ダイススロー 9回目
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お互い大きなベッドの上、枕を抱きしめ見つめ合う事きっかり5秒。
バッと素早く元気に清く正しく宣誓するかの如く真っ直ぐに手をあげた逢夏が声をあげる。
「ディーヴァちゃん!
今日こそしっかり寝ようね!」
「う、うん…。
でもね、逢夏。
やっぱりその…気になっちゃうよ。」
「む…、そう?
ディーヴァちゃんは気にしいなんだね。」
「…気にしい?」
「気にし易い性質ってこと!
だれど許しません!ちゃんと寝ないと明日こそ大変になるかもしれないでしょう?」
「そうだね。
うん、頑張ってしっかり寝てみよう、…かな。」
そうと決まれば、さぁさぁ寝るのです。
昨夜と同じくベッドを手のひらで叩き、就寝を促す逢夏。
そして言われるがままにブランケットに包まって横になるディーヴァ。
…なのだが。
電気を消して数分も経つと…
「やっぱり、眠れないよぉ…。」
「そっかぁ…。
…わかった、それじゃあ!」
「それじゃあ?」
ブランケットから顔を出したディーヴァが小さく首を傾げる。
すると目と鼻の先にはこんな暗い中でも分かるほど悪戯っぽく光る茶色の眼差しが見え、嫌な予感に思わず冷や汗が背筋を流れた。
「…逢夏?」
「ふふふふふ…。
ねぇ、ディーヴァちゃん。」
「なに、かな?」
「5分毎に寝てるか確認するから、もし寝てなかったらディーヴァちゃんとダンテの恋人ライフの暴露大会しよう!」
「え…?
えぇ!!!?
や、やだよ!そんなの恥ずかしいよ!」
「恥ずかしい?
でも、ディーヴァちゃん、ネロに私達の馴初め聞いてたよね?」
「ひゃぅ!?
なんでそれを!?」
「ってことはやっぱり聞いたんだ。
アルバム見たって言ってたし、ネロは何か隠してるみたいだったし、2人はすごく気を遣ってくれるしでなんかおかしいと思ったんだよね。」
「それだけの判断材料でカマかけたの!?」
「うん。私を舐めちゃダメだよ?」
えいっ!という声と共にディーヴァの白い額を人差し指で押す逢夏はその指でぼんやりと光る時計を差す。
その針はベッドに横になって丁度20分後ほどの時刻を差していた。
「さぁ、ディーヴァちゃん。
あと30秒で寝ないと聞いちゃうからね。
なにから聞こうかなー、順当に初キス?」
「初キス!?
ね、寝ます!寝るから聞かないでー!!」
顔を真っ赤にしてブランケットを体に強く巻きつけるディーヴァを見、笑い交じりの声でカウントダウンが始まる。
さて、結局この後、脇腹を擽られるわなんだと起こされたディーヴァによる強制暴露大会が始まるわけなのだが…
あまりにも可哀想だったのでこれにて女性陣夜の部は終了。
--------------------------------------
その頃、マスタールームの隣に位置するゲストルームでは。
「おい、暴露させられてるぞ。」
「オレは別にかまわねぇよ?
行動全てがディーヴァへの愛ゆえ、恥ずかしい事なんてしてねぇしな。」
「あ…っそ。」
耳のいい二人は図らずもマスタールームでの話声を聞いてしまうわけで…
「オレからも聞くか?」
「聞いて欲しいか?」
「どーしても聞きたいってんなら聞かせてやるぜ。」
「結構だ。」
今夜はケンカすることなく、夜が更けていく。
バッと素早く元気に清く正しく宣誓するかの如く真っ直ぐに手をあげた逢夏が声をあげる。
「ディーヴァちゃん!
今日こそしっかり寝ようね!」
「う、うん…。
でもね、逢夏。
やっぱりその…気になっちゃうよ。」
「む…、そう?
ディーヴァちゃんは気にしいなんだね。」
「…気にしい?」
「気にし易い性質ってこと!
だれど許しません!ちゃんと寝ないと明日こそ大変になるかもしれないでしょう?」
「そうだね。
うん、頑張ってしっかり寝てみよう、…かな。」
そうと決まれば、さぁさぁ寝るのです。
昨夜と同じくベッドを手のひらで叩き、就寝を促す逢夏。
そして言われるがままにブランケットに包まって横になるディーヴァ。
…なのだが。
電気を消して数分も経つと…
「やっぱり、眠れないよぉ…。」
「そっかぁ…。
…わかった、それじゃあ!」
「それじゃあ?」
ブランケットから顔を出したディーヴァが小さく首を傾げる。
すると目と鼻の先にはこんな暗い中でも分かるほど悪戯っぽく光る茶色の眼差しが見え、嫌な予感に思わず冷や汗が背筋を流れた。
「…逢夏?」
「ふふふふふ…。
ねぇ、ディーヴァちゃん。」
「なに、かな?」
「5分毎に寝てるか確認するから、もし寝てなかったらディーヴァちゃんとダンテの恋人ライフの暴露大会しよう!」
「え…?
えぇ!!!?
や、やだよ!そんなの恥ずかしいよ!」
「恥ずかしい?
でも、ディーヴァちゃん、ネロに私達の馴初め聞いてたよね?」
「ひゃぅ!?
なんでそれを!?」
「ってことはやっぱり聞いたんだ。
アルバム見たって言ってたし、ネロは何か隠してるみたいだったし、2人はすごく気を遣ってくれるしでなんかおかしいと思ったんだよね。」
「それだけの判断材料でカマかけたの!?」
「うん。私を舐めちゃダメだよ?」
えいっ!という声と共にディーヴァの白い額を人差し指で押す逢夏はその指でぼんやりと光る時計を差す。
その針はベッドに横になって丁度20分後ほどの時刻を差していた。
「さぁ、ディーヴァちゃん。
あと30秒で寝ないと聞いちゃうからね。
なにから聞こうかなー、順当に初キス?」
「初キス!?
ね、寝ます!寝るから聞かないでー!!」
顔を真っ赤にしてブランケットを体に強く巻きつけるディーヴァを見、笑い交じりの声でカウントダウンが始まる。
さて、結局この後、脇腹を擽られるわなんだと起こされたディーヴァによる強制暴露大会が始まるわけなのだが…
あまりにも可哀想だったのでこれにて女性陣夜の部は終了。
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その頃、マスタールームの隣に位置するゲストルームでは。
「おい、暴露させられてるぞ。」
「オレは別にかまわねぇよ?
行動全てがディーヴァへの愛ゆえ、恥ずかしい事なんてしてねぇしな。」
「あ…っそ。」
耳のいい二人は図らずもマスタールームでの話声を聞いてしまうわけで…
「オレからも聞くか?」
「聞いて欲しいか?」
「どーしても聞きたいってんなら聞かせてやるぜ。」
「結構だ。」
今夜はケンカすることなく、夜が更けていく。