ダイススロー 6回目
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「ちょっと待って」
ダンテがダイスを手にしようとした時、逢夏が突如ストップをかけた。
「どうした、逢夏」
「さっきディーヴァちゃん甘いもの食べてそのまま。水分とらなきゃ。
そうじゃなくても喉乾かないかな」
「そういえば喉乾いたような気がするかも」
「それに、マスの内容によってはすぐ戻れないかもしれないよ?
ちょっと何か飲まない?」
「逢夏、頭いいな!」
「確かに。ちょこちょこ休憩しながらがいいよな」
「じゃあオレの分はジントニ「ダンテ?」…なんでもいいです」
ダンテが人様の家で飲酒を要求しようとしたので、ディーヴァはにっこり笑顔で強く言う。
ダンテはしゅんとして小さくなった。
「じゃあちょっと飲み物持ってくるね!」
「あたしも手伝う~」
「ありがと」
ハイハーイ、と挙手するディーヴァを引き連れ、逢夏はダイニングキッチンへ歩いた。
リビングからキッチンへ抜けるドアの類がないため、ダンテ達からはダイニングキッチンが見える。
カウンターキッチンでお茶の用意をしながら、和気あいあいとおしゃべりしている愛しいもの達の声。
それをBGMに、ネロとダンテが今後について話した。
「まだ残り23マスがある。案外長くなりそうだぜ」
「直に夜になるしな。
オレ達はゲストルーム1部屋借りられればそれでいい」
「は?お前、本気でディーヴァを無理矢理…」
「ディーヴァとは、まだ1回もしたことないんだぜ?無理矢理なんて怖くてできねぇよ。
そもそも、あいつはトラウマがあって1人で眠れない」
「ならいい」
「でもお前らのイチャイチャぶりを見てたら、少しくらい先に進んでも許される気がする。
というわけで、今日は愛すべき記念日にするぜ」
「な…」
ネロは本気でやりかねないダンテに言葉を失った。
一方、こちらは逢夏とディーヴァ。
「さっきシュークリーム食べてたけど大丈夫?
あれ、一つ一つが結構な大きさだったよね」
「んー?
なんか、ダンテと会ってからまったく太らないの。
調子にのって食べてる内にたくさん食べられるようになっちゃった!
だから、大丈夫」
「な、なんて羨ましい。
私なんかいつでもダイエットに悩んでるのに…」
「逢夏、太ってないでしょ?
あたしだって身長気にしてるのに、伸びないんだあ。
…胸もまだまだだし」
胸。
逢夏の悩みどころその2である。
ばいーんと、飛び出るほどあるくせにそれ以上何を望むと言うのか。
「異議あり!
胸は十分だと思う!」
「テメェは廊下で寝てろ!」
「いでででででででで」
逢夏が言い放つと同時に、リビングからはネロの声が響いた。
その両腕でダンテの頬を引き千切りそうなほどつねり伸ばしている。
ちょうど持っていくだけだったドリンク類を手に、リビングへ戻る2人。
ネロは気がついて、聞いた。
「ああ。声を荒らげてたが、どうかしたのか?」
「なんでもないよ。そっちこそ何を話してたの?」
「ダンテの頬っぺた、熱い飴細工みたいになってる~」
つんつんとつつくディーヴァ。
「こっちもなんでもない。ダンテ、そうだよな?」
「ちょ、オレは今夜「逢夏、お前はディーヴァと眠れ、いいな?」テメ、話聞けよ!」
「…なるほど。うん、いいよ」
「ディーヴァもそれでいいか?」
「え?、あ…うん。
1人じゃなければ…」
「ヨシ!」
了承を得るため、というかは命令と確認だ。
だが、これもダンテという悪魔…いや色魔から貞操を守るためである。
「ヒデェ、オレの唯一の癒しが!
ディーヴァ、ネロがいじめるっ!こいつぜってぇドSだ!」
「あー、確かに私には優しいけど、どちらかというとドSだよね」
「…逢夏?」
「ごめん」
ダンテが涙目になりかけながら、ディーヴァに抱きついた。
その顔はディーヴァの胸元にふぐふぐと押し付けられている。
「きゃ!
