ダイススロー 13回目
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息を切らしながらダンテとネロが見る先には、両翼を完全に断ち切られ、よたよたとよろめく竜。
見る影もないほどに痛めつけられながらも、王の貫禄か、竜は再び雄々しく吠える。
が…
「そういや…ディーヴァを連れ去った分のお礼がまだだったよな?」
言い放ったダンテは容赦なく、受けたダメージに耐えきれず垂らされた竜の頭へと大剣を振り下ろし、貫いた。
------------------------------------
全員が同時に目を開けるとそこはリビング。
『ぉまイら!おカえぃ!!』
ぴょんこぴょんこと跳ね回るコマ。
何故だか嬉しそうだが…赤いダイスが無くなっていることと元のいつも通りのダイスがボード上に戻っているということは
どうやら竜の討伐と逆鱗の取得に成功したようである。
「ってぇ~…慣れない装備着た所為か全身がいてぇ!!」
「あ~…明日筋肉痛かも…。
そういや…筋肉痛なんて最近なったことないな。」
「逢夏!あたし達、あの猫もどきの姿から戻ってるよ!」
「ホントだ!
う~ん、ちょっと…もったいない気もするけどよかった!」
スリリングな命令になんだかんだと興奮冷めやらぬ女性グループ。
そしてげっそり男性グループ。
やはり扱い慣れた武器が一番だとため息をつく。
と、そんな中。
『ゃっタ!ょうヤく逆鱗ゲと!
ドろつプぃつ3%、低スぎ!!』
コマが命令の世界へと連れていく際に使った板きれを見て、歓喜の声を上げていた。
…ん?今、ドロップ率とか言ってなかっただろうか?
「もしかして…、悪魔さん…モン「逢夏!」…んっん~、好きなの?」
『すキ!
でも、レウ「てめぇも言うな!!」1000びキぃ討バっシたのニ、なかナヵ逆鱗ぉとサない!
腹タってタ!!』
「腹立った…ってかお前な!
もう4出てるのにまだ3ってどういうことだよ!
そんなやりこんでるなら買えよ!!?」
あぁ、とうとうネロさんも思わずメタ発言。
腰に手を当て、悪魔の持つ板切れを指差し、説教を始める。
けれどそれに悪魔は涙を浮かべてぶんぶんと頭を横に振って返した。
『ぁレ、たヵい!
おデだツて、カィたイ!!!
ぉレダっテゃりタい~~~~!!』
「高いくらいで諦めんのかよ!
テメェのモンh「ネロー!!」への愛はそんくらいのもんだったってのか!」
『ちガぅ!
ぉデ、筋ガね入リのフあン!』
「なら証拠見せてみろ!
価格が高い、画質が落ちてるなんて言い訳する前に買え!
長い空白の期間を終えて、また新人ハンターの飛竜討伐の師として返り咲いたクッ「そのモンスターの名前はダメェ!!」の勇姿、ちゃんと見届けてやれよ!!」
『!!!!
…ヮカッた!買ツてャル!!!
ぉまィラ!休ヶい!まッテろ!!』
ネロの言葉の何処に感化されたのか。
これも悲しきファンの性か。
悪魔はキリッとした顔つきになると何処かへ消えていってしまう。
それをしばしの間置いてけぼりを食らっていたダンテとディーヴァが呆けた様子で、特にネロを見つめていた。
「おい、ネロ。」
「あぁ゛!?」
「いや……んな怒んなよ…。
ってかさ、なんなんだ?その…モ「だからダメだってばぁ!」ンって。」
「あと、ク「ディーヴァちゃんも止めてぇ!」先生ってなに?」
「何ってそれは!
決まってんだろ、そんなもんっ……あれ?
…なんだったんだけか…。」
頭を捻り、逢夏を見つめるネロ。
視線を向けられた逢夏はすぐさま胸の前で腕をクロスさせて×印を作る。
ただでさえセウトの域、これ以上はもう救いようのない域、アウトです!
