御神籤 十枚目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
さてさて悪魔のテレビの視聴もそしてその片付けも終わる頃には夜はすっかり更けていた。
時間的に次のクジを引くのもどうか、かといって寝るのもどうか?
いや、寝るなら寝るで別にいいが…。といった具合の空気がリビングを漂う。
と、そこでだった。
「さてっと、…良い子も悪い子もそろそろお休みの時間。
子どもはさっさと寝ちゃいなさい。」
なにやらご機嫌斜めな逢夏が少し冷めた口調で告げると白猫を連れ立って先に階上へと消えていってしまう。
それをぽかんと口を開けて見つめる三人…だったのだが、1人、しょぼんと俯いた。
「あぅ………、怒らせちゃった…のかな?」
秘密を暴露という案外えげつない先ほどの御神籤内容。
やはり秘密というのは事情や思いがある訳で、暴露されたときのショックの度合いも人それぞれ。
傷つけてしまったのでは心配するディーヴァにネロはけろっとした表情で首を傾げた。
「気にするな。
あれは怒ってんじゃなくて照れ隠しだから。」
「…本当?」
「嘘ついてどうなる。
まぁ、もう少ししたら分かるさ。」
「?」
いいながらネロが向いた方をディーヴァも、そしてダンテも見る。
そこは確か、寝室の方。
するとその方向から…
『ぴゃぁぁあぁぁぁぁぁ!
あの悪魔の馬鹿ぁあぁぁぁぁぁあ!』
甲高い声とベッドの上で足を激しくバタバタさせているのかドンドンと家全体に響く音。
どう考えても怒っているというよりは…
「めちゃくちゃ恥ずかしがってんな。」
「だろ?」
「でも、そこまで恥ずかしい思いをさせちゃったという事にあたしは反省しなくていいのかな…?」
「いいんじゃないか?
悪魔の方に矛先向いてるみたいだし。」
「ひィ!
ぉデ、逃ぇうーーー!」
ネロの言葉に悪魔はクモの子でも散らしたかのような速さでいなくなってしまう。
「それでいいの、かな?」
「いいんだって、もし虐められたりなんかしたらオレに言え!ぶっとばしてやる。」
「…まず俺にいってくれな。
いじめるなんてことは万一にもないけど。
とりあえず、おやすみ。」
「……、うん!おやすみ。」
それにほっとしたように微笑みを漏らしたディーヴァは重たかった足取りを少しだけ軽く感じながら逢夏が叫ぶ寝室にと足を向ける。
ガチャリと開けた途端、止む声。
そこでは布団に包まってベッドに寝転がり背を向ける逢夏がいた。
「逢夏?」
「……なぁに。」
返事をすると共にごろりとディーヴァの方に寝返りをうった。
その顔ときたら、涙でほんの少し崩れているようにも見えるのに変な笑みを浮かべていた。
「…怒ってる?」
「怒ってないよ。
あんなことあったなぁってしみじみしただけ。
ディーヴァちゃんも気持ちの再確認もしたし、ある意味しみじみしたんじゃない?」
「………かも?」
小首を傾げて苦く笑うディーヴァはゆっくりとベッドの上にぺたりと座る。
合わせるように逢夏も体を起こして座ると一人占めしていたブランケットを譲った。
「さ、もう寝よ。
こういう時は寝るに限るよ。
良いことも悪いことも全部いい思い出に変わるから。」
「本当かな?」
「どういう意味?」
「なんでもない!おやすみ!」
大慌てでブランケットを受け取って横になるディーヴァ。
それを確かめて部屋の明かりを落とした逢夏も再びベッドにと寝そべった。
数分後して部屋に小さく響く寝息が一つ。
それを合図にするかのように布ずれの音もまた響く。
「いい思い出に、変わるといいね。」
疲れてしまったのか先に寝入った逢夏にディーヴァは優しく囁いた。
時間的に次のクジを引くのもどうか、かといって寝るのもどうか?
いや、寝るなら寝るで別にいいが…。といった具合の空気がリビングを漂う。
と、そこでだった。
「さてっと、…良い子も悪い子もそろそろお休みの時間。
子どもはさっさと寝ちゃいなさい。」
なにやらご機嫌斜めな逢夏が少し冷めた口調で告げると白猫を連れ立って先に階上へと消えていってしまう。
それをぽかんと口を開けて見つめる三人…だったのだが、1人、しょぼんと俯いた。
「あぅ………、怒らせちゃった…のかな?」
秘密を暴露という案外えげつない先ほどの御神籤内容。
やはり秘密というのは事情や思いがある訳で、暴露されたときのショックの度合いも人それぞれ。
傷つけてしまったのでは心配するディーヴァにネロはけろっとした表情で首を傾げた。
「気にするな。
あれは怒ってんじゃなくて照れ隠しだから。」
「…本当?」
「嘘ついてどうなる。
まぁ、もう少ししたら分かるさ。」
「?」
いいながらネロが向いた方をディーヴァも、そしてダンテも見る。
そこは確か、寝室の方。
するとその方向から…
『ぴゃぁぁあぁぁぁぁぁ!
あの悪魔の馬鹿ぁあぁぁぁぁぁあ!』
甲高い声とベッドの上で足を激しくバタバタさせているのかドンドンと家全体に響く音。
どう考えても怒っているというよりは…
「めちゃくちゃ恥ずかしがってんな。」
「だろ?」
「でも、そこまで恥ずかしい思いをさせちゃったという事にあたしは反省しなくていいのかな…?」
「いいんじゃないか?
悪魔の方に矛先向いてるみたいだし。」
「ひィ!
ぉデ、逃ぇうーーー!」
ネロの言葉に悪魔はクモの子でも散らしたかのような速さでいなくなってしまう。
「それでいいの、かな?」
「いいんだって、もし虐められたりなんかしたらオレに言え!ぶっとばしてやる。」
「…まず俺にいってくれな。
いじめるなんてことは万一にもないけど。
とりあえず、おやすみ。」
「……、うん!おやすみ。」
それにほっとしたように微笑みを漏らしたディーヴァは重たかった足取りを少しだけ軽く感じながら逢夏が叫ぶ寝室にと足を向ける。
ガチャリと開けた途端、止む声。
そこでは布団に包まってベッドに寝転がり背を向ける逢夏がいた。
「逢夏?」
「……なぁに。」
返事をすると共にごろりとディーヴァの方に寝返りをうった。
その顔ときたら、涙でほんの少し崩れているようにも見えるのに変な笑みを浮かべていた。
「…怒ってる?」
「怒ってないよ。
あんなことあったなぁってしみじみしただけ。
ディーヴァちゃんも気持ちの再確認もしたし、ある意味しみじみしたんじゃない?」
「………かも?」
小首を傾げて苦く笑うディーヴァはゆっくりとベッドの上にぺたりと座る。
合わせるように逢夏も体を起こして座ると一人占めしていたブランケットを譲った。
「さ、もう寝よ。
こういう時は寝るに限るよ。
良いことも悪いことも全部いい思い出に変わるから。」
「本当かな?」
「どういう意味?」
「なんでもない!おやすみ!」
大慌てでブランケットを受け取って横になるディーヴァ。
それを確かめて部屋の明かりを落とした逢夏も再びベッドにと寝そべった。
数分後して部屋に小さく響く寝息が一つ。
それを合図にするかのように布ずれの音もまた響く。
「いい思い出に、変わるといいね。」
疲れてしまったのか先に寝入った逢夏にディーヴァは優しく囁いた。