ダイススロー 16回目
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「あ、あの…お酒の代わりと言っちゃなんだけどさ…。
次の魔王様、やっていいよ?」
そんなこんなで、ディーヴァは魔王様役のくじをいかりを静めるためにと、逢夏に差し出した。
きっと酔いが冷めればいつもの逢夏だ、そう信じて。
しかし、頬を膨らませたままの逢夏はまだいかり冷めず…といったところ。
「野球拳して?」
目が笑ってはいない、にっこり笑顔で言う逢夏。
「野球…拳?」
野球拳がどういったものかわかっていないメンバーに逢夏はつらつらと説明をし、無理やりわからせると酔って足元のおぼつかないネロ、ダンテ、ディーヴァを一列に並ばせた。
皆様はよくおわかりだと思うので詳しく説明しないが、じゃんけんして負けた者が一枚一枚脱いでいく、というお色気脱衣ゲームである。
ちなみにこの時の3人の着衣の数は、ネロが、ワイシャツ、ジャケット、ズボン、靴下、ブーツ…計5つ。
ダンテが、Tシャツにセーター、ジーンズ、ブーツ、下着…同じく計5つ。
ついでに言うと靴下は嫌いなようで履いてないとのこと。
そしてディーヴァが、ブラジャー、セーター、カーディガン、スカート、ニーソックス、ショートブーツ…計6つである。
数だけ見ればディーヴァが有利だが、果たして…?
「じゃあ、じゃんけんしてね?
あ、8回勝負くらいでいいかな~」
玉座に座って頬杖をついた逢夏(幻でそう見える)が、3人にじゃんけんをさせる。
勝敗はすぐについた。
酔っていたとしても素っ裸にされるのは嫌なネロと、自分が裸になっても構わないが(実際某DmCでは素っ裸を晒したし)見るならディーヴァの裸を見たいダンテ。
そんな彼らが相手である。
こんな時だけ半魔の力を解放したネロとダンテは、その視力でディーヴァの出す手を見極めた。
ただしこちらには天使の加護がついていることもここに記しておこう。
ネロはシャツ、ズボン、靴下で3つ残り、ダンテはTシャツ、パンツ、ブーツ…やはり3つが残った。
対してディーヴァはブラジャーとスカートのみ。
どう考えても、ブラジャーとスカートのみ残ってギリギリ状態のディーヴァの負けである。
パンツは履いてないので次があったとしたらもうアウトだ。
それでも上は下着姿。
ダンテには非常においしいゲームとなった。
「うぅ~
なんであたしばっかりこんな目にぃ~」
さめざめと涙を流してディーヴァはしゃがみ込んでしまった。
ちょ、その態勢でしゃがむと見えちゃいけないものが見えちゃう!
泣き出すディーヴァにハッとして、逢夏は酔いの冷めるのを感じた。
「あ…ちょっとやりすぎちゃったみたい…
ごめんね、ディーヴァちゃん」
急いで服を手渡し着せると、そこで逢夏の命令は終わった。
そのままだと大興奮したダンテに取られ変態な命令されてしまうと思った逢夏は、最後にネロに魔王様役を頼んだ。
だが逢夏も忘れていた。
ネロは多少とはいえダンテと同じ血が流れていることに。
ダンテと同じ、男であることに。
「最後の魔王様は俺、ネロ。
…ってことでイイ想い出作りたいかー!?」
「はーい!作りたいでーす!」
「楽しい命令してくださぁーい!」
「イイ想い出作ろうぜー!!」
イイ、想い出?
そのカタカナ変換がなんとなく恐ろしく感じる。
「よし!最後の命令を教えてやる!
簡単だ!みんなの前でキスしろー!!」
「イェーイ!ヒャッハー!!
待ってましたー!!濃厚なのかまそうぜ!!」
いまだ酔いの冷めやらぬネロとダンテは結託していた。
最後の最後に王様ゲームの王道たる『キス』を命令したのだ。
まあ、キスくらいならいいとして。
このゲーム、誰がそれを遂行するのかわからない…というのをお忘れでないだろうか。
ズズズ、と音を立ててフィギュア達が動き出す。
最後のターンだからだろうか、その動き出す物に魔王様たるネロの物も含まれていた。
ネロは逢夏と、ダンテはディーヴァと。
という風に有終の美を飾る…
と、思われていたが、まったく違った。
くるりと方向転換したフィギュア達。
向かい合うフィギュアははネロとダンテ、逢夏とディーヴァ。
ぶちゅ~っ!!
その唇が激しく合わさったのだった。
それを見た本人達…主にネロのダンテの動きが、ぴたりと止まる。
「え゛…」
「マジで…?」
一気に青ざめ、酔いも吹き飛んだ。
反対に逢夏とディーヴァは
「ディーヴァちゃんとキス…
簡単だねっ☆」
「女同士でキスするのは初めてだけど、逢夏とならいいかなっ♪」
と非常にそんなに抵抗もない様子。
その直後に軽い音を立てて
ちゅ。
とあいさつでもするかのようにキスするのだった。
「さあ、ネロとダンテの番だよ?
簡単なんでしょ?」
「待ってたとか言ってたもんねー?
濃厚なのするんでしょー??」
「う…いや…あの、その…。
悪い、無理だわ」
「オレもそんなの無理だから!
