もふもふ達のポケモンバトル・前編
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さて、まずはドレアムVSティナのバトルである。
乾いた風がレディと若、その足元でコンクリートというバトルフィールドに構えるドレアムとティナの間に吹きぬける。
若「お前の兄だろうが、バトルはバトル。本気で、全力でやるぞ、ティナ!」
「ブイイッッッ!!」
普段のティナからは考えられないような燃える瞳。
やる気むんむん!だが、それはこちらも同じ。
レ「ティナには悪いけど、若は一度コテンパンにのしたかったの。いいわ、ドレアム、思いっきりやっちゃいなさいっ!」
「リーフィッッ!!」
気合を大きく入れたドレアムがいつもの礼儀正しさをかなぐり捨て、ここで初めて野性的とも見える構えを取る。
バトルとなれば、手加減は不要。
小さきもの相手だろうと、油断しては足元救われる。
若とティナ組が先に動いた。
若「先手必勝!ティナ、『でんこうせっか』だ!」
「ブイーッ」
レ「こっちも『でんこうせっか』!」
「フィアッ!」
猛々しく突っ込んできたのはどちらも同じ。
相手めがけて、文字通り電光石火の矢の如く、渾身の滑走と体当たりを見せる2匹。
バ「『でんこうせっか』。素早さを生かし、先手をとって相手にぶつかる肉弾戦の基本型のようだ」
「ぶ、ぶいー!」
が、がんばれ2人ともー!
ディーヴァも『きあいのハチマキ』というアイテムを頭に巻いて応援している。
応援?それとも、『てだすけ』という技を2匹にかけているような気もするが。
というかそのハチマキ、たまに瀕死を防ぐ代物であって、応援用じゃないぞディーヴァ。
バトルしてる子に持たせなさい。
「エフィ、フィー……」
そして、同時に出せばより素早い方に軍配はあがるーー。
「レイ、レーイ」
この場合、素早いのはドレアムよね。
そう感想を漏らすのは鈴とリアラ。
髭「でも野良バトルだからな。どっちが素早いなんてあまり関係なさそうだ」
初「ああ、めっちゃ同じタイミングでぶつかり合ってるな」
ガツン!
良い音が響き渡りよろめいたのは、進化前でありステータスも低いはずのティナではなく、進化系でありステータスも高いはずのドレアムだった。
衝撃がすごかったのか、くらりと体勢を崩している。
「ニ、ニンフィ~ア……」
うわ、ティナの奴、結構石頭~……。
ネ「フォルテ、お前の頭とどっち固いか試してみろよ」
「ニンフィ」
やだね。
自分がくらったわけでもないが痛そうに頭を押さえるフォルテに、ネロはニヤニヤと笑って冗談抜かす。
本人はソッコー拒否だった。
そして何故ティナの方が威力が高く見えるか、それはティナが持つ特性が大きい。
ティナの特性は『てきおうりょく』で、自身と同じノーマルタイプ技を出せば、2倍の威力になるからだ。
若「よし、ドレアムがピヨってる今こそ!このなんかカッコイイわざを叫ぶ時!『シャドーボール』ゥゥ!」
「ブゥイ!!」
レ「よけなさいドレアム!」
「フィッ!!」
体勢を崩したドレアムに追い打ちをかけるが如く、ティナは生み出した闇色のまぁるいエネルギー玉を放った。
若「おお、やっぱなんかカッケー!『シャドーボール』連続打ち!」
「ぶぶぶぶぶぶぶぶいっ!!」
最初の一発は避けられたが、連続なら回避し続けるのは不可能。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる……戦法ではないが、若はただ単にそのエネルギー玉を気に入ったのか連発要求した。
レ「ドレアム!『リーフブレード』で打ち返して!」
「リィィィィ……フィアッッッ!!」
肘に生えた小さな葉が光り輝き、鋭い刃を成形する。
いや、普通のリーフブレードなら刃だろうが、ドレアムが作り出したのは葉で出来た野球バットのようなもの。
それを構えてフルスイングーーー。
髭「ドレアム選手打ったー!場外ホームラン!!」
2「ベストショットだったぞ」
ネ「……って、おいおいおいあぶねーだろ!?」
