もふもふ達のポケモンバトル・前編
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※バトルするのは11ページからです。
***
「 …… フィ」
“ 何か ” くる。
鈴はそう感じた。
実をいうと鈴は、ずいぶん前から『みらいよち』をしていた。
この世界がどんな世界なのかまったくわからなかったので、念のためこの世界に落ちてすぐに唱えたのだが、それが今頃になって返ってくるとはその時は思いもしなかった。
すぐ傍ではバージルが大量の洗濯物を干している。
鈴は『あさのひざし』という技を使うことで、このあたり一帯を日の光で満たし、洗濯物を乾きやすくする手伝いをしていた。
あと一枚で洗濯物を干すのが終わる。
自分含めでかい図体な上に暑がりな男共が6人もいては洗濯物ひとつでかなり時間がかかる。
バージルはやっと終わるのかと思い、ホッと一息吐きだした。
バージルが小さく笑みをこぼすその遥か上。
空の彼方がキラリと光ったかと思うと、こちらに向かって何かが大量に落ちてきた。
┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛┣ ゛!!
ドラゴンポケモンの技、『りゅうせいぐん』でも落ちたのかと思う勢い。
バ「何事だっ!?」
「フィッ!」
百科事典のような分厚い本がドサドサと落ち、ついで見たこともないきのみやらマカロンのようなもの、何に使うかわからないものも、大量に落っこちてきた。
バージルも鈴も間一髪避けたが、そばにあった物干し竿はひとたまりもない。
下敷きになり、すぐ見えなくなった。
みるみる内に積み上がるよくわからない物体X。
鈴は目を見開いてそれらを見つめた。
落ちてきたこの物たち、鈴には見覚えのある物ばかりだったからだ。
バッと落ちてきた方角……上空を確認するも、自身の技による眩しい朝日が照らすばかりで、特に変わったところは感じられない。
あっと言う間に、山となってしまったそれ。
まるでシンオウ地方のくろがねシティという町にあるボタ山のようだ。
バ「これは一体……?」
口をあんぐり開けて、上から下まで見ていくバージル。
……と、重大な問題に気がついた。
せっかく干した洗濯物が、物干し竿ごとすべて埋まってしまっている。
地に落ちて汚れた自身のシャツが隙間からちらりと見えた。
バ「ククッ……洗い直し、か……」
ワナワナと震える。
バ「ダァーーーイ!!」
暖かな陽光の降り注ぐ中、バージルの叫びが虚しく響いた。
***
「 …… フィ」
“ 何か ” くる。
鈴はそう感じた。
実をいうと鈴は、ずいぶん前から『みらいよち』をしていた。
この世界がどんな世界なのかまったくわからなかったので、念のためこの世界に落ちてすぐに唱えたのだが、それが今頃になって返ってくるとはその時は思いもしなかった。
すぐ傍ではバージルが大量の洗濯物を干している。
鈴は『あさのひざし』という技を使うことで、このあたり一帯を日の光で満たし、洗濯物を乾きやすくする手伝いをしていた。
あと一枚で洗濯物を干すのが終わる。
自分含めでかい図体な上に暑がりな男共が6人もいては洗濯物ひとつでかなり時間がかかる。
バージルはやっと終わるのかと思い、ホッと一息吐きだした。
バージルが小さく笑みをこぼすその遥か上。
空の彼方がキラリと光ったかと思うと、こちらに向かって何かが大量に落ちてきた。
┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛ ┣ ゛┣ ゛!!
ドラゴンポケモンの技、『りゅうせいぐん』でも落ちたのかと思う勢い。
バ「何事だっ!?」
「フィッ!」
百科事典のような分厚い本がドサドサと落ち、ついで見たこともないきのみやらマカロンのようなもの、何に使うかわからないものも、大量に落っこちてきた。
バージルも鈴も間一髪避けたが、そばにあった物干し竿はひとたまりもない。
下敷きになり、すぐ見えなくなった。
みるみる内に積み上がるよくわからない物体X。
鈴は目を見開いてそれらを見つめた。
落ちてきたこの物たち、鈴には見覚えのある物ばかりだったからだ。
バッと落ちてきた方角……上空を確認するも、自身の技による眩しい朝日が照らすばかりで、特に変わったところは感じられない。
あっと言う間に、山となってしまったそれ。
まるでシンオウ地方のくろがねシティという町にあるボタ山のようだ。
バ「これは一体……?」
口をあんぐり開けて、上から下まで見ていくバージル。
……と、重大な問題に気がついた。
せっかく干した洗濯物が、物干し竿ごとすべて埋まってしまっている。
地に落ちて汚れた自身のシャツが隙間からちらりと見えた。
バ「ククッ……洗い直し、か……」
ワナワナと震える。
バ「ダァーーーイ!!」
暖かな陽光の降り注ぐ中、バージルの叫びが虚しく響いた。
