もふもふ達のポケモンバトル・前編
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若「デザートおういえーい!!」
マフィン状のポフィンから移動し、スフレカップケーキ状のポフレに一同の目が向いた。
カラフルなアイシングのみでコーティングされたポフレもシンプルでいいが、どうせ食べるならここはスペシャリティ溢れるものがいい。
ちょっとしたトッピングがなされたリッチポフレ、いやいや、もっとゴージャスにクリームマシマシのトッピングマシマシなフルデコポフレといこうではないか。
これは、季節ごとの変わったトッピングがとってもカラフルなスペシャルポフレである。
レアやぞ、レア!
一足先に……この場合は一手先にともいうが、手にとってばくりと食べたのは食いしん坊万歳!そのうちその半裸コートから覗く腹は、メタボ腹になるかもよ?な若。
もぐもぐ美味そうに食べるのはいいが、その食いっぷりにはため息が出る。
初「まだ食うのかお前……」
とか言いながらも迷っていた手達は、そのフルデコポフレに伸びていく。
若「なんだよ、そういう初代も食ってるじゃん」
髭「甘い物は別腹って言うし、まあいいんじゃねぇか?」
2「うむ、美味い」
とてとて、ぽすっ。
「リフィ、」
そんな時、勝手気儘に食べているダンテ達と違い、本をよみよみ解説ばかりのバージルにドレアムがお裾分けのポフレを持ってきた。
滅多に手に入らないという、フルデコの上を行くフルデコメモリアルポフレ。
バ「……いただこう」
バージルは口元に小さく笑みを浮かべると、ドレアムとともにゆっくり味わって食べた。
閉じた本の代わりにドレアムを膝に乗せ、やわらかく撫でながら。
ところで、ポケモン界のスイーツ達はこれだけに限らなかった。
ポフィン、ポフレのその後ろには、ハートスイーツというチョコレート菓子、ミアレガレットシャラサブレという焼き菓子に、ハワイの揚げ菓子マラサダ。
もりのヨウカンという羊羹、いかりまんじゅう、フエンせんべいなど和菓子、どうやって溶けないようにしているのかわからないヒウンアイスという氷菓子がずらぁり。
そして大量に散らばるポケマメという豆菓子。
2「くっ!ここは楽園か……」
ネ「いや、楽園というかスイーツビュッフェだな。菓子は嫌いじゃないけど、見てるだけで胸焼けが……」
髭「だらしねぇやつめ。普段からストサンで胃袋鍛えとけよ」
初「半分悪魔だけにデビルストマックってな」
ネ「そんなので鍛えられるのはアンタらダンテだけだろが」
盛大にため息をついたネロを無視して、美味い美味いと尚も食べる若は、本を占領するバージルに疑問を投げかける。
若「美味いけどさ、この菓子ってただ単にポケモンの世界のスイーツなだけ?」
バ「違うようだな。状態異常の回復、または体力の回復ができるアイテムらしい」
若「スイーツ食っただけでどうやって!?」
バ「知らんがな」
コントにも見えるやりとりを横目に、ドレアムがポフレを引っ張ってどこかへと持って行こうとしているのに、2代目は気がついた。
2「ドレアム、それはレディ用に取っておくのか?」
「リッ!?……リフィァー……」
悪戯が見つかった時のように視線をさ迷わせ、耳を垂れさせるドレアム。
だが、指摘された言葉は図星。
なでなでなでなで。
2代目は何も言わず、ドレアムの頭を何度も撫でさすった。
撫でられる意味はよくわからなかったが、
ドレアムは撫でられることは嫌いではない。
大人しくその行為を受け入れていれば、今度は気がついたネロがドレアムの運んでいたポフレをひょいと持ち上げた。
ネ「他の奴らが食べないよう、箱に名前書いて冷蔵庫に保管しておくな」
2「ネロ、頼んだ。俺はレディにドレアムが待ってるから来るよう連絡してくる」
レディが来る!
