ダイススロー 11回目
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逢夏の読み上げに表情を引き攣らせるディーヴァ。
小さな、本当に小さな声で誰へともなく、おそらくここにいる全員に疑問を投げかける。
「ゾンビ…?
ゾンビってあの、うぼぁーって低い声で呻く…、生きる屍の、ゾンビ?
しかも666体倒さなきゃって…ゾンビを?」
「だろうな。
安心しろ、ディーヴァ!
いつだってオレが全力で守ってやる!!今までだってそうだったろ?」
これから起こるであろうことを想像したディーヴァはカタカタと震えながら、ダンテの腕に抱きつく。
それを見、心配そうに逢夏はネロに問いかけた。
「ネロ。
ダンテと2人で、ディーヴァちゃんと私を護りながら666体って…どう?」
「場所にもよるが…正直、難しい…かもな。
悪いけど、逢夏には多少の怪我は覚悟してもらって…」
『たタヵう、ぃッツも半ぱァ者!
ぉで、っマんなィ!!!
だヵら、テェん使と贄!
こノヵーど、どっチぃヵとルぅ!!』
ネロの言葉を遮って大声を上げた悪魔がディーヴァと逢夏の前、黒と白のカードを差し出す。
恐る恐る指先を伸ばしたディーヴァが選んだのは白。
余りものの黒を逢夏は受け取るとすぐに裏を見る。
するとそこには白い文字で
~せぃラーふゥくとニぽん刀~
そしてディーヴァの選んだカードには黒い文字で
~ちアぅニふぉームとちぇエんソぅ~
と書いてあった。
「セーラー服と日本刀?」
「えっと…、ち・あ・ゆに・ふぉー・む…と、ちぇー、ん…そう?
あ…!チアユニフォームとチェーンソー!」
まぁいつものことと普通に読み上げた声と
たどたどしくもなんとか解読し、達成感で上げた声。
二つが同時にリビングに響いた瞬間、ポンッ!とお馴染みの音と共にディーヴァと逢夏が白い煙に包まれた。
「ディーヴァ!?
おい、大丈夫か!?」
「逢夏!
怪我とかしてないよ………、なぁ?!」
男性陣が驚き、それぞれ2人の名前を呼ぶが煙はすぐさま消えうせる。
それと同時に現れたのは
「…え?
や…!やぁ!!なにこれ!!」
「ちょ、ちょっと!
これ、サイズが絶対あってないよ!」
ディーヴァは長い髪をサイドのツインテールにされ、青と紫に近いピンクを基調としたチアリーダーのユニフォーム
その手には大きく色鮮やかにデコレーションされたピンクのチェーンソーを持った姿へ
逢夏はセーラー服に靴下なしの平べったな靴、黄色いベルト
くすんだ緑色のグローブを手にはめ、赤い鞘に収まった日本刀を下げた姿へ
と様変わりをしていた。
因みに服装だけでピンときた読者の方ならご存知であろう。
2人の服、非常に際どい。
どちらもへそ出しであるし
足や腕など晒しまくりであるし
極めつけには
「きゃっ!
ダンテ!何するの!!!?」
「アンダースコート付けてないのな。」
「嘘っ!?」
ぺらりと短いスカートを捲ったダンテの口から衝撃の事実発覚。
「逢夏は?」
「アンダースコート?なにそれ、美味しいの?
なくらい、はいてない感がするよ。」
「っ~~~///!?」
『贄ト天使、イチ時テきィ持ッてる武器ノ達人なルゥ!
死っヵり、タたヵつてぃっテネ!!
おデ!天使ト贄の写真、とルゥとる!
「「おい待て!誰の写真撮るだって!!!?」」
ソぃでァ!すタァと!!!』
ダンテとネロの抗議の声は空しく。
悪魔の開始の号令が上がるや否や、2人の得物がどこからともなく眼前に落ちる音でかき消される。
その途端、暗転するリビング。
次の瞬間には廃墟と化した街の中へと4人は放り込まれていた。
小さな、本当に小さな声で誰へともなく、おそらくここにいる全員に疑問を投げかける。
「ゾンビ…?