なんで野郎とキスしなきゃなんねーんだよ!」
「これが終わればマスが終わるの!」
「嫌でもちょっと口つけるだけだからー!」
ぐいぐいとお互いのパートナの背中を押し、その唇を近づけさせる逢夏とディーヴァ。
そして近づくネロとダンテの唇。
「ちょ、押すなって逢夏っ!!」
「いやだぁー!ネロとキスなんてカンベンしろよー!!」
「「ぎゃああああ!」」
その瞬間、何か大事なものを失った気がするネロとダンテだった。
次の魔王様、やっていいよ?」
そんなこんなで、ディーヴァは魔王様役のくじをいかりを静めるためにと、逢夏に差し出した。
きっと酔いが冷めればいつもの逢夏だ、そう信じて。
しかし、頬を膨らませたままの逢夏はまだいかり冷めず…といったところ。
「野球拳して?」
目が笑ってはいない、にっこり笑顔で言う逢夏。
「野球…拳?」
野球拳がどういったものかわかっていないメンバーに逢夏はつらつらと説明をし、無理やりわからせると酔って足元のおぼつかないネロ、ダンテ、ディーヴァを一列に並ばせた。
皆様はよくおわかりだと思うので詳しく説明しないが、じゃんけんして負けた者が一枚一枚脱いでいく、というお色気脱衣ゲームである。
ちなみにこの時の3人の着衣の数は、ネロが、ワイシャツ、ジャケット、ズボン、靴下、ブーツ…計5つ。
ダンテが、Tシャツにセーター、ジーンズ、ブーツ、下着…同じく計5つ。
ついでに言うと靴下は嫌いなようで履いてないとのこと。
そしてディーヴァが、ブラジャー、セーター、カーディガン、スカート、ニーソックス、ショートブーツ…計6つである。
数だけ見ればディーヴァが有利だが、果たして…?
「じゃあ、じゃんけんしてね?
あ、8回勝負くらいでいいかな~」
玉座に座って頬杖をついた逢夏(幻でそう見える)が、3人にじゃんけんをさせる。
勝敗はすぐについた。
酔っていたとしても素っ裸にされるのは嫌なネロと、自分が裸になっても構わないが(実際某DmCでは素っ裸を晒したし)見るならディーヴァの裸を見たいダンテ。
そんな彼らが相手である。
こんな時だけ半魔の力を解放したネロとダンテは、その視力でディーヴァの出す手を見極めた。
ただしこちらには天使の加護がついていることもここに記しておこう。
ネロはシャツ、ズボン、靴下で3つ残り、ダンテはTシャツ、パンツ、ブーツ…やはり3つが残った。
対してディーヴァはブラジャーとスカートのみ。
どう考えても、ブラジャーとスカートのみ残ってギリギリ状態のディーヴァの負けである。
パンツは履いてないので次があったとしたらもうアウトだ。
それでも上は下着姿。
ダンテには非常においしいゲームとなった。
「うぅ~
なんであたしばっかりこんな目にぃ~」
さめざめと涙を流してディーヴァはしゃがみ込んでしまった。
ちょ、その態勢でしゃがむと見えちゃいけないものが見えちゃう!
泣き出すディーヴァにハッとして、逢夏は酔いの冷めるのを感じた。
「あ…ちょっとやりすぎちゃったみたい…
ごめんね、ディーヴァちゃん」
急いで服を手渡し着せると、そこで逢夏の命令は終わった。
そのままだと大興奮したダンテに取られ変態な命令されてしまうと思った逢夏は、最後にネロに魔王様役を頼んだ。
だが逢夏も忘れていた。
ネロは多少とはいえダンテと同じ血が流れていることに。
ダンテと同じ、男であることに。
「最後の魔王様は俺、ネロ。
…ってことでイイ想い出作りたいかー!?」
「はーい!作りたいでーす!」
「楽しい命令してくださぁーい!」
「イイ想い出作ろうぜー!!」
イイ、想い出?
そのカタカナ変換がなんとなく恐ろしく感じる。
「よし!最後の命令を教えてやる!
簡単だ!みんなの前でキスしろー!!」
「イェーイ!ヒャッハー!!
待ってましたー!!濃厚なのかまそうぜ!!」
いまだ酔いの冷めやらぬネロとダンテは結託していた。
最後の最後に王様ゲームの王道たる『キス』を命令したのだ。
まあ、キスくらいならいいとして。
このゲーム、誰がそれを遂行するのかわからない…というのをお忘れでないだろうか。
ズズズ、と音を立ててフィギュア達が動き出す。
最後のターンだからだろうか、その動き出す物に魔王様たるネロの物も含まれていた。
ネロは逢夏と、ダンテはディーヴァと。
という風に有終の美を飾る…
と、思われていたが、まったく違った。
くるりと方向転換したフィギュア達。
向かい合うフィギュアははネロとダンテ、逢夏とディーヴァ。
ぶちゅ~っ!!
その唇が激しく合わさったのだった。
それを見た本人達…主にネロのダンテの動きが、ぴたりと止まる。
「え゛…」
「マジで…?」
一気に青ざめ、酔いも吹き飛んだ。
反対に逢夏とディーヴァは
「ディーヴァちゃんとキス…
簡単だねっ☆」
「女同士でキスするのは初めてだけど、逢夏とならいいかなっ♪」
と非常にそんなに抵抗もない様子。
その直後に軽い音を立てて
ちゅ。
とあいさつでもするかのようにキスするのだった。
「さあ、ネロとダンテの番だよ?
簡単なんでしょ?」
「待ってたとか言ってたもんねー?
濃厚なのするんでしょー??」
「う…いや…あの、その…。
悪い、無理だわ」
「オレもそんなの無理だから!
なんで野郎とキスしなきゃなんねーんだよ!」
「これが終わればマスが終わるの!」
「嫌でもちょっと口つけるだけだからー!」
ぐいぐいとお互いのパートナの背中を押し、その唇を近づけさせる逢夏とディーヴァ。
そして近づくネロとダンテの唇。
「ちょ、押すなって逢夏っ!!」
「いやだぁー!ネロとキスなんてカンベンしろよー!!」
「「ぎゃああああ!」」
その瞬間、何か大事なものを失った気がするネロとダンテだった。