その嬉しい情報にドレアムは「きゅーん」と甘えたような声を出した。
マフィン状のポフィンから移動し、スフレカップケーキ状のポフレに一同の目が向いた。
カラフルなアイシングのみでコーティングされたポフレもシンプルでいいが、どうせ食べるならここはスペシャリティ溢れるものがいい。
ちょっとしたトッピングがなされたリッチポフレ、いやいや、もっとゴージャスにクリームマシマシのトッピングマシマシなフルデコポフレといこうではないか。
これは、季節ごとの変わったトッピングがとってもカラフルなスペシャルポフレである。
レアやぞ、レア!
一足先に……この場合は一手先にともいうが、手にとってばくりと食べたのは食いしん坊万歳!そのうちその半裸コートから覗く腹は、メタボ腹になるかもよ?な若。
もぐもぐ美味そうに食べるのはいいが、その食いっぷりにはため息が出る。
初「まだ食うのかお前……」
とか言いながらも迷っていた手達は、そのフルデコポフレに伸びていく。
若「なんだよ、そういう初代も食ってるじゃん」
髭「甘い物は別腹って言うし、まあいいんじゃねぇか?」
2「うむ、美味い」
とてとて、ぽすっ。
「リフィ、」
そんな時、勝手気儘に食べているダンテ達と違い、本をよみよみ解説ばかりのバージルにドレアムがお裾分けのポフレを持ってきた。
滅多に手に入らないという、フルデコの上を行くフルデコメモリアルポフレ。
バ「……いただこう」
バージルは口元に小さく笑みを浮かべると、ドレアムとともにゆっくり味わって食べた。
閉じた本の代わりにドレアムを膝に乗せ、やわらかく撫でながら。
ところで、ポケモン界のスイーツ達はこれだけに限らなかった。
ポフィン、ポフレのその後ろには、ハートスイーツというチョコレート菓子、ミアレガレットシャラサブレという焼き菓子に、ハワイの揚げ菓子マラサダ。
もりのヨウカンという羊羹、いかりまんじゅう、フエンせんべいなど和菓子、どうやって溶けないようにしているのかわからないヒウンアイスという氷菓子がずらぁり。
そして大量に散らばるポケマメという豆菓子。
2「くっ!ここは楽園か……」
ネ「いや、楽園というかスイーツビュッフェだな。菓子は嫌いじゃないけど、見てるだけで胸焼けが……」
髭「だらしねぇやつめ。普段からストサンで胃袋鍛えとけよ」
初「半分悪魔だけにデビルストマックってな」
ネ「そんなので鍛えられるのはアンタらダンテだけだろが」
盛大にため息をついたネロを無視して、美味い美味いと尚も食べる若は、本を占領するバージルに疑問を投げかける。
若「美味いけどさ、この菓子ってただ単にポケモンの世界のスイーツなだけ?」
バ「違うようだな。状態異常の回復、または体力の回復ができるアイテムらしい」
若「スイーツ食っただけでどうやって!?」
バ「知らんがな」
コントにも見えるやりとりを横目に、ドレアムがポフレを引っ張ってどこかへと持って行こうとしているのに、2代目は気がついた。
2「ドレアム、それはレディ用に取っておくのか?」
「リッ!?……リフィァー……」
悪戯が見つかった時のように視線をさ迷わせ、耳を垂れさせるドレアム。
だが、指摘された言葉は図星。
なでなでなでなで。
2代目は何も言わず、ドレアムの頭を何度も撫でさすった。
撫でられる意味はよくわからなかったが、
ドレアムは撫でられることは嫌いではない。
大人しくその行為を受け入れていれば、今度は気がついたネロがドレアムの運んでいたポフレをひょいと持ち上げた。
ネ「他の奴らが食べないよう、箱に名前書いて冷蔵庫に保管しておくな」
2「ネロ、頼んだ。俺はレディにドレアムが待ってるから来るよう連絡してくる」
レディが来る!
その嬉しい情報にドレアムは「きゅーん」と甘えたような声を出した。