ダイススロー 16回目
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「ふふっお疲れ様、あとごちそうさまでした!
コレ意外と面白いね!」
ディーヴァが嬉しそうに笑いながら、当たりくじを逢夏に渡して来た。
ダンテには意地でも渡したくない、そう思っているため先に逢夏に渡してしまおうという考えである。
「はい、逢夏。
次は逢夏が魔王様の番でいいよね」
「わ、ありがとうディーヴァちゃん。
ネロも私が魔王様役やってもいいと思う?」
「ああ、別にい「ちょっと待った!オレにも聞けよ!」…俺は異論ないが、約1名異議ありなのがいるぜ」
「ダンテにもあとで渡すよ?…多分」
「おいディーヴァ、今多分って言ったよな、な?」
そのダンテの声を遮って逢夏がハイハイハイ!と手をあげる。
「というわけで、今度の魔王様は私…逢夏っ!」
その言葉を言ってしまった以上は、次の魔王様は逢夏。
これは変わらない。
ダンテも、そんなに嫌なら逢夏から奪えばよかったものを…。
まあ、奪えば代わりに右腕が飛んでくるのは間違いないが。
フィギュアの逢夏がエッヘンと胸を張って王冠をかぶる…結構似合う。
「ちぇっ。
今回の魔王様は何を御所望で?」
「そうだねー…あ。」
逢夏が思い出したのは、今日止まった『箱の中身を空にしろ』というマスのこと。
あの時の執事悪魔が忘れられない。
と言っても浮気ではない、ただ、ネロがあんな執事みたいな振る舞いをしてくれたら…と思うと胸がきゅんきゅんするのだ。
それを考えてにこにこしだす逢夏の心中を探れないまま、3人は不思議そうに首をかしげた。
「きーめたっ!
選ばれた人は今から執事になってもらうよー!!
私にご奉仕してください」
「執事…そんなにアイツ気に入ったのか逢夏」
「あの悪魔さんじゃなくて執事なキャラ設定が気に入ったから。
ぜひネロにやってほしいの!」
「あっそ」
逢夏に限って浮気はないのを忘れていた。
心配して損した気分のネロだった。
「まぁ…別にいいが、ディーヴァも執事か?」
「ディーヴァちゃんがなったらメイド!」
「え、メイドさんになるの?」
ディーヴァのメイド姿…ダンテは想像してにんまりと鼻の下を伸ばした。
そうこうしていると、フィギュアのネロ、ダンテ、ディーヴァの3人すべてが執事服、メイド服をそれぞれ着だした。
今回は3人とものようだ。
その瞬間、3人の服装が変わる。
ネロとダンテは執事服をぴっちりと着込み、ディーヴァはふりふりメイド服…といった具合でフィギュアそっくりに、だ。
「…いきなりかよ、勝手に着替えさせられてるぜ」
「着替えるとこから始まればよかったのにな。
そしたらディーヴァの生着替え…「ダンテ?」ナンデモアリマセン」
「それにしたってちょっと裾が短いような…」
「ほんとだ、パンツ見えそうだぜ?」
「覗かないでよッ」
かっこいい男性陣に、絶対領域のまぶしいディーヴァ。
時代が時代なら、携帯電話を片手にシャッターをきりまくっていただろう。
「まさか全員とは思わなかったけど、3人とも似合うねー。
特にネロ、かっこよすぎ!大好きっ!!」
感極まったのか逢夏は、その場に他の人間がいるのも気にせずネロに思い切り抱き着いた。
抱きとめたネロは頭をなでてやりながら苦笑する。
「はいはいありがとな、2人が帰ってからまた着てやるから今は落ち着け?
それよりオレらは、逢夏にどうご奉仕すりゃいい?」
「あ。」
「…考えてなかったんだな」
「えへ?
えっとぉ…じゃあ、ここはテンプレに従って『おかえりなさいませお嬢様』とでも言ってもらって、お茶でも淹れてもらおっかな。
あ、お茶淹れるのはディーヴァちゃんにやってほしいなぁ、一番おいしそうだもの!」
え、たったそれだけでいいの?