ネロがそう言う頭上には、ドレアムに打ち返された無数のシャドーボール。
その内の一つがディーヴァの元へとまっすぐ飛んできた。
「ぶ!?」
「フィ」
近くにいた、バージルの元でも2代目の元でもなく、まっすぐディーヴァの方へと飛んできたシャドーボール。
避けられない!そう思った時、鈴がサイコキネシスを発動してそれを防いだ。
そして狙いを大きく外れて空の彼方へと飛んで行った。
眠そうにしていても、さすが鈴である。
若「うわ悪いディーヴァ!」
レ「ちょっと、他に迷惑かけるような事しちゃダメじゃない」
若「う……まあ、何事もなくてよかったな!」
「……ぶい」
なんとなく軽~い感じの若にディーヴァが返したのは「食べ物の恨みではないけれど今のことディーヴァ絶対忘れない」そんなお返事だった。
若「よし、バトル再開だ。ティナ、『高速運転者』!」
「……ブイ?」
なにそれ。
「「「「は?」」」」
そんな技はない。
バ「……なんだそれは」
「シーアー」
『こうそくいどう』ならあるけどもね。
と助け舟の如く付け足すのはリアラである。
若「え、この『スピードスター』ってそういう意味じゃねーの?」
Speedstar、その単語の意味するところこそ、高速運転者である。
だが、これはポケモンバトル。
そんな変な意味にとってはいけないし、技は変に考えずそのまま使用しましょう。
つーか、ティナが車の運転できるわけねーだろうが!
若「んじゃ改めて『スピードスター』!」
「ブイブイ」
はいはい。
と、繰り出したのは間延びした声とは反対にとてつもないスピードを持つ技。
自分の口で軽くむしり取ったふわふわな首の毛を、宙に漂わせるとそれは瞬く間に星型のエネルギーへと変換され、ドレアム向かっていく。
スピードうんぬんはともかく、このスピードスターは必ず命中する特性を持つ。
レ「『マジカルリーフ』よ!」
「リフィ!」
そしてレディとドレアムの方がそれに対抗すべく繰り出した技は、これまた絶対当たるという宙に形を成した『マジカルリーフ』という七色に光る葉。
どうせティナの技が命中するのならば、こちらも命中する技、という考え方なのであった。
乾いた風がレディと若、その足元でコンクリートというバトルフィールドに構えるドレアムとティナの間に吹きぬける。
若「お前の兄だろうが、バトルはバトル。本気で、全力でやるぞ、ティナ!」
「ブイイッッッ!!」
普段のティナからは考えられないような燃える瞳。
やる気むんむん!だが、それはこちらも同じ。
レ「ティナには悪いけど、若は一度コテンパンにのしたかったの。いいわ、ドレアム、思いっきりやっちゃいなさいっ!」
「リーフィッッ!!」
気合を大きく入れたドレアムがいつもの礼儀正しさをかなぐり捨て、ここで初めて野性的とも見える構えを取る。
バトルとなれば、手加減は不要。
小さきもの相手だろうと、油断しては足元救われる。
若とティナ組が先に動いた。
若「先手必勝!ティナ、『でんこうせっか』だ!」
「ブイーッ」
レ「こっちも『でんこうせっか』!」
「フィアッ!」
猛々しく突っ込んできたのはどちらも同じ。
相手めがけて、文字通り電光石火の矢の如く、渾身の滑走と体当たりを見せる2匹。
バ「『でんこうせっか』。素早さを生かし、先手をとって相手にぶつかる肉弾戦の基本型のようだ」
「ぶ、ぶいー!」
が、がんばれ2人ともー!
ディーヴァも『きあいのハチマキ』というアイテムを頭に巻いて応援している。
応援?それとも、『てだすけ』という技を2匹にかけているような気もするが。
というかそのハチマキ、たまに瀕死を防ぐ代物であって、応援用じゃないぞディーヴァ。
バトルしてる子に持たせなさい。
「エフィ、フィー……」
そして、同時に出せばより素早い方に軍配はあがるーー。
「レイ、レーイ」
この場合、素早いのはドレアムよね。
そう感想を漏らすのは鈴とリアラ。
髭「でも野良バトルだからな。どっちが素早いなんてあまり関係なさそうだ」
初「ああ、めっちゃ同じタイミングでぶつかり合ってるな」
ガツン!
