御神籤 十枚目
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翌朝は清々しい朝となった。
キンとした寒さで引き締められた陽光を後目にディーヴァが頭を抑えて唸る。
「うぅ…頭痛いよぅ…。」
「たった一口で二日酔いなんてある意味すごいね。
ダンテ、やっぱり飲ましちゃダメだったじゃん…。」
「オレにいうな。飲ましたのはお前だ、馬鹿。」
身支度を終え、朝食もそこそこに。
その間ずっと頭を抱えっぱなしのディーヴァを3人が3人心配しながら部屋に戻るとそこに浴衣を着、くつろぐ悪魔が姿を表した。
「お魔ぃら!!!ぉんセン魔んキつした?
ぉデ、ぃあワせぁったゾ!
ん?天ぃ、ドぅしぁ?」
「はいはい、君はちょっと向こうでお話ししようねー。
ダンテ、とりあえずディーヴァちゃんについてて。
ネロは私とこの子の話を聞こ。」
明らかに体調を崩してるディーヴァにしつこく付きまとう悪魔を鷲掴んだ逢夏はネロと共にダンテとディーヴァを置いて部屋の外へ。
もぞもぞ、うごうごともがく悪魔を自由にしてみればひょいっと2人の頭上を飛び回ってこういった。
「もゥ、苦ジぉワいー!ォとノバ死ょヵえル!」
「あぁ、本当にこれで終わりなのか。
なんかぬるかったな。」
「そだね。…って、…何。その嫌な顔。」
ネロと逢夏がクジの終わりを告げられてホッと息をついたと同時にニヤリとしたり顔の悪魔。
いち早くそれに気づいた逢夏がそれを指摘するや否や、悪魔は逢夏の手にとあるものを投げつけた。
投げつけられたそれは長財布にも似ているが、薄いし固い。
それが何なのか。
すぐにピンときた逢夏はすぐにそれを開け、中身に絶句した。
と、それと同時に場所は2人の自宅にと入れ替わる。
いつものソファには"ふぇ~"と抜けた声を出して二日酔いに苦しむディーヴァとちょっとだけ心配そうなダンテ。
そしてワンテンポ遅れて逢夏の手元にあるそれを覗き見たネロが引きつった声を上げた。
「何だこれ!」
「せィキゆ死ョ!ぉマぃらノとおデの!」
「ちょっと待って、私たちの分はいいとして、何で貴方のこんなに高いの!?」
「ぅームさァビす魔しマ死!ぉヘ夜、お魔ぃらヨリ愚レぃどぁつプ!」
「はぁ!?ふざけんなこいつ!」
「ぉンセんつヵっえ、吉ぁったでぉ!?
ニぇ!半ぱモノ!ぉまイぁ、はラぅ!」
悪魔が言うことを要約すれば
あんないい宿をとってやったことに感謝しろ。
まずその感謝料として自分はルームサービスを取れるだけとったし、そもそも部屋のグレードも上げたから満足。
お前らも温泉に浸かって吉だったろう?
その代金を支払うとまでは言ってない。
お前らが払え。
と言うことらしい。
全てを言い終わり、ケタケタと意地悪く笑いながら飛び回る悪魔はその言葉の通り、十分に温泉を満喫したらしくご機嫌だ。
「…信じらんない、この子。」
「マジか。結構いい値段するな…。」
対して呆気にとられる2人。
一度顔を見合わせ、そして次にはソファの方のダンテ達にと視線を向ける。
が…
「ダンテてめぇ、無言で拒否してんじゃねぇぞ!」
「あー…ネロ、ディーヴァちゃんの頭痛が酷くなるから叫ばない。
もう最初からわかりきってたことじゃない…。
それにまぁ、このクジは私のだし…ね?」
視線を向けたと同時に無言で両手をクロスさせ、支払いの拒否を訴えるダンテ。
噛み付くネロを抑え、逢夏は観念して財布を開いたのだった。
キンとした寒さで引き締められた陽光を後目にディーヴァが頭を抑えて唸る。
「うぅ…頭痛いよぅ…。」
「たった一口で二日酔いなんてある意味すごいね。
ダンテ、やっぱり飲ましちゃダメだったじゃん…。」
「オレにいうな。飲ましたのはお前だ、馬鹿。」
身支度を終え、朝食もそこそこに。
その間ずっと頭を抱えっぱなしのディーヴァを3人が3人心配しながら部屋に戻るとそこに浴衣を着、くつろぐ悪魔が姿を表した。
「お魔ぃら!!!ぉんセン魔んキつした?
