もふもふ達、家出する?
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そうと決まればさっそく出掛けよう!と扉に手を伸ばすと、それは反対から開けられてしまった。
開いた先ではヘテロクロミアの瞳と目が合う。
レディだった。
若「ゲッ!レディ!?」
レ「何よ、人の顔見て開口一番にゲッ!はないでしょ」
「フィア!」
そうですよ!というかのように、レディの足元にはドレアムの姿があった。
レ「ふふ、イイコねドレアム」
レディはドレアムを抱き上げると、カリカリと首の付近をかいてやった。
ドレアムは気持ち良さそうに、その身をレディに委ねている。
レ「ドレアムは私のために綺麗な花束を届けてくれたのよ。アンタ達もたまにはそれくらいしてくれたっていいんじゃない?」
髭「どうみても男勝りなレディを、俺達が女扱いできるわけねぇだろが」
レ「……ダンテ、またやられたい?」
レディの武器が、というよりドレアムの頭の葉が輝く。
お得意のリーフブレードだ。
髭「もう勘弁してくれ」
レディ達のさらに後ろから顔を覗かせたのは髭。
髭はボロボロにところどころ切れている服を身に纏い、腕にティナを抱き抱えている。
言動から察するにレディに暴言でも吐いたか、すでにドレアムに散々攻撃を受けた後のよう。
あごに生えた無精髭を、じょーりじょーりと弄って遊ぶティナを撫でてやりながら、髭は苦笑した。
バ「戻ったぞ」
さらに後ろから、バージルが顔を覗かせた。
髭を閻魔刀の柄でぐりぐりと押し退け、中へ入る。
なんと強引ぐまいうぇい!
バ「髭、邪魔だどけ」
髭「いてっいてぇよ、オニイチャン」
バ「俺は貴様のような弟を持ったことはない」
一刀両断!
初「ネロと一緒に悪魔退治行ったんじゃなかったのか?」
バ「あいつは買うものがあるらしく俺は先に帰ってきただけだ。……受けとれ」
サラッと言って返すバージルは、傍らに抱えていたものを2代目、初代、若に投げて寄越した。
2「……鈴」
初「リアラ?」
若「おわっと!ディーヴァじゃねぇか」
投げて寄越されたのは、はげそうなほど心配してやまなかったブイズ達だった。
2代目の抱える鈴は、2代目の腕の中でスヤスヤと眠っている。
初代が受け取ったリアラは、わけもわからずただ、きょとんと初代を見上げるばかり。
そして若が抱き締めるディーヴァは、髭ほどとは言わずともところどころポロボロ。
本人も目を潤ませて腕の中で震えている。
2「なぜバージルが?」
バ「帰り道で拾った」
そう言うバージルはムスッとした表情のフォルテを抱えている。
フォルテは物のような扱いで抱えられているからでなく、何か違う理由で不貞腐れているようだ。
バ「まず鈴」
びし!
