ち込めば、ごりごりと剥がれるコウモリの鎧。
「おいこら。目にしないためにイージーオートマチックモードにすんなよ」
「ちっ…バレたか」
ばれてーら。
照準も目も合わせずとも相手に当たる便利な機能にしているのが、ダンテにバレてしまった。
「バレたからなんだってんだ」
開き直ったネロは、デビルトリガーを引いた。
ブルーローズと幻影剣、2つの遠距離攻撃でコウモリ諸共、ダメージを与える。
ちなみにバスターはなるべく使わない。
バスターを使うと、そのまま近づいてこようとするため恐ろしくてたまらないのだ。
何故だかわからないが、良からぬ事をされそうな、そんな気がした。