ダイススロー 10回目
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そして悪魔は、つい『うっかり』と、自分のせいで逢夏の血の結晶を失った…という話を暴露してしまった。
『オでがビィん割ッテ、なヵまわレサせタ。
ナノに、モォなヵなォリぃ?
赤ィはむパもの減ル、天使ィひとリになつテ、おデェのモのニなルトこだタノに!
つまンナぃ!』
ダンテをはめたあげく命令を失敗させて殺したあと、ディーヴァを本気でお嫁さんにする気満々だったらしい。
お嫁さんになるという話も気になるところだが、それよりもこの悪魔…とんでもないセリフを吐かなかっただろうか。
「え…ちょっと聞き捨てならない言葉がでてきませんでしたかね?…ね?」
「今、なんつった?
怒んねぇから言ってみ」
「うふふ。
あたし、聞こえちゃった…へぇ~そぉなんだぁ~」
ゴゴゴゴゴゴ…
ニコニコと笑うディーヴァの背後にはどす黒いオーラの渦。
その頭には、天使なはずなのににょきり。とバフォメットが持つような角が生えているよう。
大切な結晶を失ったのだ。
ネロと逢夏の怒りは恐ろしいものがある。
だが、ネロと逢夏よりディーヴァがこわい。
『ア、ゃヴァい』
悪魔が逃げようと立ち上がって駆けだす。
…も、女性陣2人は決してそうさせなかった。
「「ネロ!」」
「まかせろ」
ネロの右腕が唸る。
『グぎュ!』
悪魔の細っこい首を掴むと、そのまま近くの本棚に叩きつけたネロ。
本棚は激しく揺れ、何冊かの分厚い本が悪魔の頭を直撃した。
踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂だ。
『ィたい!くビちまル!ちンジャうゥ!
おデェ、ちンダら、ゲぇむごォルできナィィい!』
わめく悪魔の言葉を無視して、ある物を手に逢夏とディーヴァは近寄っていく。
「オーケィネロ、そのまま押さえてて」
「悪魔さん、おっきく口開けててねー♪」
その手に乗っている物、それはブラッディマリーに使ったタバスコの瓶である。
逢夏は悪魔の口を無理やりこじ開け、ディーヴァはこれでもかと思い切り瓶の中身を悪魔の口内へぶちまけた。
『アひィぃぃィ!!!』
「…てめぇがよこした激辛殺人兵器よりはマシだろ」
ネロは悪魔が苦しむ様子をサディスティックな表情で楽しんだのだった。
***
ダンテが飲み込んでしまった事実は変わりないが、ダンテのせいではなかったことがわかった。
「…そうだよな。
逢夏と同じ、悪魔に狙われてるお前みたいな恋人がいるってんのに、ダンテがそんなことするわけないよな」
「ごめんねディーヴァちゃん」
「ううん、あたしだって同じ状況ならネロや逢夏と同じだったと思う」
ダンテ本人はいない状況だが、ディーヴァに謝れただけよかったと思う。
3人は笑い合いながら、立ち上がった。
「…さて、今度はダンテに謝るために解呪方法を探すぞ」
「うんっサクサク探そー!」
「本当にありがとう。
逢夏…ネロ…」
瞳をうるっとさせながらやる気満々なネロと逢夏を見るディーヴァだった。
『オでがビィん割ッテ、なヵまわレサせタ。
ナノに、モォなヵなォリぃ?
赤ィはむパもの減ル、天使ィひとリになつテ、おデェのモのニなルトこだタノに!
つまンナぃ!』
ダンテをはめたあげく命令を失敗させて殺したあと、ディーヴァを本気でお嫁さんにする気満々だったらしい。
お嫁さんになるという話も気になるところだが、それよりもこの悪魔…とんでもないセリフを吐かなかっただろうか。
「え…ちょっと聞き捨てならない言葉がでてきませんでしたかね?…ね?」
「今、なんつった?
怒んねぇから言ってみ」
「うふふ。
あたし、聞こえちゃった…へぇ~そぉなんだぁ~」
ゴゴゴゴゴゴ…
ニコニコと笑うディーヴァの背後にはどす黒いオーラの渦。
その頭には、天使なはずなのににょきり。とバフォメットが持つような角が生えているよう。
大切な結晶を失ったのだ。
ネロと逢夏の怒りは恐ろしいものがある。
だが、ネロと逢夏よりディーヴァがこわい。
『ア、ゃヴァい』
悪魔が逃げようと立ち上がって駆けだす。
…も、女性陣2人は決してそうさせなかった。
「「ネロ!」」
「まかせろ」
ネロの右腕が唸る。
『グぎュ!』
悪魔の細っこい首を掴むと、そのまま近くの本棚に叩きつけたネロ。
本棚は激しく揺れ、何冊かの分厚い本が悪魔の頭を直撃した。
踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂だ。
『ィたい!くビちまル!ちンジャうゥ!
おデェ、ちンダら、ゲぇむごォルできナィィい!』
わめく悪魔の言葉を無視して、ある物を手に逢夏とディーヴァは近寄っていく。
「オーケィネロ、そのまま押さえてて」
「悪魔さん、おっきく口開けててねー♪」
その手に乗っている物、それはブラッディマリーに使ったタバスコの瓶である。
逢夏は悪魔の口を無理やりこじ開け、ディーヴァはこれでもかと思い切り瓶の中身を悪魔の口内へぶちまけた。
『アひィぃぃィ!!!』
「…てめぇがよこした激辛殺人兵器よりはマシだろ」
ネロは悪魔が苦しむ様子をサディスティックな表情で楽しんだのだった。
***
ダンテが飲み込んでしまった事実は変わりないが、ダンテのせいではなかったことがわかった。
「…そうだよな。
逢夏と同じ、悪魔に狙われてるお前みたいな恋人がいるってんのに、ダンテがそんなことするわけないよな」
「ごめんねディーヴァちゃん」
「ううん、あたしだって同じ状況ならネロや逢夏と同じだったと思う」
ダンテ本人はいない状況だが、ディーヴァに謝れただけよかったと思う。
3人は笑い合いながら、立ち上がった。
「…さて、今度はダンテに謝るために解呪方法を探すぞ」
「うんっサクサク探そー!」
「本当にありがとう。
逢夏…ネロ…」
瞳をうるっとさせながらやる気満々なネロと逢夏を見るディーヴァだった。