ダイススロー 14回目
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「わあ!あたしのは当たりみたい!!」
ディーヴァの箱の中には美味しそうなぷっくりしたトリュフやショコラがこれでもか!と、たくさん入っていた。
「なんだよ、こんな時まで天使のツキが発動ってか?」
「贄じゃなくて天使がよかったなー。
羨ましいよぉ…」
「さっすがオレの天使!」
それぞれ感想を述べるなか、逢夏とディーヴァ見つめるは、美味しそうなトリュフ。
「美味しそ…一粒つまんでもいいかなあ?」
「こんなにあるんだし、ちょっとくらいなら…」
小声でひそひそ話する逢夏とディーヴァ。
だが、執事悪魔には聞こえていたようである。
「別に一つくらいなら、皆様お召し上がりになられても問題ないでしょう」
「わあっビックリした!」
「地獄耳ぃ!」
飛び上がる2人にクスクス笑うと、悪魔は口許に人差し指を押し当てた。
「ここは、あの悪魔の目の届かぬわたくしだけの空間。
わたくしがあの悪魔に言わなければわからないことですよ?」
ウインクと共に言い切った悪魔に、2人はお互いの顔を見合って微笑んだ。
「じゃあ、一粒だけね?」
「あたしも今ちょっと食べてみよっと!」
もちろん、男性陣2人も黙っているわけもなく。
「あっ!ズリィ!」
「俺も食べてみるかな…」
そして思い思いのトリュフをつまんだ4人はぱくんと、口中に放った。
「あれっ?」
「なんか…、甘く感じないな」
「つーか、砂糖全く使ってないんじゃ…」
顔を見合わせる。
そしてこの娘、ディーヴァはというと。
目尻に大粒の涙をめいっぱいため、その体はプルプルと震えていた。
まるで激辛シュークリームでロシアンルーレットをした時に相対した、かわいい悪魔のごとく。
「ちょ、ディーヴァどうした!?」
「なんで泣いてんだ!?」
「泣くほど美味しかったの?
そりゃあ甘くないからあのクレイジーなケーキよりいいけど、そこまで!?」
ぽろ。
一粒の涙が重力に従い下に落ちた瞬間と同時に、ディーヴァはじたばた転げ回った。
そんなに転げ回ったら、パンツ見えちゃうから気を付けろ!
「にがいっにがいよぉぉぉおお!
うぇぇぇえん!!」
「そちらは本場ベルギー産カカオ100パーセント使用のチョコレートとなっております。
砂糖など使っておりませんので、体重や体を気になさっている方も安心してお召し上がりいただけます。
もちろん、ポリフェノールもたっぷり!でございます」
「ポリフェノールたっぷり!だって~。
いいな~私のと交換してほしいな~」
「でも、カカオ100ぅ!?
そりゃ苦いわけだ…」
「あー、そういえばディーヴァは苦い物とか渋い物が嫌いだったっけ。
苦い、ねぇ…苦いもの、と言えば…」
ニタリと笑ったダンテがいまだ苦い苦いとぴぃぴい泣くディーヴァに近づき目線を合わせる。
まぁたこの男はよからぬ妄想をしたようだ。
この目をした時は十中八九そうだ。
「…なあ、ディーヴァ。
今の気持ちのまえに、『ダンテの』って追加して言ってくれるか?」
「ぐすっ…え、と…ダンテの苦「ちょっと待てぇぇ!!」
「ダメェェ!!それはR指定に引っ掛かっちゃうから!
この合同企画が強制終了、シャットダウンしちゃうから!」
「未成年のよい子も見てるかもしれないだろーが!