どこに顔うずめてるのよ!」
「さっきの悪魔はよくてオレはダメなのかよ!」
「手つきがいやらしい!」
「むむむ。けしからん大きさ…」
ダンテを押し返そうとする胸の肉に、逢夏は自分の胸とディーヴァの胸を比べる。
逢夏の険しい顔をみたネロはその心中を察して、紅茶を飲みながら苦笑するにとどめた。
ダンテがダイスを手にしようとした時、逢夏が突如ストップをかけた。
「どうした、逢夏」
「さっきディーヴァちゃん甘いもの食べてそのまま。水分とらなきゃ。
そうじゃなくても喉乾かないかな」
「そういえば喉乾いたような気がするかも」
「それに、マスの内容によってはすぐ戻れないかもしれないよ?
ちょっと何か飲まない?」
「逢夏、頭いいな!」
「確かに。ちょこちょこ休憩しながらがいいよな」
「じゃあオレの分はジントニ「ダンテ?」…なんでもいいです」
ダンテが人様の家で飲酒を要求しようとしたので、ディーヴァはにっこり笑顔で強く言う。
ダンテはしゅんとして小さくなった。
「じゃあちょっと飲み物持ってくるね!」
「あたしも手伝う~」
「ありがと」
ハイハーイ、と挙手するディーヴァを引き連れ、逢夏はダイニングキッチンへ歩いた。
リビングからキッチンへ抜けるドアの類がないため、ダンテ達からはダイニングキッチンが見える。
カウンターキッチンでお茶の用意をしながら、和気あいあいとおしゃべりしている愛しいもの達の声。
それをBGMに、ネロとダンテが今後について話した。
「まだ残り23マスがある。案外長くなりそうだぜ」
「直に夜になるしな。
オレ達はゲストルーム1部屋借りられればそれでいい」
「は?お前、本気でディーヴァを無理矢理…」
「ディーヴァとは、まだ1回もしたことないんだぜ?無理矢理なんて怖くてできねぇよ。
そもそも、あいつはトラウマがあって1人で眠れない」
「ならいい」
「でもお前らのイチャイチャぶりを見てたら、少しくらい先に進んでも許される気がする。
というわけで、今日は愛すべき記念日にするぜ」
「な…」
ネロは本気でやりかねないダンテに言葉を失った。
一方、こちらは逢夏とディーヴァ。
「さっきシュークリーム食べてたけど大丈夫?
あれ、一つ一つが結構な大きさだったよね」
「んー?
なんか、ダンテと会ってからまったく太らないの。
調子にのって食べてる内にたくさん食べられるようになっちゃった!
だから、大丈夫」
「な、なんて羨ましい。
私なんかいつでもダイエットに悩んでるのに…」
「逢夏、太ってないでしょ?
あたしだって身長気にしてるのに、伸びないんだあ。
…胸もまだまだだし」
胸。
逢夏の悩みどころその2である。
ばいーんと、飛び出るほどあるくせにそれ以上何を望むと言うのか。
「異議あり!
胸は十分だと思う!」
「テメェは廊下で寝てろ!」
「いでででででででで」
逢夏が言い放つと同時に、リビングからはネロの声が響いた。
その両腕でダンテの頬を引き千切りそうなほどつねり伸ばしている。
ちょうど持っていくだけだったドリンク類を手に、リビングへ戻る2人。
ネロは気がついて、聞いた。
「ああ。声を荒らげてたが、どうかしたのか?」
「なんでもないよ。そっちこそ何を話してたの?」
「ダンテの頬っぺた、熱い飴細工みたいになってる~」
つんつんとつつくディーヴァ。
「こっちもなんでもない。ダンテ、そうだよな?」
「ちょ、オレは今夜「逢夏、お前はディーヴァと眠れ、いいな?」テメ、話聞けよ!」
「…なるほど。うん、いいよ」
「ディーヴァもそれでいいか?」
「え?、あ…うん。
1人じゃなければ…」
「ヨシ!」
了承を得るため、というかは命令と確認だ。
だが、これもダンテという悪魔…いや色魔から貞操を守るためである。
「ヒデェ、オレの唯一の癒しが!
ディーヴァ、ネロがいじめるっ!こいつぜってぇドSだ!」
「あー、確かに私には優しいけど、どちらかというとドSだよね」
「…逢夏?」
「ごめん」
ダンテが涙目になりかけながら、ディーヴァに抱きついた。
その顔はディーヴァの胸元にふぐふぐと押し付けられている。
「きゃ!
どこに顔うずめてるのよ!」
「さっきの悪魔はよくてオレはダメなのかよ!」
「手つきがいやらしい!」
「むむむ。けしからん大きさ…」
ダンテを押し返そうとする胸の肉に、逢夏は自分の胸とディーヴァの胸を比べる。
逢夏の険しい顔をみたネロはその心中を察して、紅茶を飲みながら苦笑するにとどめた。