まだまだ9回ほど魔王ゲームも続くため、逢夏はそれで満足とのこと。
むしろ執事姿のネロを拝めただけで大大満足である。
かくして、テンプレに従ったセリフを滞りなく言い終えてお茶も給仕し終えた3人…。
ネロは抱き着いて甘えてくる逢夏ににこにこ。
逢夏はお酒も入っているため少しずつ酔ってうにゃうにゃと甘えだし、こちらもやはりにっこにこ。
ディーヴァはメイド服を恥ずかしそうにしながらも、ネロと逢夏の様子に始終ほっこり笑顔。
そしてダンテは、かわいい格好のディーヴァに手をウズウズさせて視姦、いや眺めて笑っていた。
またもやリア充が楽しめる結果になってしまい、悪魔のフジヤマは大爆発しそうな状態。
逢夏は思う存分執事姿のネロを堪能すると、その手にゆっくりと当たりくじを握らせるのだった。
コレ意外と面白いね!」
ディーヴァが嬉しそうに笑いながら、当たりくじを逢夏に渡して来た。
ダンテには意地でも渡したくない、そう思っているため先に逢夏に渡してしまおうという考えである。
「はい、逢夏。
次は逢夏が魔王様の番でいいよね」
「わ、ありがとうディーヴァちゃん。
ネロも私が魔王様役やってもいいと思う?」
「ああ、別にい「ちょっと待った!オレにも聞けよ!」…俺は異論ないが、約1名異議ありなのがいるぜ」
「ダンテにもあとで渡すよ?…多分」
「おいディーヴァ、今多分って言ったよな、な?」
そのダンテの声を遮って逢夏がハイハイハイ!と手をあげる。
「というわけで、今度の魔王様は私…逢夏っ!」
その言葉を言ってしまった以上は、次の魔王様は逢夏。
これは変わらない。
ダンテも、そんなに嫌なら逢夏から奪えばよかったものを…。
まあ、奪えば代わりに右腕が飛んでくるのは間違いないが。
フィギュアの逢夏がエッヘンと胸を張って王冠をかぶる…結構似合う。
「ちぇっ。
今回の魔王様は何を御所望で?」
「そうだねー…あ。」
逢夏が思い出したのは、今日止まった『箱の中身を空にしろ』というマスのこと。
あの時の執事悪魔が忘れられない。
と言っても浮気ではない、ただ、ネロがあんな執事みたいな振る舞いをしてくれたら…と思うと胸がきゅんきゅんするのだ。
それを考えてにこにこしだす逢夏の心中を探れないまま、3人は不思議そうに首をかしげた。
「きーめたっ!
選ばれた人は今から執事になってもらうよー!!
私にご奉仕してください」
「執事…そんなにアイツ気に入ったのか逢夏」
「あの悪魔さんじゃなくて執事なキャラ設定が気に入ったから。
ぜひネロにやってほしいの!」
「あっそ」
逢夏に限って浮気はないのを忘れていた。
心配して損した気分のネロだった。
「まぁ…別にいいが、ディーヴァも執事か?」
「ディーヴァちゃんがなったらメイド!」
「え、メイドさんになるの?」
ディーヴァのメイド姿…ダンテは想像してにんまりと鼻の下を伸ばした。
そうこうしていると、フィギュアのネロ、ダンテ、ディーヴァの3人すべてが執事服、メイド服をそれぞれ着だした。
今回は3人とものようだ。
その瞬間、3人の服装が変わる。
ネロとダンテは執事服をぴっちりと着込み、ディーヴァはふりふりメイド服…といった具合でフィギュアそっくりに、だ。
「…いきなりかよ、勝手に着替えさせられてるぜ」
「着替えるとこから始まればよかったのにな。
そしたらディーヴァの生着替え…「ダンテ?」ナンデモアリマセン」
「それにしたってちょっと裾が短いような…」
「ほんとだ、パンツ見えそうだぜ?」
「覗かないでよッ」
かっこいい男性陣に、絶対領域のまぶしいディーヴァ。
時代が時代なら、携帯電話を片手にシャッターをきりまくっていただろう。
「まさか全員とは思わなかったけど、3人とも似合うねー。
特にネロ、かっこよすぎ!大好きっ!!」
感極まったのか逢夏は、その場に他の人間がいるのも気にせずネロに思い切り抱き着いた。
抱きとめたネロは頭をなでてやりながら苦笑する。
「はいはいありがとな、2人が帰ってからまた着てやるから今は落ち着け?
それよりオレらは、逢夏にどうご奉仕すりゃいい?」
「あ。」
「…考えてなかったんだな」
「えへ?
えっとぉ…じゃあ、ここはテンプレに従って『おかえりなさいませお嬢様』とでも言ってもらって、お茶でも淹れてもらおっかな。
あ、お茶淹れるのはディーヴァちゃんにやってほしいなぁ、一番おいしそうだもの!」
え、たったそれだけでいいの?
まだまだ9回ほど魔王ゲームも続くため、逢夏はそれで満足とのこと。
むしろ執事姿のネロを拝めただけで大大満足である。
かくして、テンプレに従ったセリフを滞りなく言い終えてお茶も給仕し終えた3人…。
ネロは抱き着いて甘えてくる逢夏ににこにこ。
逢夏はお酒も入っているため少しずつ酔ってうにゃうにゃと甘えだし、こちらもやはりにっこにこ。
ディーヴァはメイド服を恥ずかしそうにしながらも、ネロと逢夏の様子に始終ほっこり笑顔。
そしてダンテは、かわいい格好のディーヴァに手をウズウズさせて視姦、いや眺めて笑っていた。
またもやリア充が楽しめる結果になってしまい、悪魔のフジヤマは大爆発しそうな状態。
逢夏は思う存分執事姿のネロを堪能すると、その手にゆっくりと当たりくじを握らせるのだった。