御神籤 十枚目
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「皆様おはようございます。
今日もやってまいりました、おみくじの時間ですが、心の準備はいかがでしょーか。」
朝食のポテトとチーズのガレットとトマトスープを腹に収め、食器の片付けもそこそこに逢夏が改まって3人を見回した。
すっかり寛ぎモードだったところに現実へと引き戻すワードを告げられた所為かその反応は非常に様々。
「おはよー!あたしはいつでもオーケーだよ!」
「オレが準備できてないとか言ったところで引く癖に。」
「…そういう逢夏はいいのか?」
「…………ふむ。
なかなかどうして、いつもなら嬉しいネロの気遣いに裏を感じる。」
「気のせいだよぉー。ね?ネロ?」
「あ、あぁ、決まってんだろ。なぁ、ダンテ?」
「なんでオレにまで振ってくるんだよお前ら。」
「まぁまぁダンテ、我々4人の中に良心を持つ人間が2人もいるというのはいいことなのかもよ?」
「お前はともかくなんでオレまで悪意にカテゴライズされてんだよ!
というかなんでこんな話になった!」
「なぜでしょう?
ささ、くじ引くからいらっしゃーい。」
とまぁ、様々ではあるが誰も異議を唱える者はいない。
そんなわけで意味深なことをつぶやきつつ逢夏は使用人でも呼ぶような気軽さで手を叩き、悪魔を呼んだ。
そんなので来るのか?と不思議そうな3人を他所に、悪魔はどこからともなくくじの箱を抱えてピュンと一飛びやってくる。
「ぁイ、魔ム!」
昨日のTV番組の報復を恐れているのか、ただ単に逢夏の気まぐれに付き合ってるだけなのかは分からないが現れた悪魔は畏まって箱を差し出した。
対して満足げにうなづいた逢夏は箱の中にと手を入れる。
「うむ、苦しゅうない。
さてさて……、いいクジこーいっ!…ん?」
「どしたの!?
……あれ?」
クジを引いた途端、封を開けるまでもなく違和感に声を上げた逢夏にディーヴァが近づく。
そしてディーヴァもまた違和感に首を傾げ…
「分厚い…ね?」
「そうだねぇ…。
手紙爆弾ならぬクジ爆弾かな?」
「爆弾!?
おい!ディーヴァ、こっちこい!!!」
分厚い封筒に物騒な推測の逢夏の言葉にダンテがすぐさまディーヴァの手を引き、自らの後ろにと庇う。
ネロもすぐさま右に習おうとするのだが、ためらいなく封を切って中身を改めた逢夏の顔を見、訝しげに眉をひそめてその場で見守った。
と、そんな3人を横目に逢夏がとうとう中身を取り出し、読み上げる。
「日本へ、温泉につかると吉。
分厚かったのは旅行券に地図に旅行ガイド誌まで詰めてたからみたいだね。」
あの小さな封筒に何をどうしたらそんなに詰められるのか。
もしかすると四次元ポケット的な何かなのか。
机に順々に封筒の中身を並べられていく様に、警戒していたディーヴァとダンテの目がまあるくなる。
「…ふぇ?」
「…は?」
「日本?
久々だな。」
「だねぇ。
ディーヴァちゃんとダンテは日本から来たからちょっとぶりの訪日かな?」
首をかしげながら手にした旅行券を窓から差し込む日光にかざしてみる逢夏はクスリと笑いながら、悪魔にと手渡した。
「じゃあ頼むね、くれぐれも安全に。」
「アぃあイ!」
ポン!といつもの小気味いい音を響かせたと思うと悪魔は車掌の姿になって敬礼。
そして細い指からは考えられない程、大きく鳴らした指の音が響いたかと思うと4人は瞬く間に日本へ…そして古そうだが趣のある旅館の前にと立っていた。
今日もやってまいりました、おみくじの時間ですが、心の準備はいかがでしょーか。」
朝食のポテトとチーズのガレットとトマトスープを腹に収め、食器の片付けもそこそこに逢夏が改まって3人を見回した。
すっかり寛ぎモードだったところに現実へと引き戻すワードを告げられた所為かその反応は非常に様々。
「おはよー!あたしはいつでもオーケーだよ!」
「オレが準備できてないとか言ったところで引く癖に。」
「…そういう逢夏はいいのか?」
「…………ふむ。
なかなかどうして、いつもなら嬉しいネロの気遣いに裏を感じる。」
「気のせいだよぉー。ね?ネロ?」
「あ、あぁ、決まってんだろ。なぁ、ダンテ?」
「なんでオレにまで振ってくるんだよお前ら。」
「まぁまぁダンテ、我々4人の中に良心を持つ人間が2人もいるというのはいいことなのかもよ?」
「お前はともかくなんでオレまで悪意にカテゴライズされてんだよ!
というかなんでこんな話になった!」
「なぜでしょう?
ささ、くじ引くからいらっしゃーい。」
とまぁ、様々ではあるが誰も異議を唱える者はいない。
そんなわけで意味深なことをつぶやきつつ逢夏は使用人でも呼ぶような気軽さで手を叩き、悪魔を呼んだ。
そんなので来るのか?と不思議そうな3人を他所に、悪魔はどこからともなくくじの箱を抱えてピュンと一飛びやってくる。
「ぁイ、魔ム!」
昨日のTV番組の報復を恐れているのか、ただ単に逢夏の気まぐれに付き合ってるだけなのかは分からないが現れた悪魔は畏まって箱を差し出した。
対して満足げにうなづいた逢夏は箱の中にと手を入れる。
「うむ、苦しゅうない。
さてさて……、いいクジこーいっ!…ん?」
「どしたの!?
……あれ?」
クジを引いた途端、封を開けるまでもなく違和感に声を上げた逢夏にディーヴァが近づく。
そしてディーヴァもまた違和感に首を傾げ…
「分厚い…ね?」
「そうだねぇ…。
手紙爆弾ならぬクジ爆弾かな?」
「爆弾!?
おい!ディーヴァ、こっちこい!!!」
分厚い封筒に物騒な推測の逢夏の言葉にダンテがすぐさまディーヴァの手を引き、自らの後ろにと庇う。
ネロもすぐさま右に習おうとするのだが、ためらいなく封を切って中身を改めた逢夏の顔を見、訝しげに眉をひそめてその場で見守った。
と、そんな3人を横目に逢夏がとうとう中身を取り出し、読み上げる。
「日本へ、温泉につかると吉。
分厚かったのは旅行券に地図に旅行ガイド誌まで詰めてたからみたいだね。」
あの小さな封筒に何をどうしたらそんなに詰められるのか。
もしかすると四次元ポケット的な何かなのか。
机に順々に封筒の中身を並べられていく様に、警戒していたディーヴァとダンテの目がまあるくなる。
「…ふぇ?」
「…は?」
「日本?
久々だな。」
「だねぇ。
ディーヴァちゃんとダンテは日本から来たからちょっとぶりの訪日かな?」
首をかしげながら手にした旅行券を窓から差し込む日光にかざしてみる逢夏はクスリと笑いながら、悪魔にと手渡した。
「じゃあ頼むね、くれぐれも安全に。」
「アぃあイ!」
ポン!といつもの小気味いい音を響かせたと思うと悪魔は車掌の姿になって敬礼。
そして細い指からは考えられない程、大きく鳴らした指の音が響いたかと思うと4人は瞬く間に日本へ…そして古そうだが趣のある旅館の前にと立っていた。