もふもふ達、おいたする
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
鈴のサイケ光線やサイコキネシス、ドレアムのエナジーボールやソーラービーム、フォルテのマジカルシャインやムーンフォース、リアラのれいとうビームやふぶき……それぞれの得意技がぶつかり合う。
部屋の中ではあちこちで爆風が吹き荒れ、家具までも吹き飛び、しっちゃかめっちゃかな状態になっていた。
それでも止まらず、戦闘に参加していないティナもその嵐の中で楽しげにはしゃいでいる。
「エフィー!」
「リフィィ!」
「ニンフィ!」
「レイシャ!」
そしてとうとう、その強力な技同士がいっぺんにぶつかり合う。
今までで一番大きな爆発が起こり、それぞれの体を爆風で吹き飛ばした。
チュドーン!どむーん!!
砂煙が舞い終わってそこに広がるのは全壊……とまではいかなかったが半壊した事務所の、なれの果て。
その様子によってようやく周りの様子に気が付く鈴。
他のブイズは頭に血が登っているままなのか、まだ周りには気を配っていない。
「ふぃ、ふぃ~……」
こ……これは……一体どういうことなの!?
視界に映る事務所は、鈴が参加する前からすごい状態ではあったがさらにすごいことになっていた。
自分とティナ、部屋中がインクで汚れ、周りの物は壊れて家具は倒れ、ガラスも割れてしまって、そこかしこに穴さえ空いていた。
そしてビリビリと破れたカーテンがむなしくはためいている。
まるで、竜巻やら台風でも直撃したあとかのような状態だ。
あの事務所がどうやったらここまでひどい状態になるのか、数時十分前の自分に聞いてみたい。
これは……大変だ!
自分もやったことではあるのだが、このとんでもない惨状を目にしてあわてる鈴。
これ以上続けては半壊だけでは済まない。
本気で事務所が全壊してしまう!
しかし、止めようにも他のブイズ達からの邪魔が入る。
無理に止めようと思えば止められるが、それは最大パワーのサイコキネシスを使わなくてはならない。
ここのブイズで一番強いのは鈴だ。
そんな超強力なサイコキネシスを使っては、みんなが倒れてしまうかもしれない。
しかし……。
背に腹は代えられない。
鈴は目をぎゅっとつぶると力を溜め、額の赤い珠が強く光り輝かせる。
いい加減に……しなさぁい!!
「エェ―――フィィ――ッ!!」
最大パワーのサイコキネシス発動!
それによって、ドレアムもフォルテもリアラもティナも……その場のすべてのブイズの動きは超能力で止まり、地に伏した。
くぐもった声を吐き出しながら、鈴以外の4匹がプルプルと体を震わせてゆっくりと起き上がる。
「フィ!」
見なさい!これ私達がやったことよ!
ちょっと疲れたのか、息を荒くした鈴はそう言って皆に周りを確認させた。
鈴のその言葉に周りをゆっくりと視界に映すブイズ達。
そこにはティナさえも青ざめる惨状が広がっていた。
ところで……末の妹たるディーヴァはどこへ?
みんなの疑問が1つになったが、今はそれよりもこの惨状をどうするかである。
背後ではかろうじて垂れ下がっていた照明がガシャンと落ちて壊れた。
その場のブイズ達は静寂が場を包む中、苦笑いをする他なかった。
部屋の中ではあちこちで爆風が吹き荒れ、家具までも吹き飛び、しっちゃかめっちゃかな状態になっていた。
それでも止まらず、戦闘に参加していないティナもその嵐の中で楽しげにはしゃいでいる。
「エフィー!」
「リフィィ!」
「ニンフィ!」
「レイシャ!」
そしてとうとう、その強力な技同士がいっぺんにぶつかり合う。
今までで一番大きな爆発が起こり、それぞれの体を爆風で吹き飛ばした。
チュドーン!どむーん!!
砂煙が舞い終わってそこに広がるのは全壊……とまではいかなかったが半壊した事務所の、なれの果て。
その様子によってようやく周りの様子に気が付く鈴。
他のブイズは頭に血が登っているままなのか、まだ周りには気を配っていない。
「ふぃ、ふぃ~……」
こ……これは……一体どういうことなの!?
視界に映る事務所は、鈴が参加する前からすごい状態ではあったがさらにすごいことになっていた。
自分とティナ、部屋中がインクで汚れ、周りの物は壊れて家具は倒れ、ガラスも割れてしまって、そこかしこに穴さえ空いていた。
そしてビリビリと破れたカーテンがむなしくはためいている。
まるで、竜巻やら台風でも直撃したあとかのような状態だ。
あの事務所がどうやったらここまでひどい状態になるのか、数時十分前の自分に聞いてみたい。
これは……大変だ!
自分もやったことではあるのだが、このとんでもない惨状を目にしてあわてる鈴。
これ以上続けては半壊だけでは済まない。
本気で事務所が全壊してしまう!
しかし、止めようにも他のブイズ達からの邪魔が入る。
無理に止めようと思えば止められるが、それは最大パワーのサイコキネシスを使わなくてはならない。
ここのブイズで一番強いのは鈴だ。
そんな超強力なサイコキネシスを使っては、みんなが倒れてしまうかもしれない。
しかし……。
背に腹は代えられない。
鈴は目をぎゅっとつぶると力を溜め、額の赤い珠が強く光り輝かせる。
いい加減に……しなさぁい!!
「エェ―――フィィ――ッ!!」
最大パワーのサイコキネシス発動!
それによって、ドレアムもフォルテもリアラもティナも……その場のすべてのブイズの動きは超能力で止まり、地に伏した。
くぐもった声を吐き出しながら、鈴以外の4匹がプルプルと体を震わせてゆっくりと起き上がる。
「フィ!」
見なさい!これ私達がやったことよ!
ちょっと疲れたのか、息を荒くした鈴はそう言って皆に周りを確認させた。
鈴のその言葉に周りをゆっくりと視界に映すブイズ達。
そこにはティナさえも青ざめる惨状が広がっていた。
ところで……末の妹たるディーヴァはどこへ?
みんなの疑問が1つになったが、今はそれよりもこの惨状をどうするかである。
背後ではかろうじて垂れ下がっていた照明がガシャンと落ちて壊れた。
その場のブイズ達は静寂が場を包む中、苦笑いをする他なかった。