ダイススロー 6回目
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その瞬間、ネロとダンテの渾身の体当たりによってか、扉の封印が破れ、前の車両へ行くことが出来るようになる。
こうして電車内の逃走劇がスタートした。
前の車両にいたはずの女達も、さらに前の車両の人ごみも忽然と消えてしまっている。
その中をネロとダンテは最後尾車両へと走り抜けた。
『次は~切断~切断~』
悪魔達の声が近づいてくる。
奴らはバカみたいに大きなハサミをシャキンシャキンと響かせていた。
あんなハサミで切断されたら、いくら2人でも回復出来ないだろう。
そして悪魔達は2人に負けないスピードでかけてくる。
「くっそ~相手も早いな。
狭い車内で殺りあえってか?」
「追いつかれないようにしろよ!
取りあえず武器取りに行くぞ!」
「ああ!」
ネロは車両をどんどん最後尾へ進みながら、車両構成の表示板を確認した。
早い物で、今いるところは7車両目、最後尾は10車両だった。
すぐそこである。
しかしこの7車両目には木の根のような触手が床をはっていたのである。
あろうことかネロは狙いすましたかのように、躓いてしまった。
「うわっ!」
そこに悪魔がハサミを振りかざしてネロの首を狙う。
「何やってんだネロ!」
ダンテは中央のポールを掴むと、ポール回しの要領で悪魔を弾きとばしてネロを守った。
だが、悪魔も負けていない。
そのダンテの足を掴んで悪魔がハサミを振りかざす。
今度はネロが、ダンテを狙う悪魔目掛けドロップキックを繰り出した。
悪魔が扉まで吹き飛び倒れこむ。
「サンキュ」
「こっちも助かったぜ」
2人が笑いあう前で、悪魔がゆらりと立ち上がる。
なんて復活の早いこと!
『次はぁ~切断ん~切断んん~』
「効いてねェ!!」
「武器を使うしかねぇってことだろ!行くぞ!」
2人はただ走るだけでなく、魔力をその足に纏わせると、ダッシュした。
「フッ!」
「ハッ!」
そして10両目と続く扉をくぐる。
壁にかかるは、見慣れた武器、リベリオンとレッドクイーンだった。
「うおお!今ほどリベリオンを愛しく感じたことはねえ!
ディーヴァの次に愛してる!」
「ああ、俺も同じ気持ちだ。
逢夏の次に好きだー!
レッドクイーン、あとでしっかり磨いてやるからな」
2人は自らの手によく馴染んだ武器を手にすると、直後にやってきた悪魔に振り下ろした。
形勢逆転だ。
かくして、悪魔達はネロ達にボロボロに負け、消えていった。
時間もほどよい。
もう駅につくだろうと思う。
こうして命令は終了となった。
こうして電車内の逃走劇がスタートした。
前の車両にいたはずの女達も、さらに前の車両の人ごみも忽然と消えてしまっている。
その中をネロとダンテは最後尾車両へと走り抜けた。
『次は~切断~切断~』
悪魔達の声が近づいてくる。
奴らはバカみたいに大きなハサミをシャキンシャキンと響かせていた。
あんなハサミで切断されたら、いくら2人でも回復出来ないだろう。
そして悪魔達は2人に負けないスピードでかけてくる。
「くっそ~相手も早いな。
狭い車内で殺りあえってか?」
「追いつかれないようにしろよ!
取りあえず武器取りに行くぞ!」
「ああ!」
ネロは車両をどんどん最後尾へ進みながら、車両構成の表示板を確認した。
早い物で、今いるところは7車両目、最後尾は10車両だった。
すぐそこである。
しかしこの7車両目には木の根のような触手が床をはっていたのである。
あろうことかネロは狙いすましたかのように、躓いてしまった。
「うわっ!」
そこに悪魔がハサミを振りかざしてネロの首を狙う。
「何やってんだネロ!」
ダンテは中央のポールを掴むと、ポール回しの要領で悪魔を弾きとばしてネロを守った。
だが、悪魔も負けていない。
そのダンテの足を掴んで悪魔がハサミを振りかざす。
今度はネロが、ダンテを狙う悪魔目掛けドロップキックを繰り出した。
悪魔が扉まで吹き飛び倒れこむ。
「サンキュ」
「こっちも助かったぜ」
2人が笑いあう前で、悪魔がゆらりと立ち上がる。
なんて復活の早いこと!
『次はぁ~切断ん~切断んん~』
「効いてねェ!!」
「武器を使うしかねぇってことだろ!行くぞ!」
2人はただ走るだけでなく、魔力をその足に纏わせると、ダッシュした。
「フッ!」
「ハッ!」
そして10両目と続く扉をくぐる。
壁にかかるは、見慣れた武器、リベリオンとレッドクイーンだった。
「うおお!今ほどリベリオンを愛しく感じたことはねえ!
ディーヴァの次に愛してる!」
「ああ、俺も同じ気持ちだ。
逢夏の次に好きだー!
レッドクイーン、あとでしっかり磨いてやるからな」
2人は自らの手によく馴染んだ武器を手にすると、直後にやってきた悪魔に振り下ろした。
形勢逆転だ。
かくして、悪魔達はネロ達にボロボロに負け、消えていった。
時間もほどよい。
もう駅につくだろうと思う。
こうして命令は終了となった。