ダイススロー 8回目
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そしてこちら…ディーヴァとネロも同じ状態だった。
「ラム…マトン…ジンギスカンにスペアリブ…。
子羊といえばやっぱり煮込み料理だ!
狼の生贄だぜ!ヒャッハー!!」
「いやあああああ!」
口を大きく開けながらひたすら獲物を追い回す。
吠え声、遠吠えと思しき声をあげて追ってくるネロ。
おびえたディーヴァは一目散に逢夏の通った後をついて回り、逃げた。
逢夏は狭い隙間に入れたが、ディーヴァはダンテのキツネ姿より大きくて入れない。
ディーヴァは突然直角に曲がり、曲がれなかったらしいネロを壁に激突させた。
狼なネロの頭の回りには小さな悪魔がまわっている。
「どうしちゃったのダンテ!?襲うならあなたはディーヴァちゃんでしょ?」
「ネロも…恐いよっ!何であたしに牙を剥くの!?」
頭をぶつけたことにより自我を取り戻したネロは、頭をブルブルと振って叫んだ。
「だ~~~ッッ!!
俺だってお前を襲いたくないんだよ!」
ネロはそのまま隣のダンテに体当たりを食らわせ、遠くへ弾き飛ばした。
「ここから逃げろっ!
俺達のいないところに!この牙の届かない場所に!!」
「「いや、無理だから」」
ネロが必死な表情で言うが、逢夏とディーヴァは声を揃えて却下した。
そうだった。
この部屋から出てしまえばマスの命令は失敗するのだ。
尚もウサギ肉を求めるダンテを押さえつけながら、逢夏とディーヴァに向き直るネロ。
その目にはダンテと同じで、獲物としてディーヴァが映り込んでいた。
「Damn it!
俺達はただ、動物の本能に支配されてるだけなんだ、頼むからちょっとでも俺達がいない場所に隠れててくれよ」
「その反対はないの?」
その反対…つまりネロが逢夏を、ダンテがディーヴァを…という意味だ。
ネロはすっぱりと言い切った。
「ない!!何故だか知らんが全くない!!でも逢夏に魅力がないとかじゃねーからな!」
「ありがと、わかってるってば」
「ダンテ、テメェはいい加減にしてろ!
DIE!」
逢夏に飛びかかろうと動物の本能丸出しのダンテに、ネロは狼の鉤爪付パンチを繰り出しいさめた。
ダンテがべちゃりと音を立てて地べたにはいつくばる。
さすがダンテだけあって無駄に固くて体力ありすぎである。
下手な悪魔よりやっかいで、中々ダウンもしなかった。
「ラム…マトン…ジンギスカンにスペアリブ…。
子羊といえばやっぱり煮込み料理だ!
狼の生贄だぜ!ヒャッハー!!」
「いやあああああ!」
口を大きく開けながらひたすら獲物を追い回す。
吠え声、遠吠えと思しき声をあげて追ってくるネロ。
おびえたディーヴァは一目散に逢夏の通った後をついて回り、逃げた。
逢夏は狭い隙間に入れたが、ディーヴァはダンテのキツネ姿より大きくて入れない。
ディーヴァは突然直角に曲がり、曲がれなかったらしいネロを壁に激突させた。
狼なネロの頭の回りには小さな悪魔がまわっている。
「どうしちゃったのダンテ!?襲うならあなたはディーヴァちゃんでしょ?」
「ネロも…恐いよっ!何であたしに牙を剥くの!?」
頭をぶつけたことにより自我を取り戻したネロは、頭をブルブルと振って叫んだ。
「だ~~~ッッ!!
俺だってお前を襲いたくないんだよ!」
ネロはそのまま隣のダンテに体当たりを食らわせ、遠くへ弾き飛ばした。
「ここから逃げろっ!
俺達のいないところに!この牙の届かない場所に!!」
「「いや、無理だから」」
ネロが必死な表情で言うが、逢夏とディーヴァは声を揃えて却下した。
そうだった。
この部屋から出てしまえばマスの命令は失敗するのだ。
尚もウサギ肉を求めるダンテを押さえつけながら、逢夏とディーヴァに向き直るネロ。
その目にはダンテと同じで、獲物としてディーヴァが映り込んでいた。
「Damn it!
俺達はただ、動物の本能に支配されてるだけなんだ、頼むからちょっとでも俺達がいない場所に隠れててくれよ」
「その反対はないの?」
その反対…つまりネロが逢夏を、ダンテがディーヴァを…という意味だ。
ネロはすっぱりと言い切った。
「ない!!何故だか知らんが全くない!!でも逢夏に魅力がないとかじゃねーからな!」
「ありがと、わかってるってば」
「ダンテ、テメェはいい加減にしてろ!
DIE!」
逢夏に飛びかかろうと動物の本能丸出しのダンテに、ネロは狼の鉤爪付パンチを繰り出しいさめた。
ダンテがべちゃりと音を立てて地べたにはいつくばる。
さすがダンテだけあって無駄に固くて体力ありすぎである。
下手な悪魔よりやっかいで、中々ダウンもしなかった。