ダイススロー 11回目
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巨大ゾンビが地に膝を付け、顔から地面に突っ伏したと同時
辺りが白く眩く発光したかと思うといつの間にかそこはリビングに
そしてディーヴァと逢夏は血糊まみれのコスプレ姿ではなく、元通りの服装となっていた。
『ぉツカれ!
ハむパぁ者達、天使ぃと贄!
オ楽しィみナ結果ハぴょゥ!!
534タィ132!
半ぅぱ者ゥたチ勝ちぃ!!!』
クルクルと4人の頭上を飛び回る悪魔は、再び杖を取り出すと、2通の白い封筒を出現させる。
ひらひら舞い落ちたそれはそれぞれダンテとネロの手へ。
こっそり2人が中身を確認してみるとそこには確かに
「ん~♪いい仕事するじゃねぇか!」
『ほメらぇタ!!
もッと、ホメる、ょろシ!!』
「てめっ、こんなことで調子に乗んな!」
少々(?)破廉恥なお写真が10枚も。
悪魔曰く、たくさんとれた中でも特にいい物を選りすぐったらしい。
「へぇ…ダンテ、この写真の為にゾンビを倒してたんだ。
…そっか。」
「え゛…?」
「前から思ってたけど、ネロってコスプレ好きなの?
妻にそんなことさせて悦ぶ変態さんだったの?」
「な゛!?」
と…そんなことを今ここで話すべきではないと気付いたのはダンテが先か、ネロが先か。
どちらにせよ遅かったが、2人が横を見ると必死の背のびをして写真を覗きこんでいたらしいディーヴァと逢夏と目があった。
怒っている様な、哀れんでいる様な、悲しんでいる様な
何とも例えようのない眼差しをダンテとネロにそれぞれ向ける女性達。
けれど…
「まぁ…今回だけは、許してあげる。
その写真だって…今回だけは没収しません。」
「へ…?本、…当か?」
「…なんて嘘だよ。いいよ、もってて。
浮気したわけでもあるまいし、ね?」
「はぁ…驚かすなよ。」
ぎゅぅっとディーヴァはダンテの腕に、逢夏はネロの腕に抱きつく。
先ほどまでの眼差しが嘘のように温かな反応に少し戸惑うダンテ達。
それを分かっていながらもディーヴァと逢夏は少しの間、腕から離れようとはしなかった。
それは偏に
『ダンテ』『ネロ』
『『やっぱり大好き!』』
いくら先ほどの命令の中のように自分達が強くなろうと彼等なしの世界など考えもつかず
危機に駆けつけ、護ってくれたその姿に想いを再確認し
「これからも側にいてね?」
「言われなくたって、ディーヴァから離れる気はさらさらねぇよ。」
「ずっと一緒に居ようね。」
「何を今更。
離れろって言ったって放してやらないから安心しろ。」
出来ることならこの先もずっと、側に居たいと思うが故のことだった。
辺りが白く眩く発光したかと思うといつの間にかそこはリビングに
そしてディーヴァと逢夏は血糊まみれのコスプレ姿ではなく、元通りの服装となっていた。
『ぉツカれ!
ハむパぁ者達、天使ぃと贄!
オ楽しィみナ結果ハぴょゥ!!
534タィ132!
半ぅぱ者ゥたチ勝ちぃ!!!』
クルクルと4人の頭上を飛び回る悪魔は、再び杖を取り出すと、2通の白い封筒を出現させる。
ひらひら舞い落ちたそれはそれぞれダンテとネロの手へ。
こっそり2人が中身を確認してみるとそこには確かに
「ん~♪いい仕事するじゃねぇか!」
『ほメらぇタ!!
もッと、ホメる、ょろシ!!』
「てめっ、こんなことで調子に乗んな!」
少々(?)破廉恥なお写真が10枚も。
悪魔曰く、たくさんとれた中でも特にいい物を選りすぐったらしい。
「へぇ…ダンテ、この写真の為にゾンビを倒してたんだ。
…そっか。」
「え゛…?」
「前から思ってたけど、ネロってコスプレ好きなの?
妻にそんなことさせて悦ぶ変態さんだったの?」
「な゛!?」
と…そんなことを今ここで話すべきではないと気付いたのはダンテが先か、ネロが先か。
どちらにせよ遅かったが、2人が横を見ると必死の背のびをして写真を覗きこんでいたらしいディーヴァと逢夏と目があった。
怒っている様な、哀れんでいる様な、悲しんでいる様な
何とも例えようのない眼差しをダンテとネロにそれぞれ向ける女性達。
けれど…
「まぁ…今回だけは、許してあげる。
その写真だって…今回だけは没収しません。」
「へ…?本、…当か?」
「…なんて嘘だよ。いいよ、もってて。
浮気したわけでもあるまいし、ね?」
「はぁ…驚かすなよ。」
ぎゅぅっとディーヴァはダンテの腕に、逢夏はネロの腕に抱きつく。
先ほどまでの眼差しが嘘のように温かな反応に少し戸惑うダンテ達。
それを分かっていながらもディーヴァと逢夏は少しの間、腕から離れようとはしなかった。
それは偏に
『ダンテ』『ネロ』
『『やっぱり大好き!』』
いくら先ほどの命令の中のように自分達が強くなろうと彼等なしの世界など考えもつかず
危機に駆けつけ、護ってくれたその姿に想いを再確認し
「これからも側にいてね?」
「言われなくたって、ディーヴァから離れる気はさらさらねぇよ。」
「ずっと一緒に居ようね。」
「何を今更。
離れろって言ったって放してやらないから安心しろ。」
出来ることならこの先もずっと、側に居たいと思うが故のことだった。