ダイススロー 3回目
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ネロの激しい怒りは小屋の中が酷い惨事となっているにもかかわらず、のそりと起き上がった逢夏により治められた。
「人の話、きけっつの!
マジで死ぬかと思ったぜ。」
しかしその代わり、今度は濡れ衣を着させられたダンテのお小言が炸裂している最中である。
「大体、俺はディーヴァみたいなボンキュボンのグラマラスな女にしか興味ねぇし。
悪いけど、逢夏じゃ全然魅力が足りねぇな。」
ぎゅっとディーヴァを抱きしめつつ、勝ち誇ったように笑むダンテ。
その頬にはすぐに小気味の良い風を切る音と共に平手が飛んできた。
「ダンテっ!そんなの失礼過ぎるよ!!?
あぁ、もう!逢夏さん、ごめんなさいっ!」
「…う、ううん。
いいの、気にして…ない、から。」
苦笑し、徐々に俯きながらのとぎれとぎれの返答。
明らかに気にしてる。
ディーヴァはすぐさま察して、逢夏のフォローをと動こうとするのだが…。
まだダンテのお小言は終わったわけではなかった。
「失礼も何も本心だし。
ってか、お前ら結婚してたのかよ?
ネロ…お前、マジのロリコンだったんだな。」
「…は?ロリ、コン?」
「だってよ、どう見たって逢夏は13,4だろ?
そりゃ、ディーヴァとほぼ同じ身長して…いってぇ!!!」
「ホントにいい加減にしてってば!
あのね、ネロと逢夏さんは同い年、ダンテより一つ年上なのっっ!」
「はぁ?…はぁ!?
あの貧相な体で!?」
「………貧相。」
とどめの一撃とはまさにこのこと。
しおしおと頭を垂れてベッドまで歩むと皆に背を向け、逢夏は頭からシーツに包まる。
その姿はさながら、ダイスを振る前のダンテ達の姿だった。
そう、そうだよ?確かに貧相だよ?胸も無ければくびれも無い、完璧な寸胴体型だよ?
ディーヴァちゃんみたいなおっきな胸してないし…
というかそんなのトリッシュやレディに会った時から思ってたし…
それに今ダイエット中なだけだし…
でもダイエット中でも胸が大きくなるようにって体操とかいろいろ頑張ってるもん…
大丈夫、いつか年相応に見てもらえるよ…
絶対、ううん、やっぱりたぶん…あ、でも…きっと…かなぁ
などとひたすらぶつぶつと呟いている。
ひたすらなので実を言うと傍からしてみれば非常に怖い。
そんな逢夏にネロが恐る恐る、話しかけた。
「逢夏…気にすんなよ、な?
俺はそのままのお前が…」
「いいの、…いいの。
ダンテが言ったことは尤もだもん…。
気にしてないから……。
それより…ごめんね、ネロ。
魅力のない奥さんで…。」
『『『絶対気にしてる!』』』
はぁー、と大きなため息をついたネロは再び怒りの形相でダンテに向き直る。
そしてそれはディーヴァも同じことだった。
「あのな、逢夏は感情がかけてるだけに波があんだよ!
怖がったりしない分、他の感情で発散させるから俺だって手に負えねぇってのに!」
「デリカシーなさすぎ!
どうして面と向かってあんなことが言えるわけ?
ダンテって胸の大きさでしか女の人をみてないのね!ほんとっ、サイテー。」
そして口を揃えて
「逢夏に謝れ。」
「逢夏さんに謝って。」
「~~~~~~っ、くそっ!」
そうして晴れて
どこぞの金持ち集団の前で披露された焼き土下座並みの長く苦しい謝罪が敢行される運びとなり
天岩戸から逢夏夏が顔を出すまで、ネロとディーヴァによって続けられたのだった。
「人の話、きけっつの!
マジで死ぬかと思ったぜ。」
しかしその代わり、今度は濡れ衣を着させられたダンテのお小言が炸裂している最中である。
「大体、俺はディーヴァみたいなボンキュボンのグラマラスな女にしか興味ねぇし。
悪いけど、逢夏じゃ全然魅力が足りねぇな。」
ぎゅっとディーヴァを抱きしめつつ、勝ち誇ったように笑むダンテ。
その頬にはすぐに小気味の良い風を切る音と共に平手が飛んできた。
「ダンテっ!そんなの失礼過ぎるよ!!?
あぁ、もう!逢夏さん、ごめんなさいっ!」
「…う、ううん。
いいの、気にして…ない、から。」
苦笑し、徐々に俯きながらのとぎれとぎれの返答。
明らかに気にしてる。
ディーヴァはすぐさま察して、逢夏のフォローをと動こうとするのだが…。
まだダンテのお小言は終わったわけではなかった。
「失礼も何も本心だし。
ってか、お前ら結婚してたのかよ?
ネロ…お前、マジのロリコンだったんだな。」
「…は?ロリ、コン?」
「だってよ、どう見たって逢夏は13,4だろ?
そりゃ、ディーヴァとほぼ同じ身長して…いってぇ!!!」
「ホントにいい加減にしてってば!
あのね、ネロと逢夏さんは同い年、ダンテより一つ年上なのっっ!」
「はぁ?…はぁ!?
あの貧相な体で!?」
「………貧相。」
とどめの一撃とはまさにこのこと。
しおしおと頭を垂れてベッドまで歩むと皆に背を向け、逢夏は頭からシーツに包まる。
その姿はさながら、ダイスを振る前のダンテ達の姿だった。
そう、そうだよ?確かに貧相だよ?胸も無ければくびれも無い、完璧な寸胴体型だよ?
ディーヴァちゃんみたいなおっきな胸してないし…
というかそんなのトリッシュやレディに会った時から思ってたし…
それに今ダイエット中なだけだし…
でもダイエット中でも胸が大きくなるようにって体操とかいろいろ頑張ってるもん…
大丈夫、いつか年相応に見てもらえるよ…
絶対、ううん、やっぱりたぶん…あ、でも…きっと…かなぁ
などとひたすらぶつぶつと呟いている。
ひたすらなので実を言うと傍からしてみれば非常に怖い。
そんな逢夏にネロが恐る恐る、話しかけた。
「逢夏…気にすんなよ、な?
俺はそのままのお前が…」
「いいの、…いいの。
ダンテが言ったことは尤もだもん…。
気にしてないから……。
それより…ごめんね、ネロ。
魅力のない奥さんで…。」
『『『絶対気にしてる!』』』
はぁー、と大きなため息をついたネロは再び怒りの形相でダンテに向き直る。
そしてそれはディーヴァも同じことだった。
「あのな、逢夏は感情がかけてるだけに波があんだよ!
怖がったりしない分、他の感情で発散させるから俺だって手に負えねぇってのに!」
「デリカシーなさすぎ!
どうして面と向かってあんなことが言えるわけ?
ダンテって胸の大きさでしか女の人をみてないのね!ほんとっ、サイテー。」
そして口を揃えて
「逢夏に謝れ。」
「逢夏さんに謝って。」
「~~~~~~っ、くそっ!」
そうして晴れて
どこぞの金持ち集団の前で披露された焼き土下座並みの長く苦しい謝罪が敢行される運びとなり
天岩戸から逢夏夏が顔を出すまで、ネロとディーヴァによって続けられたのだった。