ダイススロー 16回目
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地団駄を踏むダンテの傍から、悪魔がそっと魔王様のくじを盗んだ。
『ォまぇラ、おデ無死しすギィ!
ちゅギ、ォでガ魔ぉサマ!』
「あっ!いつの間にっ!」
『幼クナつちャェ!』
ずびし!
くじを手に悪魔のコマと悪魔自身が指を4人に向ける。
すると、向けられた4人のうちネロと逢夏のフィギュアが、さらにミニマムサイズに変わった。
「うぉっ?な、なんだっ!?」
「え…きゃっ!?」
ネロと逢夏、本人達もミニマムサイズに変わる。
気がついた時には5、6才児の姿になったネロと逢夏がそこにはいた。
「ダンテとディーヴァがおっきくなった!」
「わ!ほんとだ!」
「いや、違うから。
逢夏とネロが縮んだんだよ」
「「(・∀・)ぇ?」」
そこで2人は初めて、お互いを見る。
目の前のネロは、将来が楽しみといわんばかりに欧米人特有のかわいさを兼ね備えた幼児になっていた。
逢夏の方も日本人形なみに可愛らしく、顔がふっくらほっぺたぷにぷにやわらかそうな幼児になっている。
きょとん、ぱちくり。
くりくりお目々が二組見つめあってから、どうすればいいかわからず困ったようにディーヴァ達の方へ向けられた。
「っか、かわいいぃぃぃい!!」
きゅーん!
かわいいものの大好きなディーヴァは、心臓を鷲掴みにされたらしくネロと逢夏を抱き寄せ頬擦りした。
ロリコンに目覚めそうなくらいかわいい。
「うわっ、やめろってば!」
「ディーヴァちゃん、いきなりテンション高くなったね」
「やだ何この生き物!かわいすぎでしょ!」
声も幼く高めで、なんとかわいらしい!
ディーヴァは2人がいつもの姿に戻るその時まで、その胸に押し付けるように抱き締め続けた。
ディーヴァの胸をどさくさに紛れて触れたかもしれない。
「ズリィ…オレも幼くなりたかったぜ…」
なんだろう、この敗北感。
ダンテはここに来てからあまり運がない。
がっくりと頭を垂れるのであった。
「魔王様役は、ディーヴァ、ね?」
もうダンテにはやらせないから。
にっこりと言うディーヴァの手には、いつのまにか魔王様のあたりくじが。
びっくりしてダンテは自らの手を確認するも、そこにはくじのくの字すらない。
「ちょ、いつの間に!?
今、悪魔から奪って持ってたはずなんだけど!?」
「人のものをスるのはダンテの得意技でしょ。
あたしは真似しただけだもーん」
あっかんべー、とディーヴァはダンテにくじを見せつけた。
ディーヴァの聞き捨てならない言葉を聞き、逢夏とネロがまたも怒る。
「ディーヴァちゃんになんてスキル教えとんじゃワレ!」
「悪い子になったらテメェのせいだぞっ!」
「そんな得意技ないし、教えてないっつの!」
「ていうか、あたし…悪い子にもうなってるかも」
メロンソーダをストローで啜りながら、ディーヴァは呟いた。
「じゃあ、命令を言い渡しまっす!
デコピンしてください!…ダンテに当たりますよーに!!」
「ちょっと待て、最後のは余計だ」
「いいの、ダンテに当たれば、お仕置きになるし」
「ディーヴァ、お前なあ…」
そんなこんなでフィギュアのネロ、ダンテが向かい合う。
「俺とダンテか。
逢夏にあたらなくてよかったぜ」
「さすがディーヴァちゃんの命令!運がいいねっ♪」
「さあ、ネロの人形君、ダンテにビシバシお仕置きするのです!」
その瞬間、先にダンテのフィギュアがネロフィギュアに攻撃をしかけた。
その背に背負ったリベリオンで額どころか、脳天直撃兜割り!
なんとか白刃取りしたネロフィギュアがお返しにと、悪魔の右手で強力なデコピンを繰り出す。
ダンテのフィギュアはまたも場外に弾き飛ばされたのだった。
「え゙…」
「何、今の」
「さぁ?」
「ダンテ人形、反撃してきたね」
予想外の行動を起こしたフィギュアだったが、なんともなく…。
本人達はあっけに取られた。
そして実際のネロとダンテだが。
ネロは攻撃させる隙を全く与えず思いきり右手の中指を弾き、ダンテの額にデコピンを放つ。
「ぎゃあああああ!」
物凄い衝撃を生み出したそれはダンテの額に全て吸収され、しばらく月面クレーター状態になったそうだ。
半魔じゃなかったら死んでた!
それをケラケラと楽しそうに笑いながら、見るディーヴァ。
お仕置きが大成功して満足したようだ。
ぷしゅー、と額から煙をあげ白目を剥くダンテをバックに拍手でネロを讃える。
悪魔はそれをチャンスと、ディーヴァが置いていたくじをまたもや盗っていった。
『ォまぇラ、おデ無死しすギィ!
