ダイススロー 14回目
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「で、オレ達のことはともかく、逢夏とディーヴァは何が入ってるんだよ」
頬杖をついた状態のダンテがこちらに置かれた箱を指差す。
3人は逢夏が開けるのを興味深げに覗いた。
隙間から明滅を繰り返す光が漏れている。
不思議に思いながらも、逢夏はゆっくり開けた。
途端ひきつる逢夏の表情。
「ちょっと何よこれ…」
逢夏の言うことはごもっとも。
中に入っていたもの、それは…
ピカピカとクリスマスイルミネーションのように光る、アメリカではお馴染みのクレイジーかつゴージャスなケーキ。
そしてお隣にはもうひとつ、真っ青なケーキである。
どちらもアメリカンサイズ!ビックサァーイズ!
…体にとても悪そうだ。
逢夏は甘すぎるものがあまり得意ではない。
いつだって体重を気にするお年頃、こんな砂糖の塊カロリーの塊のようなケーキ、言語道断である。
加えて、こんな蛍光色の気色悪いケーキは特に大大大、大っ嫌いときた。
「うはあ…鳥肌たっちゃう。
気持ち悪いっ!!」
嫌悪感丸出しでケーキに向かって叫ぶ逢夏。
ここまで声をあらげる逢夏も珍しい。
「あー、あたしもちょっと好きじゃないなあ。
青い食べ物って食欲わかないもん」
「でも逢夏は『ちょっと』どころじゃなく、嫌悪してるからなあ…」
「なんだろ、お国柄かな?」
「とりあえず、ただ毒にしかならないチョイスだ。
やるな、あの悪魔」
ネロもディーヴァもこのケーキについては不評論を出す。
だが、この男は違った。
「なんだよ、オリーブまみれのストサンよりマシじゃん。
むしろすげー美味そうだ!ディーヴァ、今度作ってくれよ」
「えー!?ダンテ変っ!!
あたしこんなの作りたくないよ~」
「頭おかしいヤツだとは思ってたが、味覚までおかしかったんだな」
「失礼だな…光ってるケーキとか、腹ン中もピカピカ光りそうでおもしれーじゃねぇか」
確かに、それはぜひ見てみたい。
味覚障害のレッテルを貼られたダンテはさておき。
逢夏の箱の中身を確認したところで、最後の箱…ディーヴァの目の前に置かれた緑の箱だ。
今までの中身をみるに、それぞれの嫌いな食べ物が入っていたようである。
3人が見守る中、ディーヴァはゴクリと喉を鳴らして箱の蓋に手をかけた。
頬杖をついた状態のダンテがこちらに置かれた箱を指差す。
3人は逢夏が開けるのを興味深げに覗いた。
隙間から明滅を繰り返す光が漏れている。
不思議に思いながらも、逢夏はゆっくり開けた。
途端ひきつる逢夏の表情。
「ちょっと何よこれ…」
逢夏の言うことはごもっとも。
中に入っていたもの、それは…
ピカピカとクリスマスイルミネーションのように光る、アメリカではお馴染みのクレイジーかつゴージャスなケーキ。
そしてお隣にはもうひとつ、真っ青なケーキである。
どちらもアメリカンサイズ!ビックサァーイズ!
…体にとても悪そうだ。
逢夏は甘すぎるものがあまり得意ではない。
いつだって体重を気にするお年頃、こんな砂糖の塊カロリーの塊のようなケーキ、言語道断である。
加えて、こんな蛍光色の気色悪いケーキは特に大大大、大っ嫌いときた。
「うはあ…鳥肌たっちゃう。
気持ち悪いっ!!」
嫌悪感丸出しでケーキに向かって叫ぶ逢夏。
ここまで声をあらげる逢夏も珍しい。
「あー、あたしもちょっと好きじゃないなあ。
青い食べ物って食欲わかないもん」
「でも逢夏は『ちょっと』どころじゃなく、嫌悪してるからなあ…」
「なんだろ、お国柄かな?」
「とりあえず、ただ毒にしかならないチョイスだ。
やるな、あの悪魔」
ネロもディーヴァもこのケーキについては不評論を出す。
だが、この男は違った。
「なんだよ、オリーブまみれのストサンよりマシじゃん。
むしろすげー美味そうだ!ディーヴァ、今度作ってくれよ」
「えー!?ダンテ変っ!!
あたしこんなの作りたくないよ~」
「頭おかしいヤツだとは思ってたが、味覚までおかしかったんだな」
「失礼だな…光ってるケーキとか、腹ン中もピカピカ光りそうでおもしれーじゃねぇか」
確かに、それはぜひ見てみたい。
味覚障害のレッテルを貼られたダンテはさておき。
逢夏の箱の中身を確認したところで、最後の箱…ディーヴァの目の前に置かれた緑の箱だ。
今までの中身をみるに、それぞれの嫌いな食べ物が入っていたようである。
3人が見守る中、ディーヴァはゴクリと喉を鳴らして箱の蓋に手をかけた。