ゾンビってあの、うぼぁーって低い声で呻く…、生きる屍の、ゾンビ?
しかも666体倒さなきゃって…ゾンビを?」
「だろうな。
安心しろ、ディーヴァ!
いつだってオレが全力で守ってやる!!今までだってそうだったろ?」
これから起こるであろうことを想像したディーヴァはカタカタと震えながら、ダンテの腕に抱きつく。
それを見、心配そうに逢夏はネロに問いかけた。
「ネロ。
ダンテと2人で、ディーヴァちゃんと私を護りながら666体って…どう?」
「場所にもよるが…正直、難しい…かもな。
悪いけど、逢夏には多少の怪我は覚悟してもらって…」
『たタヵう、ぃッツも半ぱァ者!
ぉで、っマんなィ!!!
だヵら、テェん使と贄!
こノヵーど、どっチぃヵとルぅ!!』
ネロの言葉を遮って大声を上げた悪魔がディーヴァと逢夏の前、黒と白のカードを差し出す。
恐る恐る指先を伸ばしたディーヴァが選んだのは白。
余りものの黒を逢夏は受け取るとすぐに裏を見る。
するとそこには白い文字で
~せぃラーふゥくとニぽん刀~
そしてディーヴァの選んだカードには黒い文字で
~ちアぅニふぉームとちぇエんソぅ~
と書いてあった。
「セーラー服と日本刀?」
「えっと…、ち・あ・ゆに・ふぉー・む…と、ちぇー、ん…そう?
あ…!チアユニフォームとチェーンソー!」
まぁいつものことと普通に読み上げた声と
たどたどしくもなんとか解読し、達成感で上げた声。
二つが同時にリビングに響いた瞬間、ポンッ!とお馴染みの音と共にディーヴァと逢夏が白い煙に包まれた。
「ディーヴァ!?
おい、大丈夫か!?」
「逢夏!
怪我とかしてないよ………、なぁ?!」
男性陣が驚き、それぞれ2人の名前を呼ぶが煙はすぐさま消えうせる。
それと同時に現れたのは
「…え?
や…!やぁ!!なにこれ!!」
「ちょ、ちょっと!
これ、サイズが絶対あってないよ!」
ディーヴァは長い髪をサイドのツインテールにされ、青と紫に近いピンクを基調としたチアリーダーのユニフォーム
その手には大きく色鮮やかにデコレーションされたピンクのチェーンソーを持った姿へ
逢夏はセーラー服に靴下なしの平べったな靴、黄色いベルト
くすんだ緑色のグローブを手にはめ、赤い鞘に収まった日本刀を下げた姿へ
と様変わりをしていた。
因みに服装だけでピンときた読者の方ならご存知であろう。
2人の服、非常に際どい。
どちらもへそ出しであるし
足や腕など晒しまくりであるし
極めつけには
「きゃっ!
ダンテ!何するの!!!?」
「アンダースコート付けてないのな。」
「嘘っ!?」
ぺらりと短いスカートを捲ったダンテの口から衝撃の事実発覚。
「逢夏は?」
「アンダースコート?なにそれ、美味しいの?
なくらい、はいてない感がするよ。」
「っ~~~///!?」
『贄ト天使、イチ時テきィ持ッてる武器ノ達人なルゥ!
死っヵり、タたヵつてぃっテネ!!
おデ!天使ト贄の写真、とルゥとる!
「「おい待て!誰の写真撮るだって!!!?」」
ソぃでァ!すタァと!!!』
ダンテとネロの抗議の声は空しく。
悪魔の開始の号令が上がるや否や、2人の得物がどこからともなく眼前に落ちる音でかき消される。
その途端、暗転するリビング。
次の瞬間には廃墟と化した街の中へと4人は放り込まれていた。