の意味を込めた×印。
そんな×印を作りながら逢夏は思うのである。
『メタ発言、自重した方がいいのかなぁ。』
と。
見る影もないほどに痛めつけられながらも、王の貫禄か、竜は再び雄々しく吠える。
が…
「そういや…ディーヴァを連れ去った分のお礼がまだだったよな?」
言い放ったダンテは容赦なく、受けたダメージに耐えきれず垂らされた竜の頭へと大剣を振り下ろし、貫いた。
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全員が同時に目を開けるとそこはリビング。
『ぉまイら!おカえぃ!!』
ぴょんこぴょんこと跳ね回るコマ。
何故だか嬉しそうだが…赤いダイスが無くなっていることと元のいつも通りのダイスがボード上に戻っているということは
どうやら竜の討伐と逆鱗の取得に成功したようである。
「ってぇ~…慣れない装備着た所為か全身がいてぇ!!」
「あ~…明日筋肉痛かも…。
そういや…筋肉痛なんて最近なったことないな。」
「逢夏!あたし達、あの猫もどきの姿から戻ってるよ!」
「ホントだ!
う~ん、ちょっと…もったいない気もするけどよかった!」
スリリングな命令になんだかんだと興奮冷めやらぬ女性グループ。
そしてげっそり男性グループ。
やはり扱い慣れた武器が一番だとため息をつく。
と、そんな中。
『ゃっタ!ょうヤく逆鱗ゲと!
ドろつプぃつ3%、低スぎ!!』
コマが命令の世界へと連れていく際に使った板きれを見て、歓喜の声を上げていた。
…ん?今、ドロップ率とか言ってなかっただろうか?
「もしかして…、悪魔さん…モン「逢夏!」…んっん~、好きなの?」
『すキ!
でも、レウ「てめぇも言うな!!」1000びキぃ討バっシたのニ、なかナヵ逆鱗ぉとサない!
腹タってタ!!』
「腹立った…ってかお前な!
もう4出てるのにまだ3ってどういうことだよ!
そんなやりこんでるなら買えよ!!?」
あぁ、とうとうネロさんも思わずメタ発言。
腰に手を当て、悪魔の持つ板切れを指差し、説教を始める。
けれどそれに悪魔は涙を浮かべてぶんぶんと頭を横に振って返した。
『ぁレ、たヵい!
おデだツて、カィたイ!!!
ぉレダっテゃりタい~~~~!!』
「高いくらいで諦めんのかよ!
テメェのモンh「ネロー!!」への愛はそんくらいのもんだったってのか!」
『ちガぅ!
ぉデ、筋ガね入リのフあン!』
「なら証拠見せてみろ!
価格が高い、画質が落ちてるなんて言い訳する前に買え!
長い空白の期間を終えて、また新人ハンターの飛竜討伐の師として返り咲いたクッ「そのモンスターの名前はダメェ!!」の勇姿、ちゃんと見届けてやれよ!!」
『!!!!
…ヮカッた!買ツてャル!!!
ぉまィラ!休ヶい!まッテろ!!』
ネロの言葉の何処に感化されたのか。
これも悲しきファンの性か。
悪魔はキリッとした顔つきになると何処かへ消えていってしまう。
それをしばしの間置いてけぼりを食らっていたダンテとディーヴァが呆けた様子で、特にネロを見つめていた。
「おい、ネロ。」
「あぁ゛!?」
「いや……んな怒んなよ…。
ってかさ、なんなんだ?その…モ「だからダメだってばぁ!」ンって。」
「あと、ク「ディーヴァちゃんも止めてぇ!」先生ってなに?」
「何ってそれは!
決まってんだろ、そんなもんっ……あれ?
…なんだったんだけか…。」
頭を捻り、逢夏を見つめるネロ。
視線を向けられた逢夏はすぐさま胸の前で腕をクロスさせて×印を作る。
ただでさえセウトの域、これ以上はもう救いようのない域、アウトです!
の意味を込めた×印。
そんな×印を作りながら逢夏は思うのである。
『メタ発言、自重した方がいいのかなぁ。』
と。