ダイススロー 4回目
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こうして全てのおもちゃの兵隊を倒すことに成功した2人は、剣を間に挟んで横になった。
「くたびれた…」
「なんでこんな体で動き回らなくちゃいけないんだ、くそっ!
無事にこのコマの命令が終わったら、」
「ディーヴァといちゃいちゃ、か?
お前本当にいい加減にしとけよな。相手はまだ未成年だろうが」
「ネロこそ逢夏が未成年の内にすることしたんじゃねぇのか?
命令使っていやらしいこととかしたりしてな?」
「んなわけあるかボケ!てめぇと一緒にすんな。
大体、…ッダンテ避けろ!!」
ダンテにものすごい勢いでデビルトリガーを発動させた西洋人形がおもちゃの包丁を突き出して突進してくるのが見えた。
さながらダンテのスティンガーのような動きである。
ザシュッ!
「ぐあっモルスァ!?」
だがネロの言葉は間に合わず、ダンテに攻撃が当たる。
「うわあっ!!」
そのままネロは、倒れたダンテの体の下敷きになった。
主に、ダンテのぬいぐるみの巨大なお尻に潰されている。
西洋人形は、素早い動きで刺さっていた剣を抜き取ると倒れているダンテ達をケタケタ笑い飛ばして持ち逃げした。
「くそっ一匹逃しちまった…ネロ、追え!」
「それよりどけよ。…重い」
「悪い。でも早く追わねぇと…」
グリンと横に転がって反動をつけ、ゆっくり起き上がる。
「ああ、急ぐぞ…って!」
そのあとダンテの小さな手をとり立ち上がったネロは、ダンテを見てギョッとした。
包丁で傷を負わされた箇所から赤い綿がぽこぽこ出ていたのだ。
血で染まっているのではなく、元々赤い綿を使用しているようだ。
悪魔とは本当に趣味が悪い。
「おい、綿出てるぜ!」
「あー…、すげー痛いけど気にするな。
ハラワタ抉られて怪我が治らない呪いをかけられた時よりマシ」
「うげ、それも想像したくねぇ…」
「それより行くぞ!」
「ああ、2人も心配だしな」
「お、ラジコンカーがあるぞ」
おもちゃが乗ってここまで来たのだろうか、そばにはラジコンカーが乗り捨ててあった。
ちょうど1人分乗れる大きさである。
「どっちかしか乗れないな」
「……」
「……」
「オレが乗るからお前歩け!」
「ヒヨコのでけぇ体じゃ潰れんだろーが!」
「年下に譲れよおっさん!」
「1つしか離れてねぇだろうが、この××××が!」
「んだとコラ、××××っ!」
しばらくその汚い言葉の応酬は続いた。
「くたびれた…」
「なんでこんな体で動き回らなくちゃいけないんだ、くそっ!
無事にこのコマの命令が終わったら、」
「ディーヴァといちゃいちゃ、か?
お前本当にいい加減にしとけよな。相手はまだ未成年だろうが」
「ネロこそ逢夏が未成年の内にすることしたんじゃねぇのか?
命令使っていやらしいこととかしたりしてな?」
「んなわけあるかボケ!てめぇと一緒にすんな。
大体、…ッダンテ避けろ!!」
ダンテにものすごい勢いでデビルトリガーを発動させた西洋人形がおもちゃの包丁を突き出して突進してくるのが見えた。
さながらダンテのスティンガーのような動きである。
ザシュッ!
「ぐあっモルスァ!?」
だがネロの言葉は間に合わず、ダンテに攻撃が当たる。
「うわあっ!!」
そのままネロは、倒れたダンテの体の下敷きになった。
主に、ダンテのぬいぐるみの巨大なお尻に潰されている。
西洋人形は、素早い動きで刺さっていた剣を抜き取ると倒れているダンテ達をケタケタ笑い飛ばして持ち逃げした。
「くそっ一匹逃しちまった…ネロ、追え!」
「それよりどけよ。…重い」
「悪い。でも早く追わねぇと…」
グリンと横に転がって反動をつけ、ゆっくり起き上がる。
「ああ、急ぐぞ…って!」
そのあとダンテの小さな手をとり立ち上がったネロは、ダンテを見てギョッとした。
包丁で傷を負わされた箇所から赤い綿がぽこぽこ出ていたのだ。
血で染まっているのではなく、元々赤い綿を使用しているようだ。
悪魔とは本当に趣味が悪い。
「おい、綿出てるぜ!」
「あー…、すげー痛いけど気にするな。
ハラワタ抉られて怪我が治らない呪いをかけられた時よりマシ」
「うげ、それも想像したくねぇ…」
「それより行くぞ!」
「ああ、2人も心配だしな」
「お、ラジコンカーがあるぞ」
おもちゃが乗ってここまで来たのだろうか、そばにはラジコンカーが乗り捨ててあった。
ちょうど1人分乗れる大きさである。
「どっちかしか乗れないな」
「……」
「……」
「オレが乗るからお前歩け!」
「ヒヨコのでけぇ体じゃ潰れんだろーが!」
「年下に譲れよおっさん!」
「1つしか離れてねぇだろうが、この××××が!」
「んだとコラ、××××っ!」
しばらくその汚い言葉の応酬は続いた。