ぉデ、ぃあワせぁったゾ!
ん?天ぃ、ドぅしぁ?」
「はいはい、君はちょっと向こうでお話ししようねー。
ダンテ、とりあえずディーヴァちゃんについてて。
ネロは私とこの子の話を聞こ。」
明らかに体調を崩してるディーヴァにしつこく付きまとう悪魔を鷲掴んだ逢夏はネロと共にダンテとディーヴァを置いて部屋の外へ。
もぞもぞ、うごうごともがく悪魔を自由にしてみればひょいっと2人の頭上を飛び回ってこういった。
「もゥ、苦ジぉワいー!ォとノバ死ょヵえル!」
「あぁ、本当にこれで終わりなのか。
なんかぬるかったな。」
「そだね。…って、…何。その嫌な顔。」
ネロと逢夏がクジの終わりを告げられてホッと息をついたと同時にニヤリとしたり顔の悪魔。
いち早くそれに気づいた逢夏がそれを指摘するや否や、悪魔は逢夏の手にとあるものを投げつけた。
投げつけられたそれは長財布にも似ているが、薄いし固い。
それが何なのか。
すぐにピンときた逢夏はすぐにそれを開け、中身に絶句した。
と、それと同時に場所は2人の自宅にと入れ替わる。
いつものソファには"ふぇ~"と抜けた声を出して二日酔いに苦しむディーヴァとちょっとだけ心配そうなダンテ。
そしてワンテンポ遅れて逢夏の手元にあるそれを覗き見たネロが引きつった声を上げた。
「何だこれ!」
「せィキゆ死ョ!ぉマぃらノとおデの!」
「ちょっと待って、私たちの分はいいとして、何で貴方のこんなに高いの!?」
「ぅームさァビす魔しマ死!ぉヘ夜、お魔ぃらヨリ愚レぃどぁつプ!」
「はぁ!?ふざけんなこいつ!」
「ぉンセんつヵっえ、吉ぁったでぉ!?
ニぇ!半ぱモノ!ぉまイぁ、はラぅ!」
悪魔が言うことを要約すれば
あんないい宿をとってやったことに感謝しろ。
まずその感謝料として自分はルームサービスを取れるだけとったし、そもそも部屋のグレードも上げたから満足。
お前らも温泉に浸かって吉だったろう?
その代金を支払うとまでは言ってない。
お前らが払え。
と言うことらしい。
全てを言い終わり、ケタケタと意地悪く笑いながら飛び回る悪魔はその言葉の通り、十分に温泉を満喫したらしくご機嫌だ。
「…信じらんない、この子。」
「マジか。結構いい値段するな…。」
対して呆気にとられる2人。
一度顔を見合わせ、そして次にはソファの方のダンテ達にと視線を向ける。
が…
「ダンテてめぇ、無言で拒否してんじゃねぇぞ!」
「あー…ネロ、ディーヴァちゃんの頭痛が酷くなるから叫ばない。
もう最初からわかりきってたことじゃない…。
それにまぁ、このクジは私のだし…ね?」
視線を向けたと同時に無言で両手をクロスさせ、支払いの拒否を訴えるダンテ。
噛み付くネロを抑え、逢夏は観念して財布を開いたのだった。