ダイススロー 16回目
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逢夏が言った瞬間、4人の目の前には悪魔が持っているコマと同じくらいの大きさの人形が現れた。
4人の特徴をそれぞれとらえていて、やけにかわいい。
「やけにかわいくデフォルメされてるな…」
「逢夏やあたしのもかわいいけど、ネロやダンテのもなんかかわいー!」
「ああ、そっくりそのまんま小さくした感じだよな。
逢夏の人形、すっげーかわいいぜ…」
「ファッ!なんてことッッ!!」
かわいいを連呼する3人とは違い、逢夏が謎の叫びをあげる。
「こ…これは!ねん●ろいど仕様の私達ぃ!?
ぷにっとした表情といい、このディティールの細やかさといい、
細部まできっちり塗られたカラーリング…ッ!!
正真正銘まごうことなきねんど●いど!!」
「ど、どうしたんだよ。
いったい何がお前をそんなに駆り立てる…
逢夏?おい、逢夏!?」
「逢夏、ちょっと鼻息荒い。
…なんかこわいよ?」
「つーか、テンション高っ!」
「みんなは黙ってて!!
あ、悪魔さん…これどうしたの?作ったの!?」
高揚して手をワナワナと震わせながら、悪魔に詰め寄る逢夏。
悪魔もちょっぴり顔をひきつらせてそれに答えた。
『おデ、造ケェ深くぅナィ。
魔ヵイの銃ショクにン、マくぁべりィ氏にフィぎゅァタのんダ』
魔界の銃職人、マキャベリという悪魔に頼んで作ったとのこと。
逢夏が3人にもわかるよう説明を入れると、とたんに3人はフィギュアをじっくり観察しだした。
どんな奴かは知らないが、フィギュアまで作るとはすごい悪魔がいたものだ。
「これ、終わったら俺にくれねーか?
特に逢夏の人形…」
「オレも欲しいッディーヴァのやつな!」
男性陣2人が挙手して立ち上がる。
このフィギュアを男達はどうする気なのだろうか。
ただ飾るだけか、それとも…?
だが悪魔の答えはNO!
『ゃだ!はんぷぁタチ、オデにィどいこトばッカ!
ぜターイ、ゃンナィ!』
あっかんべー!と、舌を出す悪魔に青筋を立ててキレそうなネロとダンテ。
手が唸りそうなところで、今度は女性陣が言葉でその行動を止めた。
「あの…あたしも欲しいな。
出来たら、ダンテのと、あたしのをセットで」
「私もこのネロと私のね●どろいど欲しい…っ!
だってかわいいもの!
ぜひ揃いで欲しいなぁ~」
『ィイヨ!』
途端、悪魔はにっこり笑いながら軽く了承する。
ネロとダンテの時とは反対の対応である。
「おいっ!
なんでオレ達はだめなんだよっ!!」
「つか、勝手に使用して作るとか、肖像権の侵害だろ!!
会社に使用許可貰ったのか?」
肖像権など関係ない、といいたいところだがここは日本ではない国。
肖像権は関係してくるんですねー。
ネロとダンテは悪い顔をしながら悪魔の肩に手をかけると、とても小さな声で言い聞かせた。
「なあ、訴えられたくないだろ?」
「悪魔とはいえさすがに法を相手に出来ないよな?」
「さあどうする?
俺達が欲しいのは逢夏とディーヴァの人形だ」
「大人しくオレ達に逢夏とディーヴァの人形をよこすか」
「法に裁かれるか」
「お前、どっちがいいんだ。
オレだったら大人しく人形を渡すけどなー?」
『ぅグぐ…しヵタナぃ、終ヮタらャる。
だかラ、訴ェなぃデ!』
訴えられたらかなわない。
イヤイヤと首を振りながらも、悪魔は無理やり承諾させられたのだった。
「ひどいね、せっかく揃いで欲しかったのに」
「あたし達の人形…
貰っても大事にしてよ?」
その話を伝えられた逢夏とディーヴァは、ぶぅぶぅと文句を垂れながらため息をついた。
4人の特徴をそれぞれとらえていて、やけにかわいい。
「やけにかわいくデフォルメされてるな…」
「逢夏やあたしのもかわいいけど、ネロやダンテのもなんかかわいー!」
「ああ、そっくりそのまんま小さくした感じだよな。
逢夏の人形、すっげーかわいいぜ…」
「ファッ!なんてことッッ!!」
かわいいを連呼する3人とは違い、逢夏が謎の叫びをあげる。
「こ…これは!ねん●ろいど仕様の私達ぃ!?
