ダイススロー 16回目
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リビングに戻った一同は、パンツも頭上も元通り。
オマケにボード近くには約束のフィギュアがプレゼントとして置いてあった。
それを嬉しそうに手にする逢夏とディーヴァ。
これは絶対大事にしよう、そう思う。
「今回のでけっこう想い出ができたよね」
「うん、特にネロとダンテの間では別の意味で…かな?」
戻ってもなお、魂が抜けたままのネロとダンテを見る。
そんなにお互いの唇を合わせるのが嫌だったのだろうか?
唇も内蔵の一種。
そう考えてしまえば、どうってことはない。
ただ、内蔵と内蔵がぶつかるだけではないか。
それどころか、逢夏の唇はやわらかくて気持ちがよく、ディーヴァの唇はイチゴのリップを付けているのかいい匂いがしていた。
お互い何一つ、いやなことなどなかった。
逢夏とディーヴァはため息をはきあい、それぞれのパートナーに歩み寄る。
「ネロ?
しっかりして、もうマスの命令はおしまいだよー?」
「うわぁぁ、俺の唇が汚されたぁ!
どうしよう逢夏っ!もう俺は逢夏とキスできないっ!」
「はいはい大丈夫、しょうがないなぁ。
そんなネロに奥さんから熱いキスを贈りまーす!」
「え…?」
珍しく逢夏から少し深いキスを送る。
するとネロは満足したのか、自分もその頭に手を回し、熱くキスを返したのだった。
「ダーンテ?起きてよ。
いつまでもたかがキスで落ち込まないでってば」
「…野郎とキス。
落ち込むっての」
「もー…そんなに嫌だったの?
上書きしてあげるから忘れること!」
「なんだって!?ぃよっしゃあ!」
決して濃厚とは言えないが優しいキスをした。
ダンテは嬉しそうにそれに答えるのだった。
『リぁじゅゥメ~!!』
悔しそうな悪魔のコマがボードの上から恨みがましい目でこちらの様子をうかがっている。
悪魔のその怒りたるや、フジヤマどころではなく地球さえもその規模を通り越し、もはやビックバン級の大爆発を起こしている状態だった。
新たなる宇宙の誕生だ!
どんなに悪魔が策略を巡らせようと、4人には幸運の天使がついている。
アレをどうにかしないことにはどうしようもないのかもしれない、そう思う悪魔だった。
そしてダンテは実に残念そうに今回の命令をふりかえる。
「魔王様側がもっと実行権あるんだったらよかったよな~。
そしたらディーヴァとセック「ダンテてめぇ!!」「その言葉はダメー!!」
うわああそれゴキブリ叩いたスリッパ!!」
小気味いい音をたて、スリッパで頭が叩かれる。
そのスリッパは1つ前の命令でダンテが黒い悪魔を叩いたものだった。
本日は大変だったが、とても楽しい一日だった。
ディーヴァは日記にそう書くのだった。
オマケにボード近くには約束のフィギュアがプレゼントとして置いてあった。
それを嬉しそうに手にする逢夏とディーヴァ。
これは絶対大事にしよう、そう思う。
「今回のでけっこう想い出ができたよね」
「うん、特にネロとダンテの間では別の意味で…かな?」
戻ってもなお、魂が抜けたままのネロとダンテを見る。
そんなにお互いの唇を合わせるのが嫌だったのだろうか?
唇も内蔵の一種。
そう考えてしまえば、どうってことはない。
ただ、内蔵と内蔵がぶつかるだけではないか。
それどころか、逢夏の唇はやわらかくて気持ちがよく、ディーヴァの唇はイチゴのリップを付けているのかいい匂いがしていた。
お互い何一つ、いやなことなどなかった。
逢夏とディーヴァはため息をはきあい、それぞれのパートナーに歩み寄る。
「ネロ?
しっかりして、もうマスの命令はおしまいだよー?」
「うわぁぁ、俺の唇が汚されたぁ!
どうしよう逢夏っ!もう俺は逢夏とキスできないっ!」
「はいはい大丈夫、しょうがないなぁ。
そんなネロに奥さんから熱いキスを贈りまーす!」
「え…?」
珍しく逢夏から少し深いキスを送る。
するとネロは満足したのか、自分もその頭に手を回し、熱くキスを返したのだった。
「ダーンテ?起きてよ。
いつまでもたかがキスで落ち込まないでってば」
「…野郎とキス。
落ち込むっての」
「もー…そんなに嫌だったの?
上書きしてあげるから忘れること!」
「なんだって!?ぃよっしゃあ!」
決して濃厚とは言えないが優しいキスをした。
ダンテは嬉しそうにそれに答えるのだった。
『リぁじゅゥメ~!!』
悔しそうな悪魔のコマがボードの上から恨みがましい目でこちらの様子をうかがっている。
悪魔のその怒りたるや、フジヤマどころではなく地球さえもその規模を通り越し、もはやビックバン級の大爆発を起こしている状態だった。
新たなる宇宙の誕生だ!
どんなに悪魔が策略を巡らせようと、4人には幸運の天使がついている。
アレをどうにかしないことにはどうしようもないのかもしれない、そう思う悪魔だった。
そしてダンテは実に残念そうに今回の命令をふりかえる。
「魔王様側がもっと実行権あるんだったらよかったよな~。
そしたらディーヴァとセック「ダンテてめぇ!!」「その言葉はダメー!!」
うわああそれゴキブリ叩いたスリッパ!!」
小気味いい音をたて、スリッパで頭が叩かれる。
そのスリッパは1つ前の命令でダンテが黒い悪魔を叩いたものだった。
本日は大変だったが、とても楽しい一日だった。
ディーヴァは日記にそう書くのだった。