つか、ディーヴァも未成年!まだ早い、パパは許さん!」
ネロはディーヴァの父親ではないがここにいる間は、逢夏がたまに母親役をかってでるようにまるで父親役である。
ダンテの横っ面にきれいにドロップキックを決めたネロは、仁王立ちで立ちふさがった。
「なんだよー、ちょっとくらいオカズ増やさせろよな
苦い練乳飲んだときの表現がどんなか聞いてるだけだろ」
「アウトー!練乳は苦くないっ!」
「すいませーん、ダンテにオリーブ追加でー」
「あ、そりゃいい」
「おまっ逢夏!ネロ!」
「かしこまりました。オリーブの追加をいたしますね」
「てめえも乗るな!」
ちなみに涙を浮かべたままのディーヴァには何のお話のことだか、全くわからなかったそうな。
純粋培養すぎるのも考えもの、こんなんで実際にそういう展開になったらどうするんだろうか…おお、怖い怖い。
ディーヴァの箱の中には美味しそうなぷっくりしたトリュフやショコラがこれでもか!と、たくさん入っていた。
「なんだよ、こんな時まで天使のツキが発動ってか?」
「贄じゃなくて天使がよかったなー。
羨ましいよぉ…」
「さっすがオレの天使!」
それぞれ感想を述べるなか、逢夏とディーヴァ見つめるは、美味しそうなトリュフ。
「美味しそ…一粒つまんでもいいかなあ?」
「こんなにあるんだし、ちょっとくらいなら…」
小声でひそひそ話する逢夏とディーヴァ。
だが、執事悪魔には聞こえていたようである。
「別に一つくらいなら、皆様お召し上がりになられても問題ないでしょう」
「わあっビックリした!」
「地獄耳ぃ!」
飛び上がる2人にクスクス笑うと、悪魔は口許に人差し指を押し当てた。
「ここは、あの悪魔の目の届かぬわたくしだけの空間。
わたくしがあの悪魔に言わなければわからないことですよ?」
ウインクと共に言い切った悪魔に、2人はお互いの顔を見合って微笑んだ。
「じゃあ、一粒だけね?」
「あたしも今ちょっと食べてみよっと!」
もちろん、男性陣2人も黙っているわけもなく。
「あっ!ズリィ!」
「俺も食べてみるかな…」
そして思い思いのトリュフをつまんだ4人はぱくんと、口中に放った。
「あれっ?」
「なんか…、甘く感じないな」
「つーか、砂糖全く使ってないんじゃ…」
顔を見合わせる。
そしてこの娘、ディーヴァはというと。
目尻に大粒の涙をめいっぱいため、その体はプルプルと震えていた。
まるで激辛シュークリームでロシアンルーレットをした時に相対した、かわいい悪魔のごとく。
「ちょ、ディーヴァどうした!?」
「なんで泣いてんだ!?」
「泣くほど美味しかったの?
そりゃあ甘くないからあのクレイジーなケーキよりいいけど、そこまで!?」
ぽろ。
一粒の涙が重力に従い下に落ちた瞬間と同時に、ディーヴァはじたばた転げ回った。
そんなに転げ回ったら、パンツ見えちゃうから気を付けろ!
「にがいっにがいよぉぉぉおお!
うぇぇぇえん!!」
「そちらは本場ベルギー産カカオ100パーセント使用のチョコレートとなっております。
砂糖など使っておりませんので、体重や体を気になさっている方も安心してお召し上がりいただけます。
もちろん、ポリフェノールもたっぷり!でございます」
「ポリフェノールたっぷり!だって~。
いいな~私のと交換してほしいな~」
「でも、カカオ100ぅ!?
そりゃ苦いわけだ…」
「あー、そういえばディーヴァは苦い物とか渋い物が嫌いだったっけ。
苦い、ねぇ…苦いもの、と言えば…」
ニタリと笑ったダンテがいまだ苦い苦いとぴぃぴい泣くディーヴァに近づき目線を合わせる。
まぁたこの男はよからぬ妄想をしたようだ。
この目をした時は十中八九そうだ。
「…なあ、ディーヴァ。
今の気持ちのまえに、『ダンテの』って追加して言ってくれるか?」
「ぐすっ…え、と…ダンテの苦「ちょっと待てぇぇ!!」
「ダメェェ!!それはR指定に引っ掛かっちゃうから!
この合同企画が強制終了、シャットダウンしちゃうから!」
「未成年のよい子も見てるかもしれないだろーが!
つか、ディーヴァも未成年!まだ早い、パパは許さん!」
ネロはディーヴァの父親ではないがここにいる間は、逢夏がたまに母親役をかってでるようにまるで父親役である。
ダンテの横っ面にきれいにドロップキックを決めたネロは、仁王立ちで立ちふさがった。
「なんだよー、ちょっとくらいオカズ増やさせろよな
苦い練乳飲んだときの表現がどんなか聞いてるだけだろ」
「アウトー!練乳は苦くないっ!」
「すいませーん、ダンテにオリーブ追加でー」
「あ、そりゃいい」
「おまっ逢夏!ネロ!」
「かしこまりました。オリーブの追加をいたしますね」
「てめえも乗るな!」
ちなみに涙を浮かべたままのディーヴァには何のお話のことだか、全くわからなかったそうな。
純粋培養すぎるのも考えもの、こんなんで実際にそういう展開になったらどうするんだろうか…おお、怖い怖い。