良い音が響き渡りよろめいたのは、進化前でありステータスも低いはずのティナではなく、進化系でありステータスも高いはずのドレアムだった。
衝撃がすごかったのか、くらりと体勢を崩している。
「ニ、ニンフィ~ア……」
うわ、ティナの奴、結構石頭~……。
ネ「フォルテ、お前の頭とどっち固いか試してみろよ」
「ニンフィ」
やだね。
自分がくらったわけでもないが痛そうに頭を押さえるフォルテに、ネロはニヤニヤと笑って冗談抜かす。
本人はソッコー拒否だった。
そして何故ティナの方が威力が高く見えるか、それはティナが持つ特性が大きい。
ティナの特性は『てきおうりょく』で、自身と同じノーマルタイプ技を出せば、2倍の威力になるからだ。
若「よし、ドレアムがピヨってる今こそ!このなんかカッコイイわざを叫ぶ時!『シャドーボール』ゥゥ!」
「ブゥイ!!」
レ「よけなさいドレアム!」
「フィッ!!」
体勢を崩したドレアムに追い打ちをかけるが如く、ティナは生み出した闇色のまぁるいエネルギー玉を放った。
若「おお、やっぱなんかカッケー!『シャドーボール』連続打ち!」
「ぶぶぶぶぶぶぶぶいっ!!」
最初の一発は避けられたが、連続なら回避し続けるのは不可能。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる……戦法ではないが、若はただ単にそのエネルギー玉を気に入ったのか連発要求した。
レ「ドレアム!『リーフブレード』で打ち返して!」
「リィィィィ……フィアッッッ!!」
肘に生えた小さな葉が光り輝き、鋭い刃を成形する。
いや、普通のリーフブレードなら刃だろうが、ドレアムが作り出したのは葉で出来た野球バットのようなもの。
それを構えてフルスイングーーー。
髭「ドレアム選手打ったー!場外ホームラン!!」
2「ベストショットだったぞ」
ネ「……って、おいおいおいあぶねーだろ!?」
ネロがそう言う頭上には、ドレアムに打ち返された無数のシャドーボール。
その内の一つがディーヴァの元へとまっすぐ飛んできた。
「ぶ!?」
「フィ」
近くにいた、バージルの元でも2代目の元でもなく、まっすぐディーヴァの方へと飛んできたシャドーボール。
避けられない!そう思った時、鈴がサイコキネシスを発動してそれを防いだ。
そして狙いを大きく外れて空の彼方へと飛んで行った。
眠そうにしていても、さすが鈴である。
若「うわ悪いディーヴァ!」
レ「ちょっと、他に迷惑かけるような事しちゃダメじゃない」
若「う……まあ、何事もなくてよかったな!」
「……ぶい」
なんとなく軽~い感じの若にディーヴァが返したのは「食べ物の恨みではないけれど今のことディーヴァ絶対忘れない」そんなお返事だった。
若「よし、バトル再開だ。ティナ、『高速運転者』!」
「……ブイ?」
なにそれ。
「「「「は?」」」」
そんな技はない。
バ「……なんだそれは」
「シーアー」
『こうそくいどう』ならあるけどもね。
と助け舟の如く付け足すのはリアラである。
若「え、この『スピードスター』ってそういう意味じゃねーの?」
Speedstar、その単語の意味するところこそ、高速運転者である。
だが、これはポケモンバトル。
そんな変な意味にとってはいけないし、技は変に考えずそのまま使用しましょう。
つーか、ティナが車の運転できるわけねーだろうが!
若「んじゃ改めて『スピードスター』!」
「ブイブイ」
はいはい。
と、繰り出したのは間延びした声とは反対にとてつもないスピードを持つ技。
自分の口で軽くむしり取ったふわふわな首の毛を、宙に漂わせるとそれは瞬く間に星型のエネルギーへと変換され、ドレアム向かっていく。
スピードうんぬんはともかく、このスピードスターは必ず命中する特性を持つ。
レ「『マジカルリーフ』よ!」
「リフィ!」
そしてレディとドレアムの方がそれに対抗すべく繰り出した技は、これまた絶対当たるという宙に形を成した『マジカルリーフ』という七色に光る葉。
どうせティナの技が命中するのならば、こちらも命中する技、という考え方なのであった。