ぷにっとした表情といい、このディティールの細やかさといい、
細部まできっちり塗られたカラーリング…ッ!!
正真正銘まごうことなきねんど●いど!!」
「ど、どうしたんだよ。
いったい何がお前をそんなに駆り立てる…
逢夏?おい、逢夏!?」
「逢夏、ちょっと鼻息荒い。
…なんかこわいよ?」
「つーか、テンション高っ!」
「みんなは黙ってて!!
あ、悪魔さん…これどうしたの?作ったの!?」
高揚して手をワナワナと震わせながら、悪魔に詰め寄る逢夏。
悪魔もちょっぴり顔をひきつらせてそれに答えた。
『おデ、造ケェ深くぅナィ。
魔ヵイの銃ショクにン、マくぁべりィ氏にフィぎゅァタのんダ』
魔界の銃職人、マキャベリという悪魔に頼んで作ったとのこと。
逢夏が3人にもわかるよう説明を入れると、とたんに3人はフィギュアをじっくり観察しだした。
どんな奴かは知らないが、フィギュアまで作るとはすごい悪魔がいたものだ。
「これ、終わったら俺にくれねーか?
特に逢夏の人形…」
「オレも欲しいッディーヴァのやつな!」
男性陣2人が挙手して立ち上がる。
このフィギュアを男達はどうする気なのだろうか。
ただ飾るだけか、それとも…?
だが悪魔の答えはNO!
『ゃだ!はんぷぁタチ、オデにィどいこトばッカ!
ぜターイ、ゃンナィ!』
あっかんべー!と、舌を出す悪魔に青筋を立ててキレそうなネロとダンテ。
手が唸りそうなところで、今度は女性陣が言葉でその行動を止めた。
「あの…あたしも欲しいな。
出来たら、ダンテのと、あたしのをセットで」
「私もこのネロと私のね●どろいど欲しい…っ!
だってかわいいもの!
ぜひ揃いで欲しいなぁ~」
『ィイヨ!』
途端、悪魔はにっこり笑いながら軽く了承する。
ネロとダンテの時とは反対の対応である。
「おいっ!
なんでオレ達はだめなんだよっ!!」
「つか、勝手に使用して作るとか、肖像権の侵害だろ!!
会社に使用許可貰ったのか?」
肖像権など関係ない、といいたいところだがここは日本ではない国。
肖像権は関係してくるんですねー。
ネロとダンテは悪い顔をしながら悪魔の肩に手をかけると、とても小さな声で言い聞かせた。
「なあ、訴えられたくないだろ?」
「悪魔とはいえさすがに法を相手に出来ないよな?」
「さあどうする?
俺達が欲しいのは逢夏とディーヴァの人形だ」
「大人しくオレ達に逢夏とディーヴァの人形をよこすか」
「法に裁かれるか」
「お前、どっちがいいんだ。
オレだったら大人しく人形を渡すけどなー?」
『ぅグぐ…しヵタナぃ、終ヮタらャる。
だかラ、訴ェなぃデ!』
訴えられたらかなわない。
イヤイヤと首を振りながらも、悪魔は無理やり承諾させられたのだった。
「ひどいね、せっかく揃いで欲しかったのに」
「あたし達の人形…
貰っても大事にしてよ?」
その話を伝えられた逢夏とディーヴァは、ぶぅぶぅと文句を垂れながらため息をついた。