ダイススロー 11回目
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「うへぁ…べっとべと…。
シャワー…、この際最悪川でいいよ。
川はどこ~?」
「スカートが肌にくっついて気持ち悪いよぉ~…。
うぅ…、ねぇ逢夏、帰ったらシャワー借りていい?」
「どうぞどうぞ。」
ダンテやネロと違い、近接武器しか持っていない
しかも戦いの経験がない素人の2人は墓地に到達せんとする今、頭のてっぺんから足の先までゾンビの血で濡れていた。
だとすれば、さぁ皆さまお待ちかねのSAN値チェック☆
成功で1D6、失敗で1D20の破格のSAN値減少と一時的狂気がお待ちしております♪
とでもなりそうなものなのだが
「血の匂いがするだけで、実は血糊だったという。」
「血じゃなくて本当に良かったよ。
本物だったら、あたし、絶対無理だもん!」
ゾンビもよく見れば精巧なマネキンのようなものと分かったのは墓地への道を進んですぐの事。
戦っている相手は本物の人間だった生き物ではなく人形、血は血糊だったとすれば2人は気兼ねすることなく
この道中、チェーンソーに日本刀を振りまわし、ばったばったとゾンビをなぎ倒していったのだった。
「さすがに疲れたねぇ…。」
「うん…、でも…。」
ディーヴァが腕のカウンターを見ると
ゾンビのkill数は目標の134体まであと少し、110体に。
「この街にはゾンビは467体しかいないって分かってよかったよね。」
「うんうん。
やっぱり、見つけてすぐにお仕置きしたのがよかったよ。」
と、逢夏は自身の腰の部分、黄色いベルトを見る。
『ハなしテェ!』
「「ダメです。」」
声の元は逢夏のベルトと腰の間に挟まれ、バタバタと手足をばたつかせている悪魔。
実は道すがらに戦っている最中、カメラを片手にこちらを見ていた悪魔を発見していたのだった。
カメラの没収までは至らなかったが、こうして捕獲と情報の引き出しには成功していたのである。
「あと、24体とボス!
ディーヴァちゃん、がんばろうね!」
「おー!」
そんな話もし終わった頃に、2人はだだっ広い墓地へと到着。
墓地の中央には『GOaL!』と書かれた赤い旗がはためいており、そしてその隣には…
「何、あの大きさ!
強そうだよ…あたし達だけで大丈夫かな。」
「大丈夫だよ。
だって巨大化は死亡フラグだしね。」
家一軒ほどの高さがある大きなゾンビと取り巻きのゾンビ24体。
低い声で呻くゾンビはディーヴァと逢夏の声に気付いて2人の方を一斉に振り向く。
「こ、こっち見たよぉ!!
その、えっと…死亡、フラグ?本当に信用していいの?」
「もちろん!
ささっ、ネロとダンテが来ちゃう前にたおしちゃおう!」
問いに元気に頷いた逢夏はすぐさま日本刀を握りしめ、構える。
ディーヴァもチェーンソーのエンジンを吹かすと、ゆっくりゆっくりと寄ってくるゾンビを睨む。
「あ、そういえば!!」
「なに?」
「このゾンビ達全然這い寄ってないよね?
なんて言うか…、にじり寄る?」
「言葉遊びはどーでもいいから集中してよぉ!」
漂っていた緊張感も解け、無駄な力が一気に抜ける。
ダンテが言うとおり、この分では怪我もなく済みそうな2人である。
シャワー…、この際最悪川でいいよ。
川はどこ~?」
「スカートが肌にくっついて気持ち悪いよぉ~…。
うぅ…、ねぇ逢夏、帰ったらシャワー借りていい?」
「どうぞどうぞ。」
ダンテやネロと違い、近接武器しか持っていない
しかも戦いの経験がない素人の2人は墓地に到達せんとする今、頭のてっぺんから足の先までゾンビの血で濡れていた。
だとすれば、さぁ皆さまお待ちかねのSAN値チェック☆
成功で1D6、失敗で1D20の破格のSAN値減少と一時的狂気がお待ちしております♪
とでもなりそうなものなのだが
「血の匂いがするだけで、実は血糊だったという。」
「血じゃなくて本当に良かったよ。
本物だったら、あたし、絶対無理だもん!」
ゾンビもよく見れば精巧なマネキンのようなものと分かったのは墓地への道を進んですぐの事。
戦っている相手は本物の人間だった生き物ではなく人形、血は血糊だったとすれば2人は気兼ねすることなく
この道中、チェーンソーに日本刀を振りまわし、ばったばったとゾンビをなぎ倒していったのだった。
「さすがに疲れたねぇ…。」
「うん…、でも…。」
ディーヴァが腕のカウンターを見ると
ゾンビのkill数は目標の134体まであと少し、110体に。
「この街にはゾンビは467体しかいないって分かってよかったよね。」
「うんうん。
やっぱり、見つけてすぐにお仕置きしたのがよかったよ。」
と、逢夏は自身の腰の部分、黄色いベルトを見る。
『ハなしテェ!』
「「ダメです。」」
声の元は逢夏のベルトと腰の間に挟まれ、バタバタと手足をばたつかせている悪魔。
実は道すがらに戦っている最中、カメラを片手にこちらを見ていた悪魔を発見していたのだった。
カメラの没収までは至らなかったが、こうして捕獲と情報の引き出しには成功していたのである。
「あと、24体とボス!
ディーヴァちゃん、がんばろうね!」
「おー!」
そんな話もし終わった頃に、2人はだだっ広い墓地へと到着。
墓地の中央には『GOaL!』と書かれた赤い旗がはためいており、そしてその隣には…
「何、あの大きさ!
強そうだよ…あたし達だけで大丈夫かな。」
「大丈夫だよ。
だって巨大化は死亡フラグだしね。」
家一軒ほどの高さがある大きなゾンビと取り巻きのゾンビ24体。
低い声で呻くゾンビはディーヴァと逢夏の声に気付いて2人の方を一斉に振り向く。
「こ、こっち見たよぉ!!
その、えっと…死亡、フラグ?本当に信用していいの?」
「もちろん!
ささっ、ネロとダンテが来ちゃう前にたおしちゃおう!」
問いに元気に頷いた逢夏はすぐさま日本刀を握りしめ、構える。
ディーヴァもチェーンソーのエンジンを吹かすと、ゆっくりゆっくりと寄ってくるゾンビを睨む。
「あ、そういえば!!」
「なに?」
「このゾンビ達全然這い寄ってないよね?
なんて言うか…、にじり寄る?」
「言葉遊びはどーでもいいから集中してよぉ!」
漂っていた緊張感も解け、無駄な力が一気に抜ける。
ダンテが言うとおり、この分では怪我もなく済みそうな2人である。