もふもふ達、家出する?
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少し前に起きた若は、今シャワーを浴びている真っ最中だった。
お色気シーンキタコレ!
ちょっとカメラさん、もう少し下を映せ!!
……と、冗談はさておき。
若「ん……?誰か歌ってるのか……?」
蛇口をひねり、シャワーを止めるとポタリ、ポタリと雫が髪から落ちていく。
水滴の落ちる音をメトロノームがわりに、事務所の方角から何やら歌が聞こえた。
気になった若は軽くタオルで水気をふき取ると、すぐにシャワールームを後にした。
歌が聞こえる。
事務所に近づくにつれ、はっきりと聞こえる。
声でなんとなくわかったが、ドアを開けてそっと覗くとそこにはリアラとディーヴァが仲良く寄り添い合って歌っているのが見えた。
歌に熱中しているようで、こちらにはまったく気が付いていない。
若はゆっくり抜き足差し足忍び足で近づくと……。
若「よっ!お前ら歌上手いなっ!!」
いきなりガバッと抱きしめた。
「!」
「ブイイイッ!!」
リアラは驚きながらも声を押しとどめて無言だったが、ディーヴァは心臓の飛び出る思いで声を出さないままでいられなかった。
若「イイ反応だ♪」
すぐに解放されて見上げた先にいたのは若。
抱きしめられることでかなり驚いたのだが、まだもう一回驚くことになってしまった。
「シ、シアアア……!」
見上げた若は腰に小さなタオルを巻いただけの露出狂と化していたのだ。
もちろんブイズは背が低いので、まかり間違えはその中身が下から見えてしまう。
何かが限界突破したらしいディーヴァが逃げるのは誰よりも早かった。
さすがは特性『にげあし』だ。
「ブーイィィ~~~!!」
いーーーやーーー変態こわいーーー!
泣きながら入り口のドアを吹き飛ばして、ディーヴァは外へと飛び出して行ってしまった。
エコーがかかるその叫びが遠のき消えると共に、リアラの周りの気温が急激に下がる。
しかし若はそのことにも気が付かず、のんびりとディーヴァの消えた先を見た。
若「おいおい、ディーヴァはどこに向かったんだ?」
ディーヴァがどこかに行ってしまったのは貴方のせいです。
先ほどまでは恥ずかしさでいっぱいだったのだが、徐々にその気持ちが落ち着いて今では逆に怒りが沸いてきたリアラ。
若がその怒りのオーラに気が付いた時は遅かった。
「シアー!!」
天誅!!
『つららばり』と『ふぶき』が若に炸裂!
元のリアラだったとしたら『アイシクル』と『ダイヤモンド・ダスト』、といったところか。
しかし今はブイズ状態だ。
叫ぶことすらままならず、雪だるま&氷のハリネズミ状態となった若は、地に沈んでからカチカチに凍り付いた。
冷たい視線で若だったモノに目を向けると、ディーヴァを探しにいくべくして自身も外へとスタスタ歩き出すリアラだった。
お色気シーンキタコレ!
ちょっとカメラさん、もう少し下を映せ!!
……と、冗談はさておき。
若「ん……?誰か歌ってるのか……?」
蛇口をひねり、シャワーを止めるとポタリ、ポタリと雫が髪から落ちていく。
水滴の落ちる音をメトロノームがわりに、事務所の方角から何やら歌が聞こえた。
気になった若は軽くタオルで水気をふき取ると、すぐにシャワールームを後にした。
歌が聞こえる。
事務所に近づくにつれ、はっきりと聞こえる。
声でなんとなくわかったが、ドアを開けてそっと覗くとそこにはリアラとディーヴァが仲良く寄り添い合って歌っているのが見えた。
歌に熱中しているようで、こちらにはまったく気が付いていない。
若はゆっくり抜き足差し足忍び足で近づくと……。
若「よっ!お前ら歌上手いなっ!!」
いきなりガバッと抱きしめた。
「!」
「ブイイイッ!!」
リアラは驚きながらも声を押しとどめて無言だったが、ディーヴァは心臓の飛び出る思いで声を出さないままでいられなかった。
若「イイ反応だ♪」
すぐに解放されて見上げた先にいたのは若。
抱きしめられることでかなり驚いたのだが、まだもう一回驚くことになってしまった。
「シ、シアアア……!」
見上げた若は腰に小さなタオルを巻いただけの露出狂と化していたのだ。
もちろんブイズは背が低いので、まかり間違えはその中身が下から見えてしまう。
何かが限界突破したらしいディーヴァが逃げるのは誰よりも早かった。
さすがは特性『にげあし』だ。
「ブーイィィ~~~!!」
いーーーやーーー変態こわいーーー!
泣きながら入り口のドアを吹き飛ばして、ディーヴァは外へと飛び出して行ってしまった。
エコーがかかるその叫びが遠のき消えると共に、リアラの周りの気温が急激に下がる。
しかし若はそのことにも気が付かず、のんびりとディーヴァの消えた先を見た。
若「おいおい、ディーヴァはどこに向かったんだ?」
ディーヴァがどこかに行ってしまったのは貴方のせいです。
先ほどまでは恥ずかしさでいっぱいだったのだが、徐々にその気持ちが落ち着いて今では逆に怒りが沸いてきたリアラ。
若がその怒りのオーラに気が付いた時は遅かった。
「シアー!!」
天誅!!
『つららばり』と『ふぶき』が若に炸裂!
元のリアラだったとしたら『アイシクル』と『ダイヤモンド・ダスト』、といったところか。
しかし今はブイズ状態だ。
叫ぶことすらままならず、雪だるま&氷のハリネズミ状態となった若は、地に沈んでからカチカチに凍り付いた。
冷たい視線で若だったモノに目を向けると、ディーヴァを探しにいくべくして自身も外へとスタスタ歩き出すリアラだった。