と2代目が抱えている鈴を指を差すバージル。
鈴は小さく身じろぎをして起き、寝惚け眼でバージルを見た。
バ「鈴はリアラと同じ場所にいた。そしてリアラの歌を子守唄代わりに眠っていた」
鈴はリアラを見つけに行ったのだが、木乃伊とりが木乃伊になるような結果を招いたようだ。
バ「もしかしたらポケモン達の歌には催眠効果があるのかもしれん。リアラの歌の周りでは他の動物も眠っていた」
初「へー、いつか聞かせてくれな、リアラ」
「シアッ」
笑顔で返事するリアラを初代はゆっくりと撫でた。
バ「次に、ディーヴァ」
ディーヴァは勢いよく自分に合わせられたバージルの指先を見て、ビクッと怯えた。
バ「ディーヴァはゴミ捨て場に隠れていた。聞き覚えのある鳴き声が聞こえたので行ってみれば案の定……というわけだ。その辺のカラスにでもいじめられたのだろう、黒い羽が落ちていた」
肯定の意だろう、ディーヴァは若の胸にすりよって首を何度も縦に振った。
ちなみに。
いつの間にやら、若はキチンと着衣済みなので読者の皆様は安心してほしい。
開いた先ではヘテロクロミアの瞳と目が合う。
レディだった。
若「ゲッ!レディ!?」
レ「何よ、人の顔見て開口一番にゲッ!はないでしょ」
「フィア!」
そうですよ!というかのように、レディの足元にはドレアムの姿があった。
レ「ふふ、イイコねドレアム」
レディはドレアムを抱き上げると、カリカリと首の付近をかいてやった。
ドレアムは気持ち良さそうに、その身をレディに委ねている。
レ「ドレアムは私のために綺麗な花束を届けてくれたのよ。アンタ達もたまにはそれくらいしてくれたっていいんじゃない?」
髭「どうみても男勝りなレディを、俺達が女扱いできるわけねぇだろが」
レ「……ダンテ、またやられたい?」
レディの武器が、というよりドレアムの頭の葉が輝く。
お得意のリーフブレードだ。
髭「もう勘弁してくれ」
レディ達のさらに後ろから顔を覗かせたのは髭。
髭はボロボロにところどころ切れている服を身に纏い、腕にティナを抱き抱えている。
言動から察するにレディに暴言でも吐いたか、すでにドレアムに散々攻撃を受けた後のよう。
あごに生えた無精髭を、じょーりじょーりと弄って遊ぶティナを撫でてやりながら、髭は苦笑した。
バ「戻ったぞ」
さらに後ろから、バージルが顔を覗かせた。
髭を閻魔刀の柄でぐりぐりと押し退け、中へ入る。
なんと強引ぐまいうぇい!
バ「髭、邪魔だどけ」
髭「いてっいてぇよ、オニイチャン」
バ「俺は貴様のような弟を持ったことはない」
一刀両断!
初「ネロと一緒に悪魔退治行ったんじゃなかったのか?」
バ「あいつは買うものがあるらしく俺は先に帰ってきただけだ。……受けとれ」
サラッと言って返すバージルは、傍らに抱えていたものを2代目、初代、若に投げて寄越した。
2「……鈴」
初「リアラ?」
若「おわっと!ディーヴァじゃねぇか」
投げて寄越されたのは、はげそうなほど心配してやまなかったブイズ達だった。
2代目の抱える鈴は、2代目の腕の中でスヤスヤと眠っている。
初代が受け取ったリアラは、わけもわからずただ、きょとんと初代を見上げるばかり。
そして若が抱き締めるディーヴァは、髭ほどとは言わずともところどころポロボロ。
本人も目を潤ませて腕の中で震えている。
2「なぜバージルが?」
バ「帰り道で拾った」
そう言うバージルはムスッとした表情のフォルテを抱えている。
フォルテは物のような扱いで抱えられているからでなく、何か違う理由で不貞腐れているようだ。
バ「まず鈴」
びし!
と2代目が抱えている鈴を指を差すバージル。
鈴は小さく身じろぎをして起き、寝惚け眼でバージルを見た。
バ「鈴はリアラと同じ場所にいた。そしてリアラの歌を子守唄代わりに眠っていた」
鈴はリアラを見つけに行ったのだが、木乃伊とりが木乃伊になるような結果を招いたようだ。
バ「もしかしたらポケモン達の歌には催眠効果があるのかもしれん。リアラの歌の周りでは他の動物も眠っていた」
初「へー、いつか聞かせてくれな、リアラ」
「シアッ」
笑顔で返事するリアラを初代はゆっくりと撫でた。
バ「次に、ディーヴァ」
ディーヴァは勢いよく自分に合わせられたバージルの指先を見て、ビクッと怯えた。
バ「ディーヴァはゴミ捨て場に隠れていた。聞き覚えのある鳴き声が聞こえたので行ってみれば案の定……というわけだ。その辺のカラスにでもいじめられたのだろう、黒い羽が落ちていた」
肯定の意だろう、ディーヴァは若の胸にすりよって首を何度も縦に振った。
ちなみに。
いつの間にやら、若はキチンと着衣済みなので読者の皆様は安心してほしい。