ちゅギ、ォでガ魔ぉサマ!』
「あっ!いつの間にっ!」
『幼クナつちャェ!』
ずびし!
くじを手に悪魔のコマと悪魔自身が指を4人に向ける。
すると、向けられた4人のうちネロと逢夏のフィギュアが、さらにミニマムサイズに変わった。
「うぉっ?な、なんだっ!?」
「え…きゃっ!?」
ネロと逢夏、本人達もミニマムサイズに変わる。
気がついた時には5、6才児の姿になったネロと逢夏がそこにはいた。
「ダンテとディーヴァがおっきくなった!」
「わ!ほんとだ!」
「いや、違うから。
逢夏とネロが縮んだんだよ」
「「(・∀・)ぇ?」」
そこで2人は初めて、お互いを見る。
目の前のネロは、将来が楽しみといわんばかりに欧米人特有のかわいさを兼ね備えた幼児になっていた。
逢夏の方も日本人形なみに可愛らしく、顔がふっくらほっぺたぷにぷにやわらかそうな幼児になっている。
きょとん、ぱちくり。
くりくりお目々が二組見つめあってから、どうすればいいかわからず困ったようにディーヴァ達の方へ向けられた。
「っか、かわいいぃぃぃい!!」
きゅーん!
かわいいものの大好きなディーヴァは、心臓を鷲掴みにされたらしくネロと逢夏を抱き寄せ頬擦りした。
ロリコンに目覚めそうなくらいかわいい。
「うわっ、やめろってば!」
「ディーヴァちゃん、いきなりテンション高くなったね」
「やだ何この生き物!かわいすぎでしょ!」
声も幼く高めで、なんとかわいらしい!
ディーヴァは2人がいつもの姿に戻るその時まで、その胸に押し付けるように抱き締め続けた。
ディーヴァの胸をどさくさに紛れて触れたかもしれない。
「ズリィ…オレも幼くなりたかったぜ…」
なんだろう、この敗北感。
ダンテはここに来てからあまり運がない。
がっくりと頭を垂れるのであった。
「魔王様役は、ディーヴァ、ね?」
もうダンテにはやらせないから。
にっこりと言うディーヴァの手には、いつのまにか魔王様のあたりくじが。
びっくりしてダンテは自らの手を確認するも、そこにはくじのくの字すらない。
「ちょ、いつの間に!?
今、悪魔から奪って持ってたはずなんだけど!?」
「人のものをスるのはダンテの得意技でしょ。
あたしは真似しただけだもーん」
あっかんべー、とディーヴァはダンテにくじを見せつけた。
ディーヴァの聞き捨てならない言葉を聞き、逢夏とネロがまたも怒る。
「ディーヴァちゃんになんてスキル教えとんじゃワレ!」
「悪い子になったらテメェのせいだぞっ!」
「そんな得意技ないし、教えてないっつの!」
「ていうか、あたし…悪い子にもうなってるかも」
メロンソーダをストローで啜りながら、ディーヴァは呟いた。
「じゃあ、命令を言い渡しまっす!
デコピンしてください!…ダンテに当たりますよーに!!」
「ちょっと待て、最後のは余計だ」
「いいの、ダンテに当たれば、お仕置きになるし」
「ディーヴァ、お前なあ…」
そんなこんなでフィギュアのネロ、ダンテが向かい合う。
「俺とダンテか。
逢夏にあたらなくてよかったぜ」
「さすがディーヴァちゃんの命令!運がいいねっ♪」
「さあ、ネロの人形君、ダンテにビシバシお仕置きするのです!」
その瞬間、先にダンテのフィギュアがネロフィギュアに攻撃をしかけた。
その背に背負ったリベリオンで額どころか、脳天直撃兜割り!
なんとか白刃取りしたネロフィギュアがお返しにと、悪魔の右手で強力なデコピンを繰り出す。
ダンテのフィギュアはまたも場外に弾き飛ばされたのだった。
「え゙…」
「何、今の」
「さぁ?」
「ダンテ人形、反撃してきたね」
予想外の行動を起こしたフィギュアだったが、なんともなく…。
本人達はあっけに取られた。
そして実際のネロとダンテだが。
ネロは攻撃させる隙を全く与えず思いきり右手の中指を弾き、ダンテの額にデコピンを放つ。
「ぎゃあああああ!」
物凄い衝撃を生み出したそれはダンテの額に全て吸収され、しばらく月面クレーター状態になったそうだ。
半魔じゃなかったら死んでた!
それをケラケラと楽しそうに笑いながら、見るディーヴァ。
お仕置きが大成功して満足したようだ。
ぷしゅー、と額から煙をあげ白目を剥くダンテをバックに拍手でネロを讃える。
悪魔はそれをチャンスと、ディーヴァが置いていたくじをまたもや盗っていった。