ダイススロー 14回目
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そのあとネロは四苦八苦しながらも、タコを完食した。
口からはうねうね動く最後の一口…タコの足が出ている状態で白目を剥いている。
対するダンテは、最後に食べたものがひどすぎた。
生クリームにオリーブトッピングという、気持ち悪すぎる代物だったのだ。
ゾンビのように真っ青な顔をさらしている。
「誰だ簡単なマスとかほざいたやつ」
「悪魔だろ」
「私達は余裕だったね」
「ねー?」
数分後ようやく徐々に復活しだしたネロとダンテ。
逢夏は命令のおかげで、ディーヴァは好きなものを食べたせいか余裕綽々である。
そんな会話が途切れるのを待って、悪魔が話し出す。
「皆様ありがとうございます。
無事完食となりましたので、これにてこのマスは終了とさせていただきます。
わたくしが必要となりましたら、いつでもお呼び出しくださいませ。誰かと契約しているわけでもありませんので契約も可能ですよ?」
「え、あの男の子と契約してるんじゃ…」
作品名まで言わないが、彼があのキャラであるならば契約主がいるはずだ。
不思議そうに聞く逢夏に、悪魔はどちらが本当かわからないような笑みをたたえた。
「はて、何のことやら?
特に贄様、天使様の呼び出しにはいつでも馳せ参じましょう…」
悪魔は逢夏とディーヴァの前に跪いたかと思うと、それぞれの手の甲に口づけを送った。
ネロやダンテよりも様になっている。
「ちょ、てめっ」
「人の嫁になにしてやが…」
途端、怒るネロとダンテ。
その拳が届くか届かないかの内に、悪魔はパチンと指を鳴らした。
「それではまたいつか、御機嫌よう」
うやうやしくお辞儀をした悪魔の微笑を最後に、その場は光に包まれ、気が付いたときにはいつものリビングだった。
どっと疲れた。
食べるという行為も体力を使うというのは本当らしい。
半魔達はパートナーの手の甲をぬぐいながら深くため息を吐いた。
「オレ、一生分、いや来世分のオリーブ食べたと思う」
「同じく。
タコなんて人間の食い物じゃねぇよな」
「「ネロもダンテも人間じゃないでしょ」」
「「ひどい!!」」
ケラケラと逢夏とディーヴァが笑う。
彼女達にとっては最終的に楽なマスだったようだ。
口からはうねうね動く最後の一口…タコの足が出ている状態で白目を剥いている。
対するダンテは、最後に食べたものがひどすぎた。
生クリームにオリーブトッピングという、気持ち悪すぎる代物だったのだ。
ゾンビのように真っ青な顔をさらしている。
「誰だ簡単なマスとかほざいたやつ」
「悪魔だろ」
「私達は余裕だったね」
「ねー?」
数分後ようやく徐々に復活しだしたネロとダンテ。
逢夏は命令のおかげで、ディーヴァは好きなものを食べたせいか余裕綽々である。
そんな会話が途切れるのを待って、悪魔が話し出す。
「皆様ありがとうございます。
無事完食となりましたので、これにてこのマスは終了とさせていただきます。
わたくしが必要となりましたら、いつでもお呼び出しくださいませ。誰かと契約しているわけでもありませんので契約も可能ですよ?」
「え、あの男の子と契約してるんじゃ…」
作品名まで言わないが、彼があのキャラであるならば契約主がいるはずだ。
不思議そうに聞く逢夏に、悪魔はどちらが本当かわからないような笑みをたたえた。
「はて、何のことやら?
特に贄様、天使様の呼び出しにはいつでも馳せ参じましょう…」
悪魔は逢夏とディーヴァの前に跪いたかと思うと、それぞれの手の甲に口づけを送った。
ネロやダンテよりも様になっている。
「ちょ、てめっ」
「人の嫁になにしてやが…」
途端、怒るネロとダンテ。
その拳が届くか届かないかの内に、悪魔はパチンと指を鳴らした。
「それではまたいつか、御機嫌よう」
うやうやしくお辞儀をした悪魔の微笑を最後に、その場は光に包まれ、気が付いたときにはいつものリビングだった。
どっと疲れた。
食べるという行為も体力を使うというのは本当らしい。
半魔達はパートナーの手の甲をぬぐいながら深くため息を吐いた。
「オレ、一生分、いや来世分のオリーブ食べたと思う」
「同じく。
タコなんて人間の食い物じゃねぇよな」
「「ネロもダンテも人間じゃないでしょ」」
「「ひどい!!」」
ケラケラと逢夏とディーヴァが笑う。
彼女達にとっては最終的に楽なマスだったようだ。