もふもふ達、家出する?
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初代も若もたった今の戦いが嘘のようだった。
若「初代、帰って来たんだな。イチゴは買ったか?」
初「ああ、もちろんだ」
この状態でも、会話は至って普通。
初代と若は、装備から外した互いの得物を肩へとかけ、向かい合った。
若「あ゙~……肩こったけど、けっこう涼しかったァー!!」
初「お前、何で氷の中なんかにいたんだ?まあ、リアラを怒らせたんだろうけど」
伸びをして凝り固まった筋肉を動かし、若はケロリと言った。
若「いやぁ~、タオル一丁で後ろから抱き締めたらさ、リアラがな……。しかも、一緒に抱き締めてたディーヴァには逃げられちまった」
初「怖かったんだろ。かわいそうにな」
ディーヴァは鈴も言うように怖がり。
後ろから変態に襲われて怖かったから逃げてしまったのに違いないだろう……。
そして、それが原因で凍り漬けにされてしまったらしい。
変態に対する正当防衛としては、まあ……妥当だろう。
初「他のブイズはどうした」
リアラとディーヴァ以外の4匹の動向が非常に気になるところだ。
しかし、若から返ってきた返答は『知らない』のひとことのみ。
若「つーか、ドレアムとフォルテとティナは元々いなかったぜ」
初「そうなのか……ん?なんだこれ」
初代が何やら書いてある紙を見つけた。
いつもブイズ達に与えている意思疏通用の紙のようだ。
誰が書いたのかわかるように文末に前足のスタンプを押すことになっているのだが、それによると書いたのは鈴。
初「何々……?」
鈴の文字はとても読みやすく、若よりも綺麗だ。
今回も読みやすい文字であることだろう……と、そう思っていたのだが。
初「なっ……!」
若「よ、読めねぇぇぇえ!!」
初代、絶句。
わきから覗き込んだ若は叫ぶ始末。
紙には急いでいたのであろう、走り書きのようにぐちゃぐちゃな筆記体がまるでミミズのようにのたうち回る。
初代と若は試しにさかさまにしてみても、その書き置きを読むことはできなかった。
読める範囲の文字だと言うのに、残念かな。この人たちの読解力は皆無だった。
初「……きっと鈴は怒ってるんだ」
ボソッと初代が呟く。
初「昨日、若が鈴のイチゴを奪ったから……」
若「なっ……!奪ったんじゃねえ!もらったんだ!それにたったの数個だっつの!それを言うなら今朝、初代が鈴の尻尾を踏んだからだろ!」
初「俺だってわざと踏んだわけじゃないぜ!?間違えて踏んじまったんだ!」
あーらら。
大の男が、醜く罪の擦り合いをしてますよ。
と、そこで若がひとつ思い当たる見解に辿り着いた。
若「あ。2代目がよく鬼になってブイズにカツを入れてたよな。……アレじゃね?」
初「確かにな」
鬼というよりは、悪魔だと思うが。
若「初代、帰って来たんだな。イチゴは買ったか?」
初「ああ、もちろんだ」
この状態でも、会話は至って普通。
初代と若は、装備から外した互いの得物を肩へとかけ、向かい合った。
若「あ゙~……肩こったけど、けっこう涼しかったァー!!」
初「お前、何で氷の中なんかにいたんだ?まあ、リアラを怒らせたんだろうけど」
伸びをして凝り固まった筋肉を動かし、若はケロリと言った。
若「いやぁ~、タオル一丁で後ろから抱き締めたらさ、リアラがな……。しかも、一緒に抱き締めてたディーヴァには逃げられちまった」
初「怖かったんだろ。かわいそうにな」
ディーヴァは鈴も言うように怖がり。
後ろから変態に襲われて怖かったから逃げてしまったのに違いないだろう……。
そして、それが原因で凍り漬けにされてしまったらしい。
変態に対する正当防衛としては、まあ……妥当だろう。
初「他のブイズはどうした」
リアラとディーヴァ以外の4匹の動向が非常に気になるところだ。
しかし、若から返ってきた返答は『知らない』のひとことのみ。
若「つーか、ドレアムとフォルテとティナは元々いなかったぜ」
初「そうなのか……ん?なんだこれ」
初代が何やら書いてある紙を見つけた。
いつもブイズ達に与えている意思疏通用の紙のようだ。
誰が書いたのかわかるように文末に前足のスタンプを押すことになっているのだが、それによると書いたのは鈴。
初「何々……?」
鈴の文字はとても読みやすく、若よりも綺麗だ。
今回も読みやすい文字であることだろう……と、そう思っていたのだが。
初「なっ……!」
若「よ、読めねぇぇぇえ!!」
初代、絶句。
わきから覗き込んだ若は叫ぶ始末。
紙には急いでいたのであろう、走り書きのようにぐちゃぐちゃな筆記体がまるでミミズのようにのたうち回る。
初代と若は試しにさかさまにしてみても、その書き置きを読むことはできなかった。
読める範囲の文字だと言うのに、残念かな。この人たちの読解力は皆無だった。
初「……きっと鈴は怒ってるんだ」
ボソッと初代が呟く。
初「昨日、若が鈴のイチゴを奪ったから……」
若「なっ……!奪ったんじゃねえ!もらったんだ!それにたったの数個だっつの!それを言うなら今朝、初代が鈴の尻尾を踏んだからだろ!」
初「俺だってわざと踏んだわけじゃないぜ!?間違えて踏んじまったんだ!」
あーらら。
大の男が、醜く罪の擦り合いをしてますよ。
と、そこで若がひとつ思い当たる見解に辿り着いた。
若「あ。2代目がよく鬼になってブイズにカツを入れてたよな。……アレじゃね?」
初「確かにな」
鬼というよりは、悪魔だと思うが。
