ダイススロー 16回目
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「コホン、
『みんなで楽しく合コンしよう!合コンと言えば、王様ゲェム☆王様になった人は命令を言い渡す!でもでも誰に当たるかはわからない♪』
…これが今回のマスの命令だよ」
いつもの調子で高らかに読み上げた逢夏。
ダンテはそれを聞いてほっとした。
悪魔の自分をよびさまし、ディーヴァとリアルファイトしなくてはならないような、そんなマスだと恐れていたのだ。
「なんだ、全員楽しめる上にラクショーじゃん」
「無理難題を命令しなければ、簡単そうだよね」
同じくディーヴァもほっとして胸をなでおろした。
だがネロと逢夏はダンテとディーヴァとは逆に、とても心配だった。
主にダンテが何かやらかさないか、という意味で。
「そうだな。
まあ、ダンテが王様になった時に変な命令をにしなけりゃ、な?」
「ディーヴァちゃんに当たるのを見越して、無理な命令しないなら…ねぇ?」
「お前ら…。
そ、そんなことあるわけねーだろ!」
「ダンテどもってる…」
明らかにダンテは変なことを考えていたようである。
ディーヴァはじと~っとダンテに白い目を送った。
とりあえず、リア充にとってはまたまたいちゃいちゃラブラブ出来てしまう、そんなマスである。
だが、悪魔はリア充爆発を祈っていたのになぜか笑顔のままだった。
それどころか、素晴らしい提案まで持ちかけるしまつ。
『そダっ!テん使ィ、オモぃテ゛ほシィぃてタ!
ぉデ、ォもーデぇ、ちゅクるぅタメ、さン加すルゥぅ!』
「逢夏、悪魔さんなんだって?」
「ディーヴァちゃんが想い出がほしいって言ってたでしょ?
悪魔さんは想い出づくりに協力するために一緒に王様ゲームに参加するんだって」
「そうなんだ、優しいねっ」
「悪魔にしてはいい考えだぜ。
ちょっとは見直したぞ」
「まあ、邪魔しないならいいけど。
あと、テメーが王様になったときに『命令失敗』につながるような変なこと言わなきゃな」
必要以上に警戒し続けるネロが、悪魔を睨んで確認する。
『ジャ魔、ちナィ!
王サマなテモ、ふつゥノしヵめーレィしナイッ』
言ってる間も始終笑顔。
なぜいい笑顔だったのか、それは誰かをはぶいて引き離してやる作戦がダメなら、逆に自分が参加してめちゃくちゃにしてやればいい!
そう思っているからだ。
駆逐してやる…リア充共、一匹残らず、この世から…っ!!
そんな思いを笑顔の裏に隠す、悪魔だった。
『みんなで楽しく合コンしよう!合コンと言えば、王様ゲェム☆王様になった人は命令を言い渡す!でもでも誰に当たるかはわからない♪』
…これが今回のマスの命令だよ」
いつもの調子で高らかに読み上げた逢夏。
ダンテはそれを聞いてほっとした。
悪魔の自分をよびさまし、ディーヴァとリアルファイトしなくてはならないような、そんなマスだと恐れていたのだ。
「なんだ、全員楽しめる上にラクショーじゃん」
「無理難題を命令しなければ、簡単そうだよね」
同じくディーヴァもほっとして胸をなでおろした。
だがネロと逢夏はダンテとディーヴァとは逆に、とても心配だった。
主にダンテが何かやらかさないか、という意味で。
「そうだな。
まあ、ダンテが王様になった時に変な命令をにしなけりゃ、な?」
「ディーヴァちゃんに当たるのを見越して、無理な命令しないなら…ねぇ?」
「お前ら…。
そ、そんなことあるわけねーだろ!」
「ダンテどもってる…」
明らかにダンテは変なことを考えていたようである。
ディーヴァはじと~っとダンテに白い目を送った。
とりあえず、リア充にとってはまたまたいちゃいちゃラブラブ出来てしまう、そんなマスである。
だが、悪魔はリア充爆発を祈っていたのになぜか笑顔のままだった。
それどころか、素晴らしい提案まで持ちかけるしまつ。
『そダっ!テん使ィ、オモぃテ゛ほシィぃてタ!
ぉデ、ォもーデぇ、ちゅクるぅタメ、さン加すルゥぅ!』
「逢夏、悪魔さんなんだって?」
「ディーヴァちゃんが想い出がほしいって言ってたでしょ?
悪魔さんは想い出づくりに協力するために一緒に王様ゲームに参加するんだって」
「そうなんだ、優しいねっ」
「悪魔にしてはいい考えだぜ。
ちょっとは見直したぞ」
「まあ、邪魔しないならいいけど。
あと、テメーが王様になったときに『命令失敗』につながるような変なこと言わなきゃな」
必要以上に警戒し続けるネロが、悪魔を睨んで確認する。
『ジャ魔、ちナィ!
王サマなテモ、ふつゥノしヵめーレィしナイッ』
言ってる間も始終笑顔。
なぜいい笑顔だったのか、それは誰かをはぶいて引き離してやる作戦がダメなら、逆に自分が参加してめちゃくちゃにしてやればいい!
そう思っているからだ。
駆逐してやる…リア充共、一匹残らず、この世から…っ!!
そんな思いを笑顔の裏に隠す、悪魔だった。